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永源遥さん急死 元プロレスラー、「悪役商会」やツバ攻撃で人気

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↑元プロレスラー永源遥さん

元プロレスラーの永源遥(えいげん・はるか)さんが11月28日、死去した。70歳だった。所属団体だったプロレスリング・ノアが報告した。石川県出身。

日刊スポーツは「都内のサウナ店で倒れ、死因は調査中」として次のように伝えた。

永源氏はラッシャー木村に誘われ、66年に20歳で大相撲立浪部屋から東京プロレスに入門。同年10月に木村戦でデビューした。その後、日本、新日本、ジャパン、全日本、ノアと主要6団体を渡り歩いた。全日本では89年から井上、渕、大熊らと「悪役商会」を結成。90年代に全日本でジャイアント馬場らの「ファミリー軍団」と抗争を展開し、人気者になった。
水平チョップを受けた拍子につばが飛んだことをきっかけに生まれた「つば攻撃」が代名詞。客席へのつば飛ばしもあり、リングサイドの観客が新聞紙を広げてガードする光景が定番だった。コミカルなファイトでファンの支持を得た。06年に60歳で現役引退するまでシングル王座獲得は1度もなく、トップ戦線に絡まない前座レスラーだったが、昭和を代表する名脇役の1人だった。引退後は、故三沢光晴さんが旗揚げしたノアで常務取締役などを務め、退社後もノアの事務所や試合会場に姿を見せていた。

永源さんの訃報を受け、新日本プロレスの永田裕志さん(48)はTwitterに追悼メッセージを投稿した。
永源さん、色々ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。

ソフトバンク・柳田を覚醒させた糸井のティーバッティング

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↑阪神入団発表で金本監督に帽子を被せてもらう糸井

 プロ野球オリックスからFA宣言した糸井嘉男外野手(35)の阪神入団が決まった11月21日。「チームのためというか、(若手の)手本になってほしい。スピリットを見せてほしい」。兵庫・西宮市内のゴルフ場で糸井への期待を語っていた阪神・金本知憲監督(48)の言葉を聞きながら、2011~14年に担当していたソフトバンクの「超人」を思い出した。15年にトリプルスリーを達成し、球界の顔に成長した柳田悠岐外野手(28)の覚醒のきっかけは糸井にあるからだ。

 13年の1月だった。福岡・西戸崎練習場(当時)で2月の春季キャンプに向け、自主トレしていた柳田が「糸井さんと電話で話しました」と、憧れの先輩とのやりとりをうれしそうに明かした。その前年に秋山監督(当時)の仲介であいさつしたが、雲の上の存在。だが、当時、柳田が「トリプル2・5(打率2割5分、25本塁打、25盗塁)」なる造語を目標に掲げていた“天然発言”が糸井の目に留まり、関係者を通じての電話につながった。翌14年の年明けには浜松での合同自主トレに参加するまでになった。

 その経験、そして学んだ基礎の重要性が柳田の野球への取り組み方を一変させた。「プロ入りしてからこんなに走ったことはなかった。糸井さんクラスがあれだけやってるんだから自分ももっとやらないといけない」と振り返ったランニングを中心とした練習量は当然のこと、それ以上に目を奪われたのは、ティー打撃での所作だった。

 「1球1球、めっちゃ丁寧に打っていた。自分の場合、慣らしというか、アップ込みで最初の何球か打っていたけど、それでバッティングが崩れる。そう考えるようになった」。練習での1球も無駄にはしないと考え方を改めた。14年には打率3割1分7厘、15本、33盗塁。15年には打率3割6分3厘、34本塁打、32盗塁でトリプルスリーと一流への階段を駆け上がった。

 糸井が柳田の手本になったように、金本監督も福留、鳥谷と並ぶ若虎への“先生役”に指名したのもうなずける。特に体格に恵まれながら伸び悩んでいる“アスリート系”の横田や江越らは糸井への弟子入りは効果的ではないかと感じる。

 「どういう練習をして、どういう気持ちでいれば自分みたいになれるんだと言うのを若い選手たちにたくさん教えてあげて欲しい」と指揮官。その圧倒的な練習量、存在感で阪神を変え、03、05年の優勝に導いた現役時代の金本監督のように。糸井にはプレーで来季、12年ぶりのV奪回の使者になるだけでなく、将来の阪神の礎を築く役割も担って欲しい。(記者コラム・戸田 和彦)

【巨人】内海、35歳で「もうひと花咲かせる」…ミスター「一番いい時」とゲキ

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↑ゴールデンスピリット賞を受賞し、長嶋終身名誉監督に祝福される内海

