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【巨人】岡本、プエルトリコでメンタルスイッチ習得中!

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↑プエルトリコのウィンターリーグに参戦中の岡本。打撃も守備もただいま武者修行中

ウィンターリーグが行われているプエルトリコに派遣された巨人・岡本和真内野手(20)が6日、スポーツ報知のインタビューに応じ、メンタル面での成長を誓った。10月27日に日本を出発してから1か月以上が経過。野球の技術以上に、他国選手の気持ちの切り替えの早さや、ミスを引きずらないことなどに衝撃を受けた。元楽天のケーシー・マギー内野手(34)=タイガース=の加入で三塁の定位置争いは激化しているが、プエルトリコで充実の日々を送っている。

 日本を飛び立ってから約1か月。日本から約1万3000キロ離れた、カリブ海に浮かぶプエルトリコでの生活には意外にもすんなりとなじむことができた。

 「楽しいですしいい環境。ご飯もおいしい。(所属するヒガンテス・デ・カロリナの)チームの雰囲気が日本とは違う」

 一方で、野球では日本との違いにとまどいもあった。日本では自身にめったにないバントのサインも出た。

 「チャンスでもバントのサインが出ることがあった。僕も2、3回バントのサインが出た。日本ではまだやったことがなかったのでビックリした。こっちは4番でもバントをしている」

 ここまで、25試合に出場。リーグには米メジャー、ジャイアンツで09年にノーヒットノーランを達成するなどメジャー通算39勝を挙げたジョナサン・サンチェス投手らも所属していて、レベルは高い。

 「プエルトリコだから大したことないと思っている方もいるかもしれないけど、想像よりもバッターもピッチャーもレベルが高い。特にバッターですね。体つきが全然違う。僕(184センチ、96キロ)で普通くらい。ピッチャーも、特に動いている球とか、めっちゃ球が速いとかそういうわけではないけど、全体的にレベルが高い」

 1日からはソフトバンク・松坂もチームに合流。知名度の高さには驚いた。

 「僕はまだ、あいさつくらいしかさせていただいていませんが、松坂さんはプエルトリコでもすごい人気。たくさんのファンからサインを求められていた」

 ここまで自身は81打数17安打で打率は2割1分。本塁打は0で長打も6本の二塁打だけだ。

 「外野の頭を越えることが少ない。まだまだ僕のレベルが低いということ。特に単打が多いとかホームランがない、長打が少ないということは気にしていない」

 自慢のパワーが影を潜めているようにも感じるが、決して不調に陥っているわけではない。

 「最後までボールを手元に引きつけて強く振って、ライナーを飛ばすことを意識している。センター、ライトを中心に」

 チームの練習は短期集中型。岡本は積極的にアーリーワークを行って、日本での練習量を保っている。

 「練習は短い。試合前は1時間もかからないくらいで終わってしまうこともある。だからしっかりアーリーをやっている。僕以外でやっている人もいる」

 日本とプエルトリコではグラウンド外の方が、大きな違いを感じている。

 「みんな気持ちのスイッチの切り替えがすごい。ベンチの裏ではみんなワイワイしています」

 来季へ向けてはメンタル面での成長を課題に挙げる。チームはここまで11勝16敗で5チーム中4位。黒星が先行し、波に乗れないが暗い雰囲気になることはない。

 「来年に生かせるようにみんなのことをよく見て勉強している。技術というよりもメンタル的な部分。みんな打てなかったり、負けたりして叫んでいる人もいるけど、守備は守備、とか、すぐスイッチが変わる。次の日になるとめっちゃ元気になってる。引きずらないところはすごい。コーチにはすごくシンプルに考えるようによく言われる」

 岡本が日本にいぬ間に、一、三塁を主戦場とするマギーの加入が決定。村田、マギーとの争いとなる三塁の定位置奪取はさらに厳しいものとなった。

 「(巨人情報は)あまり入ってはこないけど、ネットニュースとかにのっていることは一応、見ている。(マギー加入も)それは僕にはあまり関係ないことです。そんなことよりも自分のことを精いっぱいやって、自分がもっとできるように頑張ってやっていくだけ」

 29日までリーグ戦は続くが、今月下旬には帰国予定。残された試合は10試合もない。今季は春季キャンプからレギュラー獲得の期待をかけられながら出場は3試合だけ。3年目へ向けて心身ともに更なる成長を遂げるため、汗を流す。

【オリックス】T―岡田、3年契約年俸1億円プラス出来高でサイン「金額に恥じない成績を」

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↑3年契約でサインしたT-岡田

 オリックス・T―岡田外野手(28)が8日、ほっと神戸内で契約更改交渉に臨み、来季から3年契約の年俸1億円プラス出来高払いでサインした。

 今季は123試合で打率2割8分4厘、20本塁打、76打点。プロ12年目で初めて大台に到達し「(1億円は)ひとつの目標でもあった。この金額に恥じない成績を残したい」と表情を引き締めた。順調なら来季中に国内FA権を取得。新たに選手会長を務める生え抜きの大砲は「糸井さんが抜けた穴を全員でカバーしないと。そうすることでチームワークも生まれる。年上、年下にかかわらず(意見を)言っていけるチームにしたい」と決意を新たにした。

 中継ぎで自己最多となる50試合に登板した海田智行投手(29)は、1150万円増の3600万円でサイン。「5回、6回を投げる投手の評価をしてほしい」とセットアッパーへつなぐ役割の重要性を訴えかけ、交渉中に増額を勝ち取った。来季も50試合以上の登板を目標に掲げた左腕。「7回を任せたい、と言われる投手を目指していく」と意気込んだ。

巨人現職コーチ独断予想「プロテクト28人外れるのは?」

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大補強でチームを離れるのは誰になるのか。巨人は今オフ、FAで山口俊投手(29=前DeNA)と森福允彦投手(30=前ソフトバンク)の獲得に成功。残る陽岱鋼外野手(29=日本ハムからFA)の獲得も決定的な情勢となっている。ただ、年俸Bランク以上の山口俊と陽岱鋼に関しては、旧所属球団への人的補償が発生する。「巨人が守る28人」は、どんな顔ぶれか。ファン注目のプロテクトリストを巨人の現職コーチが大予想した。

 FA補強と人的補償の問題は切り離せない。森福に関してはソフトバンクでの年俸が「Cランク」にあたることから補償の必要はないが「Bランク」とされる山口俊の場合は、旧所属球団に対し、金銭補償(旧年俸の40%)、及び人的補償(金銭補償を選択の場合は旧年俸の20%)が必要となる。

 山口俊と同じ「Bランク」の陽岱鋼を獲得した場合も、日本ハムに対して同様の補償が発生する。ただ、陽岱鋼に関しては正式な獲得発表前でもあることから、まず今回は、山口俊獲得で巨人がプロテクトした28人を予想。チーム事情を知る現職のXコーチは実際にリスト作成には関わっていないものの“リスト予想”を依頼すると、下の別項のような顔ぶれとなった。

 まずは投手15人について、Xコーチの解説はこうだ。

「投手層に不安があるDeNAに対して、投手を厚めにプロテクトするのは当然。内海、山口(鉄)、杉内らベテランの扱いは難しいが、外すのは怖い。中川、与那原はホープ。桜井は外してもいい気がするが、さすがに今年のドラ1だからね…。小山が抜けたし、実績的には江柄子あたりが目玉になるんじゃないか」

 捕手の選択は頭を悩ませたという。

「DeNAは戸柱という若いレギュラーがいて、高城や黒羽根もいる。必要性は低いだろうから、阿部と小林だけでもいいかと思うが…。阿部が一塁に専念するなら、実松は必要。秋季キャンプでは宇佐見の現場評が高かったし、球団が若手を重視するなら守っているのでは」

 野手に関しては、かつての主力級も続々と“リスト漏れ”した。

「片岡は今のチーム内での立場から、外れても驚きはない。山本、重信はルーキーだから一応。橋本(到)、立岡、中井、辻あたりの選択が難しいところだね」

 では、もしもXコーチがDeNA側なら誰を選ぶのか。

「立岡、中井あたりが外れているなら魅力だが、やっぱり必要なのは投手だろう。即戦力なら江柄子。若手なら今村、平良あたりが無難な選択じゃないかな」

 DeNA・高田GMは「将来性ある若手や、すぐにチームの戦力になる選手がいれば、もちろん獲得する」としているが…。ファンのみならず、球団内でも注目の的となっている“プロテクト論争”。結果は年内には判明しそうだ。

【投手】◎菅野、◎内海、◎田口、◎澤村、◎大竹寛、◎山口鉄、◎吉川光、◎戸根、◎田原、◎宮国、◎中川、○杉内、○与那原、○高木、△桜井(15人)

【捕手】◎阿部、◎小林、○実松、△宇佐見(4人)

【内野手】◎坂本、◎村田、◎岡本、△山本(4人)

【外野手】◎長野、◎亀井、○重信、○石川、△橋本到(5人)

【リスト外の主な選手】△今村、△平良、西村、長谷川、江柄子、△相川、△片岡、△立岡、△辻、中井、寺内、吉川大、松本、脇谷、和田、藤村

※◎印は確実、○印は濃厚、△は微妙、無印はプロテクト外濃厚

やがて愛の日が

プロ野球 コリジョンルールを詳しく解説した貴重な動画 1と2

【日本ハム】大谷、メジャー年俸制限も「僕には関係ない、僕の気持ちは来年日本一」

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↑取材先の都内ホテルで笑顔を見せる日本ハム・大谷

 来季終了後にもポスティングシステムによるメジャー挑戦の意向を持つ日本ハム・大谷翔平投手(22)が9日、大リーグ機構と選手会が合意した新労使協定について初めて言及。自身が来オフの23歳で渡米した場合、1年目の年俸がメジャー最低保証の約6200万円に制限されるなど厳しいものとなるが、「僕には関係ない」と話した。

 大谷が18年にメジャー移籍した場合、1年目はマイナー契約。1年目からメジャーでプレー出来るものの、来季年俸2億7000万円の二刀流男には金銭面では約2億円ダウンと厳しいものとなる。

 米国では「新労使協定が来オフの大谷のメジャー挑戦の妨げになる」と見方がある。それでも、大谷は「(新労使協定について)特に自分から言うことはないですね」と、その説を一蹴した。

 「(メジャーに)行くとか全く決めていない。行きたくなった時にファイターズは送り出してもらえますけど、僕の気持ちとしては来年日本一を取ることしか考えていない」。まずは球団初の連続日本一がかかった17年シーズンに集中する考えだ。

【巨人】陽に背番号「2」提示!日本ハムから移籍し優勝の“ガッツ”ナンバー

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↑巨人で背番号「2」が濃厚となった陽(写真は合成)

 巨人が、日本ハムから国内FA権を行使した陽岱鋼外野手(29)に対し、背番号「2」を提示していることが8日、分かった。獲得を目指していたオリックスに断りが入るなど巨人入団は決定的な状況だが、小笠原道大(現中日2軍監督)が背負ったナンバーを提示し、熱意を示した形だ。陽との交渉が合意に達した場合、現在「2」をつける脇谷亮太内野手(35)は、今季限りで引退した鈴木尚広さん(38)が背負った「12」を継承する見通しだ。

 センターライン強化のカギを握る陽岱鋼に、巨人が背番号「2」を用意した。日本ハムで13年から背負ってきた「1」は、巨人では王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の永久欠番。球界屈指の外野手に対し、複数の候補から、愛着のある「1」に最も近い数字を提示したとみられる。