 巨人・内海哲也投手(34)が29日、ホテルオークラ東京で行われた報知新聞社制定「第18回ゴールデンスピリット賞」の表彰式に出席した。同賞はプロ野球人の社会貢献活動を表彰するもので、内海は児童養護施設の子どもたちに8年間で計1087個のランドセルを贈呈した。会場では長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(80)=報知新聞社客員=と対面。35歳シーズンで首位打者に輝いたミスターから「(来年が)一番いい時だ」とゲキを飛ばされ「もうひと花咲かせたい」と来季の活躍を誓った。

 サプライズゲストの登場に内海は感極まった。表彰式の途中、中学2年の佐々木飛鳥くんが姿を見せた。ランドセルを贈る活動を始めた最初の年(09年1月)に贈呈し、訪問した施設で交流した少年だった。大きくなった佐々木くんから感謝の手紙の朗読。「必死に(涙を)こらえていた。うれしかった。来季も一人でも多くの子どもたちにプレゼントできるよう頑張りたい」と決意を新たにした。

 会場ではもう一つ、感激する瞬間があった。別室で行われたパーティー。選考委員の長嶋終身名誉監督と同じ円卓で、隣に座った。その場で熱いエールを送られた。

 長嶋「いま何歳?」

 内海「来年35歳です」

 長嶋「一番いい時だ。俺も一番いい時だった」

 ミスターは、35歳シーズンの1971年に全試合出場で首位打者、最多安打を獲得した。内海の年齢を聞き「35という年齢は(体の)上下のバランスが一番いい。来年の巨人の投手陣は(競争が)厳しいが、ああいう性格だからやるでしょう」と期待。内海は「来年に向けてやる気をいただいた」と目を輝かせ、その後のスピーチで「野球人として、もうひと花、ふた花咲かせられるように頑張ります」と宣言した。

 今季は不振で5月下旬まで2軍生活。9勝を挙げて意地を見せたが、投球回数は107回1/3。毎年イニング数と同じ個数のランドセルを贈っていることもあり、満足できる数字ではない。「来年は規定投球回(143)以上のランドセルを贈りたい」と誓った。

 そのために、オフに万全の準備をして臨む。「年齢も考えながら、2月1日でなく開幕に100%に持っていけるように。休まず、やりすぎず」。1月は沖縄自主トレを行う。あと170回2/3で通算2000投球回。巨人投手では98年桑田真澄以来10人目、左投手では49年中尾碩志以来の快挙になる。達成できれば、子どもたちの笑顔も、チームの勝利も増えるはずだ。

 手紙を読んでくれた佐々木くんはこの日、野球用の靴を履いていた。それを見た内海は「おっ、野球やってるな」と笑顔になった。自身に憧れて野球を始めたと聞き、完全復活への思いが強くなった。

 児童養護施設の子どもにランドセルを買う補助金が出ないと知り、活動を始めて8年。全国各地の施設に計1087個を贈ってきた。「引退するまでこれは続けたい。次は2000個という気持ちでいます」。来季は4年ぶりの2ケタ勝利にも挑む。老け込むのはまだ早い。ミスターの金言を胸に、一つでも多くランドセルを届けることを約束した。(片岡 優帆)

 ◆内海 哲也(うつみ・てつや)1982年4月29日、京都府生まれ。34歳。敦賀気比高から東京ガスを経て、03年のドラフト自由獲得枠で巨人入団。07年に最多奪三振のタイトルを獲得し、11年には18勝、12年は15勝で2年連続最多勝。12年はベストナインも受賞。09、13年WBC日本代表。通算成績は297登板で126勝89敗、1406奪三振、防御率3.09。186センチ、93キロ。左投左打。

 ◆内海哲也ランドセル基金 09年1月に設立。08年の奪三振数(154)と同じ数のランドセルを児童養護施設の子どもたちに贈ったのが始まり。13年からはより多く届けるため、奪三振から投球回数分の個数に変更し、8年間で計1087個を贈呈。関係団体を通して全国各地の施設に贈る中で、毎年オフに1つの施設を選んで訪問。子どもたちと交流している。

コーチ一筋26年 中日・森監督 覚悟の船出「これが最後のユニホーム」

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名参謀から指揮官の道へ。4年連続Bクラスのチームを立て直すべく、中日は森繁和監督(62)が来季から指揮を執る。コーチ一筋26年間の野球人生。ヘッドコーチだった今季はシーズン途中から監督代行を務めたが、これまでは参謀役として数多くの将を支えてきた。自ら監督となった覚悟、そして来季へ向けたビジョンを聞いた。 (取材・構成=細川 真里、鈴木 勝巳)

 ――就任から2カ月。秋季キャンプも終えた。

 「キャンプはコーチ陣に任せる形で海外(新外国人の視察でキューバ、ドミニカ共和国)に行ってしまったが、毎日のように連絡も来ていた。納得、満足のいく練習はしたと思っている」