 巨人の背番号「2」と言えば、古くは広岡達朗、80年代には「青い稲妻」松本匡史、90年代中盤からは元木大介らが長期にわたって背負った。最近では、日本ハムからFA移籍した小笠原道大(現中日2軍監督)が鮮烈な輝きを放った。移籍1年目の07年から打率3割1分3厘、31本塁打、88打点をマーク。06年まで4年連続V逸と低迷期にあったチームを一気に優勝へと導き、2年連続MVPに輝いた。

 まさに優勝請負人となり、その後も打線を引っ張ったガッツと同じく、陽は日本ハムから移籍を前提にFA宣言。6日には獲得に乗り出していたオリックスに断りの連絡を入れるなど、巨人入りが決定的な状況となっている。4日に正式オファーを表明した巨人は、3年総額10億円以上の好条件を提示し、背番号でさらなる熱意を示した形。入団が決まれば、かつての小笠原のようなMVP級の活躍が期待される。

 陽の獲得が決定した場合、現在2番をつける脇谷は、今季限りで現役を引退した鈴木尚広氏が背負った「12」に変更される見込み。3年ぶりに古巣に復帰した今季は右足首の骨折明けということもあり、打率1割5分7厘、0盗塁と不本意なシーズンとなった。10年に28盗塁をマークした実績もあり、来季に向けては「スピードを戻したい」と気合十分。代走の切り札として何度もチームを救い、ファンに愛された尚広さんがつけてきた「12」で再起を図る。

 陽との交渉について、巨人の堤GMは「年内にはいい報告ができれば」と話している。獲得は秒読み段階とみられ、「巨人・陽岱鋼」の年内誕生を目指している。順調に入団が決まれば、走攻守に抜群のルックスも兼ね備えた台湾のスターは、真新しい巨人の背番号「2」のユニホームに袖を通すことになりそうだ。

【中日】山井、早くも陽岱鋼に白旗…被打率10割「前後の打者抑えればいい」

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↑中日・山井

 中日・山井大介投手(38)が9日、日本ハムから巨人へのFA移籍が決定的な陽岱鋼外野手(29)に白旗を揚げた。ナゴヤ球場で自主トレ後、来季は同一リーグで対戦することになりそうな台湾出身打者を通算対戦打率10割と苦手にしている点を問われ、「10割打たれても、点が入らへんかったらええんでね。陽岱鋼とだけ対戦してる訳じゃない。彼に打たれても前後の打者を抑えればいい」と開き直って他の打者を打ち取ると宣言した。

 初対決は2012年6月10日のナゴヤドーム。小笠原(現2軍投手コーチ)を救援した山井は、1死一、三塁から、いきなり陽に左犠飛を献上した。翌11日の同カードでも左前打。14年は5月20日に札幌ドームで先発して投犠打、四球、中前打。今年は6月19日にナゴヤドームで2死三塁から中前適時打を浴びた。

 通算6打席で3打数3安打2打点。「印象にないですね」と苦笑いする一方、「新庄(剛志)さんとかぶって仕方ない」と打撃よりも派手な立ち振る舞いのイメージが強いという。それだけに勝負所、チャンスでは要警戒となるのだが「そのときの状況によって対応していかないと」と、冷静に打ち取ることを考えていく。

 さらに巨人が獲得した元楽天のケーシー・マギー内野手(34)にも興味津々だ。「(巨人は)補強やってるなあ。マギーが入って、陽岱鋼も入るとなると、打線の厚みが出ますよね。マギーはどこ守るんですか?」と報道陣に逆取材するほど。2014年に13勝5敗で最多勝と最高勝率(7割2分2厘)の2冠に輝いた右腕も、昨季は4勝12敗、今季は1勝8敗と本来の力を出せていない。先発として復権を目指す来季、重量打線を牛耳ってベテラン健在をアピールする。

芸能界引退の成宮寛貴コメント全文「複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました」

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↑成宮寛貴のコメント全文

 薬物疑惑が報じられていた俳優の成宮寛貴(34)が9日、芸能界引退を発表した。所属事務所が明らかにした。

 FAXを通じて発表した成宮のメッセージは次の通り。

 ◆成宮寛貴メッセージ全文

 全ての原因を作ったのは自分自身だと承知しております。心から信頼していた友人に裏切られ複数の人達が仕掛けた罠に落ちてしまいました。

 この仕事をする上で人には絶対に知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい、このまま間違った情報が拡がり続けることに言葉では言い表せないような不安と恐怖と絶望感に押しつぶされそうです。

 今後これ以上自分のプライバシーが人の悪意により世間に暴露され続けるとおもうと、自分にはもう耐えられそうにありません。

 今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい。今後芸能界の表舞台に立つ仕事を続けていき関係者や身内にこれ以上の迷惑をかける訳にはいかない。少しでも早く芸能界から去るしか方法はありません。

 元々何もない自分をここまで育ててくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。応援してくださったファンの皆様、こんな形で去っていく自分を許してください。

 本当にごめんなさい。そして、ありがとうございました。

 2016.12.8 成宮寛貴

押切もえとロッテ・涌井がハワイの教会で挙式、もえは自らデザインのドレス着用

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↑ハワイで挙式した押切もえ(左)とロッテ・涌井

 モデルの押切もえ(36)とプロ野球・千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手(30)が7日(日本時間8日)に、米・ハワイの教会で挙式を行った。

 押切は「たくさんの方々に支えられて今日の結婚式を迎えることができ、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。自分でデザインしたウェディングドレスを着て、愛する家族とともに笑顔溢れる一日を過ごさせていただきました。今日の感謝の気持ちをいつまでも大切にしていきたいです」とコメント。

 また涌井は「無事に挙式を挙げることが出来ました。ここまで見守っていただいた皆様に感謝の気持ちで一杯です。これからは二人で笑顔の溢れる家庭にしていきたいと考えております」とコメントを発表した。

 ◆押切 もえ(おしきり・もえ)1979年12月29日、千葉県生まれ。36歳。読者モデルを経て、2001年から雑誌「CanCam」、07年から「AneCan」の専属モデル。13年8月に25歳のモデルを主人公にした「浅き夢見し」で小説家デビュー。15年9月、油絵「咲くヨウニ」が「第100回二科展」の「絵画部」入選。身長169センチ。

 ◆涌井 秀章(わくい・ひであき)1986年6月21日、千葉・松戸市生まれ。30歳。横浜高では2003年センバツ準V、04年夏の甲子園8強。04年ドラフト1巡目で西武入団。最多勝3度(07、09、15年)、09年は沢村賞。ゴールデン・グラブ賞も3度受賞。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。13年オフにロッテへFA移籍。通算成績は352試合118勝101敗37セーブ。185センチ、85キロ。右投右打。年俸2億2000万円。

【中日】荒木、交通安全啓発イベントで自虐ネタ「ドラゴンズを見捨てないでください」

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↑愛知県警本部主催のイベントに登壇した荒木

 中日・荒木雅博内野手(39)が10日、名古屋市内で愛知県警本部主催の交通安全啓発イベントに参加。自虐ネタで地元ファンを沸かせた。

 ボランティアの一環として3年連続で出演。ファンの前で19年ぶり最下位に終わった今季を振り返り、「謝罪しかない。最低の成績を残したチームの選手が来ていいのかな。チーム状態が悪いと外を歩くのも怖い。(2000安打に残り39?)10本ずつ3、4年かけてやります。ドラゴンズを見捨てないでください」とジョークを飛ばした。

 女性警察官との掛け合いで「“3S”はストップ、スロー、スマート」と年末年始の交通安全を訴えたチーム最年長野手。このイベントは午後1時開始だったが、実は30キロ離れた愛知・安城市内でも同時刻から始まる野球教室に参加する予定になっていた。

 まさかのダブルブッキング状態に、出番が終わると焦った表情でユニホーム姿のまま駐車場までダッシュ。「走塁はスピード!」と、4つめの“S”を主張した。さらに愛車に飛び乗ってハンドルを握ると再び「ストップ、スロー、スマート!」と叫びながら、落ち着いた安全運転で次の目的地を目指していた。

【日本ハム】大谷ポスティング“激安契約”は二刀流継続の追い風になる可能性も

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↑日本ハム・大谷

 確実に主役の一人だった。まだ今オフのターゲットではない「OHTANI」の名が、ウィンターミーティングを席巻した。

 会議開幕前夜の4日(日本時間5日)、日本ハムは大谷との契約更改の席で、来オフ以降のメジャー挑戦を容認した。その一報は瞬く間に米国内でも広まり、各球団の監督やGM、代理人、移籍スクープを連発する有名コラムニストまで大谷の情報を集め、発信した。

 そこに発生した新労使協定による“障害”。大谷が来オフにメジャーへ挑戦すれば、1年のマイナー契約となり、メジャー昇格しても年俸が6000万円余りに制限される。

 ただ、この壁が大谷の夢を後押しする可能性だってある。メジャー30球団全てが満額提示できるローコストで獲得できる。金額面で差がつかないならば、次なる条件―チームの陣容や街の環境など様々な要素がある。それこそ日本ハムが12年のドラフト指名で口説き落としたように「『ウチなら必ず二刀流で起用しますよ』という球団が出てきたって不思議ではない」と話すメジャー球団関係者も現れた。

 今でもメジャーでの二刀流継続に懐疑的な見方があるのは事実だ。ロースター枠が25人しかなく、先発投手は中4日で回り続けなければいけない現状では当然だろう。日本ハム入団時から大谷をマークしているア・リーグ球団スカウトは「今季、最も成長したのは打撃。すくい上げるように球の下にバットを出す技術は当初から素晴らしいが、上半身に筋肉がつき、飛距離が格段に伸びた」とスラッガーとしての能力を評価していた。

 挑戦時には今回以上に「大谷狂騒曲」となるのは確実。関係者の出入りを待って朝9時から夜11時頃までロビーで立っていたが、来年は何時間待てばいいのか。夜は気温が氷点下まで下がったナショナルハーバーで一層、背筋が寒くなった。

ヘアヌード仕掛け人”への突撃は早朝&アポなしが重要

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↑出版プロデューサーの高須基仁氏

 今日、12月9日はヘアヌード仕掛け人として知られるモッツ出版社の高須基仁社長の69歳の誕生日だ。最近では“脱がせ屋”としての仕事は少ないが、かつて「人たらし」として数々の大物女優のヌード写真集を手がけただけあり、会うと暴露話だけではなく色々なことを教えてくれる。

 駆けだし時代の2003年に1度取材したことはあったが、担当として本格的に会うようになったのは13年から。午前中に別件の取材があったため、朝の8時頃にあいさつに行ったのが始まりだった。

 サングラス姿でハットをかぶり独特なファッション。強気で豪快という印象を持っていただけに、扉を開ける前は正直怖かった。「早朝で不在の可能性もあるから、名刺だけ入り口に」との気持ちで訪れると、会社の中に人の気配。中を見ると白髪頭の男性が真剣な表情でパソコンに向かっていた。従業員かと思い「あの~」と声をかけたら男性はサングラスをかけ始めた。高須社長だった。

 「初めまして」「おお。こちらこそ宜しくお願い申し上げます」。話すと丁寧で意外だったのを覚えている。さらに驚いたのは「あなたには10年前、1回会ったでしょ。自由が丘のあの喫茶店でお茶して…」と話し出したこと。そのほかにも弊社社員の名前、出身校、年齢などを異様な記憶力で覚えていた。思い出話から業界の話まで。共通の知り合いが多いからいくらで話が広がるし勉強にもなる。「人たらし」の根にあるのはこういうことか、と思った。

 教わったのはもう一つ。雑談ばかりの中、一度褒められたことがある。「お前は朝に来るのがいい。俺が身構える前に来るから、ついつい本音で話しちゃうんだよ」。さらに「取材でも何でも突撃は朝、アポなしでやるのがいいんだ」と教えてくれた。