 ――これまでコーチ一筋26年。参謀役だった。

 「俺は(今季で)辞めるつもりだった。責任を取る覚悟でいたし、俺も監督という頭はなかった」

 ――そんな中で監督代行から、正式な監督への就任要請を受けた。

 「今の(チーム)状態だったら、喜んでやるのは誰もいないんじゃないか、と思った。だったら、やろうかと。(理想とする)監督像なんて全く考えたことはない。監督をやろうと思ったこともないよ」

 ――そんな森監督を支える「参謀役」に、前オリックス監督の森脇コーチが就任した。

 「森脇は俺の隣にいてサインを出す、という形をとっていく。あいつの場合は経験もある。ファースト(のベースコーチ)は長嶋、サードは奈良原にやらせるつもりだ」

 ――自身のコーチ時代と、スタンスは変わる。

 「立場は全然違う。変えなきゃおかしい。俺の代わりに、コーチ陣が動かなかったら意味がない。あまりちょっかいを出してしまうとバランスが良くない。そういうメンバーをそろえているつもり。言われる前に動いてくれるだろうと思っている。俺の場合、頼りにしなくちゃいけない人がいっぱいいるからね」

 ――新たな陣容でチームの再建を目指す。ポイントは?

 「今年は終盤に逆転された。9回の田島までどうやってつなぐか。7、8回に投げられる経験のある(外国人)投手を探している。今までは打者で外国人を3人使っていたこともあるが、それはできなくなる。常時、ベンチに入れる投手が1人、先発で1人。野手は2人…となるだろう」

 ――攻撃面ではチーム盗塁数がリーグ5位だった。

 「ウチは足が絡んだ攻撃が手薄。(秋季キャンプの)練習もベースランニングから入った。足が速くなければ、スタートを良くしたり他のことでカバーしないと。基本的にはまず走ることから。投手もそう。どんどん入れていく」

 ――チームは4年連続でBクラス。

 「一番の目標は、まずクライマックス。そこまでいけば優勝争いもできるだろう。まずそこを目指して、3位に入れば、もう一回チャンスがある。そういう経験を(選手に)させたい」

 ――コーチを務めた落合監督の下では、8年間でリーグ優勝4度。

 「求めているのは同じ野球。みんな一緒だ。勝つためにやる。俺が負ければ、監督として才能がないと思えばいい。やるからには勝ちにいく。できるだけのことはやって負けましょう。やらずに負けるというわけにはいかない」

 ――指揮官としての覚悟が伝わる。

 「当然、最後のユニホームだと思っている。辞めるつもりでいたんだから。簡単なんだよ、辞めるのはな。ただ、最高のコーチ陣をそろえたつもりだから、1年で解散するわけにはいかない。俺にとっては一年一年。でも、他のコーチはそうじゃない。自分自身の勉強、次のドラゴンズのためにやらなきゃいけないコーチ陣がいっぱいいる。先のことまで考えつつ、いろんなことはしているよ」

 ◆森 繁和(もり・しげかず)1954年(昭29)11月18日、千葉県生まれの62歳。駒沢高から駒大、住友金属を経て、78年ドラフト1位で西武に入団。88年に引退するまでの通算成績は344試合で57勝62敗82セーブ、防御率3.73。83年に最優秀救援投手賞。89年から西武、日本ハム、横浜で投手コーチなどを歴任。04~11年まで中日で投手、ヘッドコーチなどを務め、14年に復帰。1メートル82、85キロ。

今日は久しぶりに優子をテレビで見た

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今日は久しぶりに優子をテレビで見たよ

やはり自分が心の底から好きな人が久しぶりにテレビに出ていたのでちょっとだけ顔が赤くなったような感じがしたんだがそれは自分ではわからない事ですね(笑)

優子は雑誌や映画などには出ていますがバラエティー番組に出るのは久しぶりだったからちょっと緊張したよ

優子は真剣に女優として活躍する為にあまりバラエティー番組には出ないようになりましたがこれからは番宣などでたびたび出ることもありますんで応援してあげよう

優子は地方のローカル番組ではバラエティー番組などにも出ているらしいが今回は全国放送の[世界仰天ニュース]に出たからビックリしたよ
って前日の番組欄で優子が出演するのはわかってたけどね

そんな感じで今も優子を想い続けていますよ

【巨人】堤GM、FA森福から連絡受ける「巨人軍にお世話になります」

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↑巨人への移籍を決断した森福は涙を浮かべながら、取材に応じた

 巨人は1日、FA宣言したソフトバンク・森福允彦投手(30)から「巨人軍にお世話になります」と入団意志を示す電話が堤GMの元に入ったことを明かした。堤GMは「貴重な戦力が加わることを非常にうれしく思います」と話した。


 巨人は森福と交渉解禁日の11月11日に初交渉。2年総額3億円と背番号「13」を提示し、その席上では、秋季キャンプ中だった高橋由伸監督(41)がラブコールの電話をしていた。

【巨人】DeNA・山口と契約合意を発表

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↑山口俊

 巨人は1日、国内フリーエージェント権(FA)を行使していたDeNA・山口俊投手(29)と契約合意に達したと発表した。


 この日の昼頃に本人から電話で連絡を受けた堤GMは「非常にうれしい。(先発ローテーションの)一角に入れた中でチーム編成を考えていたので」と吉報を喜んだ。

 山口は11月8日に国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明し、涙をこぼしながら会見。同日に横浜市内の球団事務所を訪れ、必要書類を提出し「選手としてせっかく取れた権利。自分の評価をプロ野球選手として聞きたい、という気持ちが強くなった。正直、今日の朝まで悩んでいた」と明かしていた。

 その後、巨人が交渉解禁の同11日に交渉を行い「すごくありがたかったし、感謝している。(由伸監督に)『先発として完投できるところに魅力を感じている』と言ってもらえて、その辺の評価は僕も十分に満足できるお言葉を頂いた」と話していた。

 そして同29日には他球団移籍の意志を語り、DeNAに残留しないこと表明。移籍先は獲得に乗り出していた巨人と中日に絞られていた。

 ◆山口 俊(やまぐち・しゅん)1987年7月11日、大分県生まれ。29歳。柳ケ浦高から2005年高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)入団。06年には高卒新人として中日・近藤真一以来、19年ぶりに巨人戦でプロ初登板初先発初勝利をマーク。1軍通算成績は367試合で39勝44敗111セーブ。防御率3.29。187センチ、97キロ。右投右打。今季年俸8000万円。

【阪神】藤川、来季から背番号22「汚すことはできない」

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↑契約更改を終え、会見に臨む藤川

 阪神の藤川球児投手(36)が1日、兵庫・西宮市内の球団事務所で契約更改を行い、現状維持の2億円でサインした。来季は2年契約の2年目となる。


 4年ぶりに日本球界に復帰した今季は、先発でスタートしたが、5月からは中継ぎに回り、43試合で5勝6敗、3セーブ、防御率4・60だった。「チームが優勝する事のみが目標」と力強く語った藤川は来季から背番号が、05年から12年までつけていた22番に戻る。「この背番号に恥じないように、タイガースファンの方の思ってくれている、また、相手チームのファンが思ってくれている、藤川球児の22番というピッチャー像をもっともっと高めないといけない。汚すことはできない」と巻き返しを誓った。

今年の流行語大賞はやっぱりね🙋

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今年の流行語大賞は[神ってる]でしたね

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やっぱり、プロ野球[広島東洋カープ]が優勝してその原動力となった[鈴木誠也]の[神ってる]という言葉は自分でも頭に残っている言葉だったので[神ってる]が大賞に選ばれて本当に良かったって思います

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個人的には今年は色んな流行語が生まれたんですがやはり

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[神ってる]が残っていますがあとは[PPAP]や[ゲス不倫]なども流行語として頭に残っていますよ

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あとはトラブル続出であっという間に流行語になってしまった[ポケモンGO]ですがあれは本当に良い悪しだな

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自分はやっぱり、広島カープの優勝は頭に残っています

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【巨人】山口俊、散髪して報道陣の前に登場「一日も早くチームカラーにふさわしい格好に」

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↑巨人入りを表明し心境を語る山口俊

 DeNAからFA(フリーエージェント)宣言して巨人入りが決まった山口俊投手(29)が2日、前日1日に入団決断の連絡を巨人側に入れて以来、初めて報道陣の取材に応じ、現在の心境を明かした。

 山口俊はこの日、取材に応じる前に散髪した。「決めさせてもらった以上、一日も早くチームカラーにふさわしい格好にしました」と巨人創設者の故・正力松太郎氏の残した「巨人軍は紳士たれ」の言葉をすぐに実践し、さっぱりしたスタイルで巨人の一員となる自覚を見せた。

 山口俊については巨人、中日が獲得に乗り出していた。決断の決め手を聞かれると「正直、どちらの球団も最大限の評価をしていただきましたが、(交渉)解禁一番で手を挙げてくださったのが読売さんだったので、そこで決めました」と説明。当初はDeNAも宣言残留を認めていたが、「野球人として、山口俊としての評価を最優先に取らせていただいた。悔いはないので、しっかり前を向いて頑張りたい」と話した。

 DeNAには今年まで11年間所属した。古巣への思いを聞かれると、「自分を育ててくれて感謝していますし、今年はラミレス監督、投手コーチの方が信頼して使ってもらった結果、このような結果(11勝5敗)が出たと思うので、感謝しかない。自分自身が結果を出すことが恩返しになると思います。読売さんの力になれるようにやっていくだけです」と決意表明した。

今年は自分自信、優子を想い続けた1年だったので素晴らしい1年

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今年は自分自身、優子を想い続けた1年でした

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年末格闘技「RIZIN」が目指すのは、馬場と猪木の集大成!?