 確かにその後、昼過ぎに行くと怖いキャラが出来上がった後なのか、別の人に激高している場面に遭遇したことがある。電話でアポを取ろうとすると「忙しいんだよな」と断られたことも。だが早朝、突然行くと「いいところに来たな~」と迎えてくれる。

 この日も、出社前に「誕生日おめでとうございます」と顔を出すと、「いいところに来たな~」とうれしそうにビールを勧めてくれた。人に対する興味。そして相手が身構える前に懐へ飛び込むこと。決して誰にでも通じる訳ではないが、高須社長の笑顔にこの2つの重要性を自然に教えられている気がする。(記者コラム・浦本 将樹)

軍事技術がプロ野球を変える! 今オフは「ID野球」以来のデータ活用転換点

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↑今季の日本一の日本ハムはデータ活用に積極的なチームの一つ

 プロ野球を「データ」の波が襲っている。投手が投げた球種やボールの回転数を自動計測する「トラッキング」導入を各球団が続々と決断しており、球界は“ID野球”以来の歴史的な転換点を迎えている。各球団はこれまでのデータ分析を担った「スコアラー」に加え、データ処理に長けた「アナリスト」の囲い込みにほん走している。

 多くのファンが「データ野球」と聞いて思い浮かべるのは「野村ID野球」だろう。90年代半ばにヤクルト・野村監督が持ち込み、その後球界のスタンダードとなった。例えば「2ストライク後に多い球種」「けん制が多いタイミング」「打者の弱点」「投手がよく打たれる球種とゾーン」などのデータがベンチに持ち込まれた。投手交代のタイミングで打者が一旦ベンチに戻り、コーチと資料を見直しているシーンを目にしたファンも多いだろう。

 今回のデータ化の波は、これまではざっくりと「重いボールを投げる投手」「伸びのある直球」と語られていたものを数値としてはじき出せるようになったことだ。選手の評価や分析がより正確に統一の基準でできる。トラッキングでは、ボールの「回転数」や「回転軸」「球速」「リリースポイント」や「打球速度」「打球の角度」「飛距離」などを自動で計測できる。さらに「リリースポイント」が普段と異なっていたりするのを早期に発見することで、ケガの予防にもつながる。導入の利点として、プロ野球関係者は「回転数の変化を見ることで、投手が疲れてきたタイミングも分かる」と話す。

 このデータを計測しているのは、米軍の迎撃ミサイル「パトリオット」開発で生まれた追尾技術を民生利用した「トラックマン」。14年に楽天が導入し、その後導入する球団が増加。さらに今オフも複数球団で導入が予定されており、現時点では導入していない球団の方が少なくなった。導入しない理由も「計測時にフェンスが邪魔なってしまう」などとなっている。

 この分野の研究の第一人者である国学院大人間開発学部助教の神事努さんは「打者がボールが重い」と感じる理由として「球筋を想像してバットを振っている。ところが、ホールの回転数や回転軸が予想と異なり『ボールが垂れる』と、ボールはバットの下に当たりゴロが多くなる。打者は予想したポイントと違う位置でボールをバットに当て、手がしびれて『ボールが重い』と感じる」と説明。そして収集するデータを積み重ねることで「最適なボールの変化量を導き出すことができる」と解説する。例えば、ボールが垂れるタイプの投手のメンドーサ(日本ハム)は、打者の予測よりバットの下に当たることが多いのでゴロが多くなるのを証明できる。

 米国ではMLBが主導して類似システムの「PITCHf/x」を導入。各球団にデータを提供しているほか、ファンにも取得したデータの一部を公開している。ファンも提供されたデータを元に選手を独自評価してブログなどで発表するほか、メディアでも数値化されたデータを元にした記事も掲載されている。

 神事さんが描く将来の姿は、データによるセルフコーチングが可能となること。ブルペンで数値を計測して1球ごと表示させることで、投手はコーチの言葉ではなく視覚で自らのボールを正確に知ることができる。そうするとコーチの仕事は、選手のモチベーションを高める表現力が重視されるようになるかもしれない。

 これら球界で用いられるデータの最新研究は、12月17日に東京・江東区の「日本科学未来館」で行われる「スポーツアナリティクスジャパン2016」(http://jsaa.org/)内のセッションで「テクノロジー最前線 ~トラッキングデータの活用~」として神事さんとデータスタジアム社の金沢慧氏が登壇し、レンジャーズ・ダルビッシュ投手をデータ面で解析した発表などが行われる。

 ◆米国の先行事例から感じる3つの課題

 米国での先行事例をもとに記者が感じている日本での課題としては、(1)地方球場での開催が多い(2)試合中のデータ持ち込み禁止(3)オープンデータではないの3点がある。(1)は興行の都合上、トラッキングシステムを導入できないことがある。また全本拠地で導入されていないので、ある程度の欠損データが出てしまう。(2)は現在、アグリーメントで試合中に外部と情報のやりとりが禁止されている。元々は「サイン盗み」に対する規制だったが、リアルタイムデータの普及で今後球界で議論が沸き起こるかもしれない。(3)はファンやメディアにとって切実な問題だ。自由に使えるデータがあれば、情報処理に長けたファンが自ら選手評価指標を作ることができ、新たな野球の見方を創造することができる。

 (3)の例として、画像のグラフはレンジャーズ・ダルビッシュ投手のカウント1ボール2ストライク、2ボール2ストライクで投じられたフォーシームの初速をひじ手術前の2014年(青色)と手術後の2016年(ピンク色)を記者がPITCHf/xのデータを元に統計ソフトRのパッケージ「pitchRx」を使って比較したもの。手術後の方が球速が上がっていることが一目瞭然。MLBではこれらのオープンデータをファンが自由に使える。まだ発展途上の分野なので“外野”の活躍は欠かせないだろう。