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↑若手選手たちに奮起を促す榊原実行委員長(左端)。中央は才賀紀左衛門、右端は高田統括本部長

 12月29、31日に開催される総合格闘技「RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードがほぼ出そろった。ミルコ・クロコップVSヴァンダレイ・シウバ、元大関・バルトVS高阪剛がラインアップされたワールドGP2016無差別級トーナメント、186センチ女子のギャビ・ガルシアVS元参院議員レスラー神取忍、小池栄子の夫・坂田亘、あびる優の夫・才賀紀左衛門が参戦するなど話題性はたっぷり。

 しかし、ミルコ、シウバ、高阪、坂田はオーバー40だし、神取に至っては52歳と“昔の名前で出ています”感は否めない。その批判を百も承知しているのが榊原信行実行委員長(53)だ。11月30日の会見後にこう話した。「世間との勝負なんです。格闘技を知らない人たちに何を届けるか」世界最高峰の勝負を見せるのも責務だが、日本で無名な選手を集めても、大衆は見向きもしてくれない。「そこのバランスをどうとっていくか」を考えながら、NHK紅白歌合戦との視聴率争いに挑む。

 マニアックなファンではなく、いかに世間を引きつけることができるか。「対世間」というキーワードをかつてリングに持ち込んだのがアントニオ猪木(現参院議員)だった。世間の目を引くため、ムハマド・アリとの格闘技世界一決定戦や“路上襲撃→警察沙汰”など話題作りを仕掛けていった。

 このイノキイズムが染み付いている弟子の高田延彦氏(54)をスポークスマンとして統括本部長に任命しているのもさすがだ。一方で榊原氏はこうつぶやいたこともある。「ジャイアント馬場さんがやっていた『チャンピオンカーニバル』という響きが私は好きなんですよね」世界の強豪を並べる興行のことだ。猪木的なことを言ったかと思えば、しっかり馬場的なことも言う。このバランス感覚はさすが元テレビマンだ。

 ベテランの合間を縫って才賀を始め、RENA、山本アーセンら20代選手も多数出場する。高田本部長は初出場の若手選手にこう言った。「大みそか、テレビの向こうで見てる人はとんでもない数です。初めて見る人も多い。そういう人たちのハートに突き刺さる存在感を見せられるか。とにかく目立つこと」最盛期を過ぎたスターが呼んだ客を若手がかっさらっていく。そんな新陳代謝の成功に期待したい。(記者コラム・酒井 隆之)

【巨人】陽岱鋼獲り参戦 山口俊&森福に続きFA3人目

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↑FA権の行使を表明した陽岱鋼

 巨人が、日本ハムからフリーエージェント(FA)宣言した陽岱鋼外野手(29)の獲得に乗り出すことが4日、分かった。この日、都内で堤GMが明かした。

 陽岱鋼は11月7日に、他球団への移籍を前提として国内FA権を行使することを表明。「自分のため、家族のために移籍を決めました」と話していた。

 ゴールデン・グラブ4度の守備力とパンチ力のある打撃に加え、13年に47盗塁で盗塁王に輝いた俊足を誇る。通算993試合に出場し、打率2割7分3厘、81本塁打、385打点、134盗塁。走攻守3拍子そろった外野手をめぐっては、オリックス、楽天が獲得に名乗りを挙げていた。

 巨人は今オフ、トレードで日本ハムから12年パ・リーグMVPの吉川光と石川を獲得。FA戦線では、先発としてDeNAからFA宣言した山口俊、ソフトバンクからFA宣言した中継ぎ左腕の森福の獲得に成功している。外国人では13年に楽天に日本一に貢献した右の強打者・マギーとも契約にも基本合意。3年ぶりの優勝を目指し、積極的な補強を行っている。

 ◆陽岱鋼(よう・だいかん) 1987年1月17日、台湾生まれ。29歳。国民体育中から福岡第一高に野球留学。05年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。12~14年にはゴールデン・グラブ賞を受賞し、13年には盗塁王を獲得。また、台湾代表として06、13年のWBCに出場した。183センチ、89キロ。右投右打。今季年俸1億6000万円。

【巨人】トレード成立 小山←→楽天・柿沢

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↑小山(左)と柿沢

 巨人・小山雄輝投手(27)と楽天・柿沢貴裕内野手(22)の交換トレードが4日、成立した。パンチ力のある若い左打者を求める巨人と、投手陣の層を厚くしたい楽天の思惑が一致した。巨人の堤GMは「楽天の星野さん(球団副会長)から夏頃から小山投手をぜひ欲しい、という話をいただいていた」と明かした。

 柿沢はプロ4年目の今季、イースタン・リーグ2位の打率2割8分6厘をマークした伸び盛りの左打者。12年に外野手として入団し、14年オフに戦力外通告を受けたが、育成選手として再出発。ここまで1軍出場はないが、今季は主に二塁手としてイースタンでチーム最多の98試合に出場し、4本塁打、49打点をマークするなど安定した打撃力を発揮した。堤GMは「若手の野手の底上げを図るため、ユーティリティープレーヤーの柿沢選手を指名させていただいた」と説明した。

 小山は今季9試合の登板で0勝1敗、防御率4・85だったが、14年には6勝2敗、防御率2・41をマーク。同年の交流戦では3勝を挙げ、交流戦優勝の立役者となった。140キロ台後半の直球と落差の大きいフォーク、カーブが武器。先発とリリーフ双方をこなし、先発投手を中心に投手陣の整備を図る楽天にはうってつけの存在と言える。

 ◆柿沢 貴裕(かきざわ・たかひろ)1994年7月30日、鹿児島生まれ。22歳。葛飾小1年から野球を始め、鹿児島・神村学園中等部から神村学園高に進み、2年夏から3季連続甲子園出場。3年夏8強。投手として最速148キロ、高校通算23本塁打。12年ドラフト6位で楽天に外野手として入団。14年に戦力外となり育成契約。16年から内野手に転向し、7月に支配下登録された。179センチ、80キロ。右投左打。年俸550万円。

 ◆小山 雄輝(こやま・ゆうき)1988年12月5日、愛知県生まれ。27歳。大府高では甲子園出場なし。天理大では遊撃手も経験。10年ドラフト4位で天理大初のプロ野球選手として巨人入団。今季1軍では9試合に登板し、0勝1敗、防御率4・85。187センチ、82キロ。右投右打。年俸2800万円。

【巨人】山口俊&森福が入団会見「高橋監督を胴上げできるように頑張ります」

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↑入団会見を終え笑顔でポーズをとる(左から)山口俊、高橋監督、森福

 DeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手(29)と、ソフトバンクから巨人にFA移籍した森福允彦投手(30)が5日、都内のホテルで入団会見を行った。

 新加入の2人に加え、高橋由伸監督(41)と堤GMも同席。先発として期待される山口俊は「1年間ローテーションを守れば、おのずと結果はついてくると思います」と自信を見せ、中継ぎ候補の森福は「高橋監督を今までで一番高く胴上げできるように頑張ります」と目を輝かせた。

 2人の新戦力に、由伸監督は「今までの力を出してくれればチームの力になってくれる。層が厚くなり、競争も激しくなる。チームにいい効果があると思う」と期待。山口俊は背番号42、森福は同13のユニホームにそれぞれ袖を通し、新天地での活躍へ決意を新たにしていた。

 ◆山口 俊(やまぐち・しゅん)1987年7月11日、大分県生まれ。29歳。柳ケ浦高から2005年高校生ドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団。06年には高卒新人として中日・近藤真一以来、19年ぶりに巨人戦でプロ初登板初先発初勝利をマーク。1軍通算成績は367試合で39勝44敗111セーブ。防御率3・29。187センチ、97キロ。右投右打。今季年俸は8000万円。

 ◆森福 允彦(もりふく・まさひこ)1986年7月29日、愛知県生まれ。30歳。豊川高からシダックスを経て、2006年大学・社会人ドラフト4巡目でソフトバンク入団。1年目から1軍登板を果たし、中継ぎとして11年から4年連続で50試合以上に登板。今季は50試合で2勝1敗16ホールド、防御率2・00。13年WBC日本代表。172センチ、66キロ。左投左打。今季年俸1億2000万円。

【巨人】坂本、ノルマ&自身初の「目標」打率3割3分以上100打点

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↑ヤナセ・ジャイアンツMVP賞の贈呈式でスイングを披露する坂本

 巨人・坂本勇人内野手(27)が5日、都内で「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」を受賞した。来季100打点&打率3割3分以上を目標に掲げ「僕らがしっかり打たないと、新しい人が入っても厚みが出ない」と決意した。チームには元楽天のケーシー・マギー内野手(34)が入団。日本ハムからFA宣言した陽岱鋼外野手(29)の獲得にも乗り出している。主将は、厚みが増す打線を先導する覚悟だ。