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↑青色が2014年、ピンク色が2016年のダルビッシュのフォーシーム初速(カウント1―2、2―2)手術後の方が球速が増しているのが分かる

 ◆プロ野球のデータ導入変遷

 (1980年代まで)専用の紙に重ね書きの時代

 1950年代に南海がスコアラーを導入したのがデータ野球のきっかけ。大阪毎日新聞の記者だった尾張久次氏が自ら集めたデータを当時監督だった鶴岡一人氏に手渡して興味を持たれたこと。その後、パソコンが普及する前は、試合中にバックネット裏に陣取ったスコアラーがストライクゾーンを9分割した専用の用紙に手書きでコースを球種を記載。試合後に、改めて投手別やカウント別などに清書していた。手書きの紙なので、チームの遠征が続く時は新幹線などに乗って宿泊先のホテルで、カードごとに集められたデータを手渡すこともあった。また人力での作業量には時間の限界があった。パソコンが普及する以前も、一部球団ではコンピューターを利用したデータ処理を検討したが、膨大な開発費用とコンピューターに精通した専用の入力者が必要なため断念していた。

 (1990年代半ば)最初のデータ化の波

 90年代半ばに革命的な出来事が起きる。それまで手書きしていたデータを、タッチパネル式のパソコンに入力して処理する「スコアメーカー」という製品を、ベンチャー企業の「アソボウズ」社が開発した。早速、ヤクルトやロッテなどの球団が導入。データ化の波の最初の“被害者”は95年のオリックスだった。阪神大震災の年、パ・リーグ優勝に王手をかけたグリーンスタジアムでの2位・ロッテ3連戦でまさかの3連敗。さらに日本シリーズでは、首位打者・イチローが完全に封じられた。このヤクルトやロッテがのオリックスに対する勝利は「スコアメーカー」で分析した選手の弱点データを生かされていた。その後、各球団も導入しスコアラーが入力して分析。さらに一般ファンも、インターネットのスコア速報などで「9分割」データを目にするようになった。なお球種を見分けるのは、プロは各球団のスコアラーの目。一般向けデータはデータ配信元が雇うアルバイトがTVを見ながら入力している。

 (2000年代)米国でPITCHf/x登場

 海の向こうで、革命的なできごとが起きる。MLBが2007年より、球場に設置した3台の専用カメラでボールを追尾して、球種やコース、球種などを記録し、ボールの回転数を計算ではじき出す「PITCHf/x」というシステムが全球場に導入された。これまで感覚的に「伸びるボール」「重いボール」などと語っていたものを、データとして分析することが可能に。またストライクゾーンも機械により精密に判定できるため、球審のクセなども分かるようになった。同システムで取得されたデータの一部は、ファン向けにも「https://baseballsavant.mlb.com/」で公開されているほか、統計ソフト「R」では野球ファンが開発したパッケージ「pitchRx」もあり独自の分析の可能となるなど、オープンデータ化が進んでいる。(メディア局コンテンツ編集部・田中 孝憲=@CFgmb

巨人“お家芸”大補強 存在感失う、生え抜き若手有望株

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プロ野球の巨人が今オフ、若手の悲鳴が聞こえてきそうな大補強を推し進めている。広島に独走を許した2016年の二の舞はごめんとばかりに、投手、野手を問わずに実績十分の中堅・ベテランを多数獲得。新戦力の積極起用は確実で、活躍の場が狭まる生え抜きの有望株は存在感を失うばかりだ。

 巨人が“お家芸”の大補強を発動中だ。12月5日にはフリーエージェント(FA)で獲得したDeNAの先発右腕・山口俊(29)とソフトバンクの救援左腕・森福允彦(30)が入団会見。さらに日本ハムの外野手、陽岱鋼(29)についても秒読みに入った。日本ハムからは先発左腕の吉川光夫(28)をトレードで、外国人では13年に楽天の日本一に貢献した内野手のマギー(34)を戦列に加えた。

 いずれも主力級の実力者で、ツボを押さえた補強でもある。今季に自己最多の11勝を挙げた山口俊と12年のパ最優秀選手に選ばれた吉川光には先発の一角を任せられ、森福は衰えがみえる救援左腕・山口鉄也(33)をカバーできる。陽は球界を代表する外野手で、一、三塁を守れるマギーはベテランの域に入りつつある阿部慎之助(37)や村田修一(35)の保険にうってつけだ。

 山口俊と森福の入団会見に同席した高橋由伸監督は山口俊を「現役時代に対戦して力は分かっている。先発完投してもらえるピッチャー」と評価し、森福には「終盤に投げてチームの力になってほしい」と期待。巻き返しを誓う就任2年目の来季、実績のある新加入選手を頼りにしていることがうかがえる。

 一方、生え抜きの若手を取り巻く環境は厳しさを増す。15年のドラフト1位で入団した右腕の桜井俊貴(23)は故障もあってルーキーイヤーは1試合の登板にとどまり、即戦力の評価に見合う活躍ができなかった。来季、先発で桜井より先にチャンスを与えられるのは山口俊であり、吉川光になるのだろう。

 14年のドラフト1位で入団した内野手の岡本和真(20)も苦しい。16年の開幕前は村田と三塁の定位置を争う期待の星だったが、現時点における来季の位置付けは、16年のベストナインに輝いた村田のバックアップをマギーと争う立場。将来を嘱望される大砲候補だけに、早期の才能開花を願うファンは寂しく感じているに違いない。

 思い起こされるのは、吉川光らとのトレードで日本ハムに移籍した大田泰示(26)だ。超高校級スラッガーの肩書を引っ提げて08年のドラフト1位で入団しながら、厚い選手層を打ち破れないまま巨人を去ることになった。自身の実力不足といわれればそれまでだが、“旬”を逃した結果だったとすれば悔やまれる。