 輝きを放つ高級車を目に、坂本の闘志がうなりを上げた。

 「(打率3割3分を目標にスタートした)今年は3割4分4厘打つことができたので、来年もまずは3割3分以上を目標にやっていきたい。一度も100打点にいったことがないので、そこも目標の一つです」

 今季は首位打者&最高出塁率に加え、ベストナインや初のゴールデン・グラブ賞を獲得。「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」に輝き、ヤナセ社から「メルセデス・ベンツ C180」(車両本体価格436万円)を贈られた。個人としては納得の成績だったが、来季のV奪回へ、さらなる高みを目指すと宣言した。

 チームはマギーと契約合意しただけでなく、陽岱鋼の獲得にも乗り出している。入団が実現すれば、大黒柱の阿部や、今季25本塁打&81打点でチーム2冠の村田でさえ、レギュラー安泰ではなくなるだろう。大型補強により、厳しいチーム内競争を経て、ベンツのように重厚感のある打線となりそうだ。だからこそ主将は気持ちを引き締めた。

 「まず僕らがしっかりしないといけない。今年みたいに打てなかったら、誰が来ても意味はない。僕らが打って、そこに新しい人が入ってくれば、厚みは出ると思います」

 補強で選手層が厚くなることに感謝しつつ“ベンツ打線”を機能させるのは、生え抜きである自分たちの仕事だと強調した。投手陣でも山口俊と森福が入団した。

 「チーム力は間違いなく上がると思う。あとは僕らがしっかりやるだけ」

 ヤナセ賞は来年が30回目。同社の井出社長からは、チームが優勝すれば「Eクラス」以上へのグレードアップも示唆された。

 「(最近は)巨人の選手で2年連続で受賞した選手はいないとのことなので、来年は優勝して、僕が受賞できるように頑張ります」(尾形 圭亮)

 ◆ヤナセ・ジャイアンツMVP賞 巨人がレギュラーシーズンで3位以上だった場合、年間で最もチームに貢献した選手に贈られる。賞品の、ヤナセ社が扱う高級乗用車は、順位に応じてランクが変わる。基本的には1位がメルセデス・ベンツのEクラス、2位が同Cクラス、3位が同Aクラス。1985年の第1回受賞者はクロマティ。最多受賞は松井秀喜の4度。91年は該当なし。05、06年は表彰対象順位外。

【巨人】山口俊&森福の新戦力コンビ、揃ってDeNA筒香斬り決意

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↑入団会見でポーズをとる(左から)山口俊、高橋監督、森福

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↑背番号を披露する山口俊(左)と森福

 DeNAから巨人にFA移籍した山口俊投手(29)と、ソフトバンクから巨人にFA移籍した森福允彦投手(30)が5日、都内のホテルで入団会見を行った。山口俊は3年以上の総額7億円、背番号「42」。森福は2年以上の総額4億円で背番号「13」。両投手は、そろって“筒香斬り”を宣言した。

 巨人のユニホームに袖を通した2人の表情は、やる気に満ちあふれていた。同席会見に臨んだ山口俊と森福は、共通のテーマを掲げた。DeNA・筒香を倒す。新天地で活躍し、由伸監督を胴上げするため、リーグ屈指の強打者を封じることが必要条件と考えた。

 山口「(DeNA打線は)活発ですし、これまで助けてもらった。来年はシャットアウトできるように精いっぱい頑張りたいです」

 これまでは試合で援護を受けてきた仲間で今季リーグ2冠の44本塁打、110打点。侍ジャパンの4番候補だ。敵としては抑えなければいけない相手だけに自然と言葉も強くなる。

 右腕に呼応するように、森福も警戒心を募らせた。変則救援左腕にとって、左打者封じは絶対だ。阪神にはオリックスからFA移籍した糸井も加わる。筒香とともに脅威となるが、攻略に自信を見せた。

 森福「球界を代表する打者だけど、自分にとっては筒香君も糸井さんも嫌なイメージはないです」

 投手陣は今季、筒香に苦い思いをさせられた。3月31日(横浜)に菅野が同点3ランを被弾。9月23日(東京D)には2発5打点、CS第1ステージ初戦(東京D)では逆転2ランを献上した。森福が「(巨人は筒香に)苦しめられたところがあると思う」と話したように、勝負どころで痛い一発を許した。筒香を沈黙させることはV奪回へのテーマとなるだけに、2人にかかる期待は大きい。