 16年の日本シリーズは、出来上がった選手に見向きもせずに生え抜きの若手を我慢強く起用して才能を最大限に引き出した日本ハムと広島の間で争われた。巨人が積極補強を原動力に上位を維持し続けている以上、有効な戦略ではあるのは間違いない。しかし、巨人が日本ハムの大谷翔平や中田翔、広島の鈴木誠也や丸佳浩といった才能を生かし切れない球団かもしれないと考えると、罪深い手であるのも確かである。

大谷の二刀流に否定的だったノムさんが発言撤回!「大谷さんすみませんでした」とテレビで謝罪

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↑野村克也氏

 野球評論家の野村克也氏(81)が11日放送のフジテレビ系「フルタチさん」(日曜・後7時)で、プロ野球の日本ハム・大谷翔平投手(22)の「二刀流」について語った。

 司会のフリーアナウンサーの古舘伊知郎氏(61)が、今年フル回転した大谷の「二刀流」について、野村氏、岡田彰布氏(59)、江本猛紀氏(69)ら評論家の分析に注目した。

 番組では、野村氏が大谷のプロ入り時に「二刀流」に挑戦することを聞き、「プロをなめるな。成功してほしくない。俺が日本ハムの監督ならピッチャー」と発言していたことを振り返った。

 今季の大成功を受けて、「取り消し! 彼のプレーを見て、考え方を改めさせられました。撤回することはほとんどない。大谷さんすみませんでした」とノムさんは謝罪した。

 「常識的に二刀流っていうのは無理だと思っていた。彼のプレーを見ていたら、自分が監督でも(二刀流を)やらせたくなる」と大谷のプレーを称賛した。投手で最速165キロ、打者としてバックスクリーン弾などのプレーを絶賛し「楽しみだね。でも、メジャーへ行くんでしょ。行かせちゃだめだよ。プロ野球の宝じゃない」と17年オフにもメジャー挑戦がうわさされている大谷の流出を嘆いた。

 同じく「二刀流」に否定的だった岡田氏も「前例がないので、思っている以上に二刀流としての能力があった。成功でしょうね。まだ若いし体も強そうだし。前例がないんで、ここまでやればね」と称賛の言葉を並べた。

見返す男マエケンが出演したいと口にした番組

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↑トークショーでマエケン
体操を披露したドジャース・前田

 去就に不安を抱えていた1年前と表情がまるで違っていた。12月9、10日。ドジャースの前田健太投手(28)が、大阪、広島でイベントに登場した。明るい顔つきで「日本に帰ってきた時点でリフレッシュしています」。メジャー1年目から16勝。堂々の凱旋(がいせん)だった。

 PL学園高からドラ1入団、広島、日本のエースから米国へ―。順風満帆なエリート街道に映るが、11年から前田を取材してきて、根底にあるのは「見返す」「やり返す」の気持ちだ。少年時代は「やられたらやり返すまで帰って来るな」と厳しく育てられて成長。広島時代も「この世界は見返すことができる」と反骨心を力に変えてきた。

 メジャーでもマイナスのスタートをバネにした。入団前にコンディションを不安視され、契約できるかさえわからない「人生最大」の不安に陥った。ド軍との交渉で年俸のベースはメジャー平均より安く抑えられたが、ほぼ満額で出来高をクリアし、総額は1290万ドル(約14億8350万円)。大方の予想を覆してみせた。

 来季はさらに進化するはずだ。先発投手の指針とされ、6回以上を自責点3以内に抑えるクオリティースタート。昨季の89・7%が43・8%に下降。ポストシーズンを含めたシーズン最後の5登板はすべて4回以内で降板したが、同じことは繰り返さない。

 「新しいものを取り入れて、前に進むことが成長につながっている」。ゴロを打たせるため、今オフは変化の小さいカットボールの習得やツーシームの改良など挑戦も試みている。

 野球以外でも刺激を受け続けている。「練習も大事ですけど、オフもいろいろ経験したい」の信条を持ち、例年はバラエティー番組への出演や異なるジャンルとの交流にも前向き。本業の糧にしてきた。

 今季の開幕直前のことだ。アナハイムへ向かう道中、活躍したらオフに出演したい番組を聞いた。私が推したのはテレビ朝日系「徹子の部屋」。レジェンドにトークで挑む姿を見たかったのだが…。考えた末に、本人の答えは同局の「金曜★ロンドンハーツ」。こちらの新たな挑戦が実現するかも楽しみにしている。(記者コラム・田島 正登)

【オリックス】金子、現状維持5億円でサイン「期待とか要求に全く応えられなかった」

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↑契約更改を終え会見するオリックス・金子

 オリックス・金子千尋投手(33)が12日、ほっと神戸内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸5億円(推定)でサインした。今季は通算100勝を達成したが、右肩痛などもあり、24試合で7勝9敗、防御率3・83。プロ12年目で初めて負け越してしまった(新人の05年は1軍登板なし)。年俸6億円だった広島・黒田が引退し、現段階で球界最高年俸選手になった右腕。4年契約の3年目となる来季へ「期待とか要求に全く応えられなかった。求められている以上のものを残さないと、優勝はできない」と巻き返しを誓った。

 2年目で全試合に出場した西野真弘内野手(26)は倍増となる年俸3600万円。背番号も「39」から尊敬する阪神・平野恵一コーチがオリックスでの現役時代につけていた「5」を受け継ぐことが決まり「恵一さんにも『自信をもってつけろ』と言われた。自分の色を出して『5は西野』と言われるように」と力を込めた。

 今季10勝(12敗)で3年連続2ケタ勝利をクリアした西勇輝投手(26)は1000万円増の1億3000万円でサイン。「勝ち星を意識せず、1年通して成績を残すことが大事」と力を込めた。

 また、球団は中島宏之内野手(34)と代理人を通じて、この日までに契約交渉を終えたことを発表。来季が3年契約の最終年で、現状維持の3億5000万円で契約更改した。

“逆一本足打法”は、現場に行かないと何が起こるかわからない記者の基本を思い出させてくれた

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↑左足を大きく挙げてタイミングをとる「逆一本足打法」でスタンドを驚かせた和光の2番打者・室橋達人

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↑ド派手なガッツポーズで「絵になる選手」でもある東大エース・宮台

 何が起こるか、現場に行ってみないとわからない。それがアマチュア野球の魅力。写真記者としてアマ野球を取材することの多かった2016年。現場でそのことを改めて痛感した今シーズンだった。

 スタートは東大の左腕・宮台康平だった。今春の東京六大学野球リーグ戦では、明大の柳裕也(中日ドラフト1位指名)など各校のエースと毎週のように互角の投げ合いを繰り広げ、完封を含むリーグ戦2勝。6月には日米大学野球を戦う日本代表にも選出され、第3戦で先発し最速150キロまでマーク。4月の時点では「とりあえず宮台も撮影しておかないと」という存在が、6月には一挙手一投足すべてをカメラで追いかけるようになった。昨季まで大型連敗にあえいでいた東大のエースが、一面、終面を何度も飾る。こんな事態を誰が予想しただろうか。

 サプライズは続いた。6月の全日本大学野球選手権。初出場の中京学院大学を引っ張ったのは、今年の大学ナンバーワン遊撃手と評されながら、実際のプレーを見た人はまだ少なかった吉川尚輝。1回戦の初打席で先制適時三塁打を放つと、次の試合で4安打。全5試合連続安打を放ち、あっという間に初優勝まで駆け上がった。10月には外れとはいえ巨人がドラフト1位指名。岐阜の知る人ぞ知るドラフト候補はシンデレラボーイになった。

 そして最も驚かせてくれたのが、和光高校の室橋達人捕手だ。7月の高校野球西東京大会1回戦・和光-狛江戦。当初の目的は、歌手である松崎しげる氏を父に持つ優輝外野手を取材することだった。が、4番を打つターゲットより先に登場した2番打者のバッティングフォームを見て、思わずシャッターを押しまくった。左打者は通常、イチローのように右足を上げてボールを捕えにいくが普通だが、室橋君が上げるのはなんと左足。左足を上げてタイミングをはかり、最後はすり足で打つ。

 逆一本足打法と表現するしかない打ち方に一瞬にして目を奪われた。2打席目も3打席目も続く逆一本足。2打席目には三塁打も飛び出した。試合は健闘及ばず和光の初戦敗退となったが、翌日の紙面にはこの唯一無二といえる打撃フォームが大きく紙面を飾った。東京の大会とはいえ、強豪校の絡まない1回戦。もちろんペン記者が持つ各校のアンケート資料にもこんなことは掲載されていない。球場に行かなくては日の目を見なかったであろう逆一本足。取材対象を決めつけず、目を皿のようにして現場を見る。室橋君は最近薄れかけていた写真記者の基本を思い出させてくれた。実は彼はまだ今年2年生。来年2017年にあの逆一本足打法がどんな進化を遂げているか、また取材に行ってみたいと思う。(記者コラム・泉 貫太)

【巨人】阿部、完全V宣言!全球団に勝ち越せたら「最高でーす」

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↑トークショーで、自身の大減俸は大型補強のためだったのかと場内を笑わせた阿部

 巨人・阿部慎之助捕手(37)が12日、来季の完全Vを約束した。今オフは大型補強が進められているが、「成績を残せなかった俺らが悪い」と猛省しつつ、「選手全員がいい成績を残して、完全優勝したい」と宣言。勝負強さに再び磨きをかけ、“サヨナラ慎ちゃん”の復活も目指すつもりだ。

 冗談交じりではあったが、阿部の言葉の端々には、悔しさがにじんでいた。

 「読売ファイターズみたいだけど…チームの活性化にはつながると思う。この補強があったから、主力がバンバン給料を下げられたのかな?(笑い) でも、成績を残せなかった僕らが悪いだけ」

 2年連続でV逸し、今オフは大型補強が進められている。FAで山口俊と森福が加入し、元楽天のマギーとも合意。日本ハムからはトレードで吉川光と石川が入団し、FAによる陽岱鋼の移籍も決定的な状況。マリナーズの164キロ右腕・カミネロの獲得にも動いており、着々と戦力整備中だ。

 日本ハムからの移籍組が多いため「読売ファイターズ」と冗談めかした阿部だが、大幅な戦力アップに感謝しつつ、長年チームを支えてきた生え抜きとして、闘争心に火がつかないはずがなかった。自身は今季91試合の出場に終わり、年俸も6600万円ダウンの2億6000万円。単なるV奪回ではなく、球団史上初となる、全球団に勝ち越しての「完全優勝」(交流戦の対パ含む)に狙いを定めた。

 「(右肩痛で出遅れた今季は)シーズン後半で多少は貢献できたのかなと思いますが、1年通じてやらなきゃいけないし、それが使命。選手全員がいい成績を残して、完全優勝できればと思います」

 そのためには、“サヨナラ慎ちゃん”の復活が欠かせない。02年シーズンは8月の3度を含む4度のサヨナラ打(本塁打が2度)を放ち、リーグ優勝の原動力になった。「最高で~す!」のフレーズとともにその異名が定着し、「勝負強さ」は阿部の代名詞となった。「ニッポン放送―」の壇上、07年8月19日のヤクルト戦(東京D)でサヨナラ満弾をたたき込んだ当時の放送が流れると、「(実況の)師岡さんの声が、あのくらい裏返るようなホームランをまた打ちたい」と予告した。

 サヨナラ男の活躍で僅差の試合を取ることができれば、完全Vも見えてくる。「日本一で終われば、どこへ行っても『よかったね』と言われるけど、負ければ『また来年だね』と言われる。気持ちはありがたいけど、やっぱり『よかったね』と言われたい」。屈辱のオフを味わうのは、今年で最後だ。(尾形 圭亮)
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