 山口は先発として、森福はリリーフとして新天地でさらなる飛躍を目指す。

 山口「1試合でも多く完投して貯金ができるように精いっぱい頑張りたい」

 森福「ライバルの山口(鉄也)さん、戸根君と切磋琢磨(せっさたくま)して負けないように。キャリアハイの成績を目指します」

 今季5完投の右腕は完投にこだわり、11年に防御率1・13、12年に65登板の実力を示した左腕は過去最高の成績を目指す。山口が「巨人の山口俊として認められるように」と意気込めば、森福は「高橋監督を今までで一番高い胴上げができるように」と決意表明。筒香封じのテーマをこなし、リーグ優勝、日本一奪回へ全力で臨む。(玉寄 穂波)

児童施設にランドセルを贈った「伊達直人」がリングに登場し実名公表

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↑「伊達直人」こと河村正剛さん(左)と初代タイガーマスク(佐山サトル)

 施設の子供たちにランドセルを「伊達直人」名義で贈ってきたいわゆる“タイガーマスク運動”を最初に行ったとされる男性が7日、素顔と実名で姿を現した。初代タイガーマスクの佐山サトル(59)が主宰するリアルジャパンプロレスの後楽園ホール大会のリングで、佐山が「本物の伊達直人が姿を現します」と呼び込んだ。

 会社員の河村正剛さん(43)は、「今から6年前、2010年のクリスマス。僕はランドセル10個を用意して群馬県前橋市にある中央児童相談所に伊達直人の名前を添えメッセージをつけて入口玄関にプレゼントさせて頂きました。その後はタイガーマスク運動という形で全国に広まりました。すべての子供達に生まれてくれてありがとう。健やかに成長してくれることを祈ってます。この思いを胸に活動を続けていきたいと思います」とあいさつし大喝采を受けた。

 河村さんは、小学校に上がる時にランドセルがなかったという幼少期を過ごしたという。佐山は「初代タイガーマスク35周年、これからは何がみなさんにお返しできるのかな。施設に行ったり、被災地に行ったり、様々な経験を続け、信念ではなく、使命感でやっていきます」とタイガーマスク基金などでの福祉活動を宣言した。

【巨人】春季キャンプ日程発表 2月1~12日・宮崎、14日~3月1日・沖縄

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巨人は7日、来年2月の春季キャンプの日程を発表した。スケジュールは以下の通り

【1軍合同自主トレ】

 1月27日 

 1軍キャンプメンバーが合同自主トレのため、宮崎入り

 1月28日

 合同自主トレ開始(KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎ほか、1月30日まで)

 1月31日

 休養日

 【春季キャンプ・練習試合日程】

 2月1日

 宮崎キャンプイン(KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎ほか、2月12日まで)

 2月13日

 沖縄・那覇へ移動

 2月14日 

 那覇キャンプイン(沖縄セルラースタジアム那覇ほか、3月1日まで)

 2月18日 

 練習試合(沖縄セルラースタジアム那覇)

 2月19日

 練習試合(同)

 2月22日

 練習試合(同)

 3月1日 キャンプ打ち上げ、帰京

 【1軍休養予定日】

2月3、8、13、17、23日

 【2軍】

 1月27日から29日までジャイアンツ球場で合同自主トレ後、31日に宮崎入り。2月1日のキャンプイン後、2月28日までキャンプを行い、同日帰京。休養日は2月6、10、15、20、24日。

 【3軍】

 1月27日から29日までジャイアンツ球場で合同自主トレ後、2月1日からジャイアンツ球場でキャンプイン。その後、2月13日に宮崎に移動し、3月2日までキャンプを行い、同日帰京。休養日は、2月6、10、15、20、24日。

【巨人】17年由伸巨人、2・19韓国戦から日本一、世界一へ…09年の再現へ

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↑09年3月、WBCで2連覇を果たし、Vサインで記念撮影に納まる日本代表ナイン

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由伸巨人が来年2月19日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)韓国代表と沖縄のセルラースタジアムで練習試合を行うことが6日、明らかになった。すでに韓国は代表候補メンバーを発表済みで、秋信守外野手(レンジャーズ)ら大リーガーも含まれている。侍ジャパンの宿敵を“丸裸”にするだけでなく、1軍生き残りをかけた巨人の若手にとって絶好のアピールの機会。世界一、日本一奪回を目指す両チームにとって大きなプラスになりそうだ。

 日本一奪回を目指す由伸巨人が、侍ジャパンの因縁のライバルを迎え撃つ。来年2月下旬、大リーガーも集めてほぼベストメンバーのWBC韓国代表と練習試合が組まれた。場所は巨人、韓国代表がともにキャンプを行う予定の沖縄。南国で季節はずれの超豪華なテストマッチが実現する。

 韓国代表は13年の前回WBCで1次ラウンド敗退。日本との対戦もなかった。今回は世界一へ本気モードだ。先月、異例の早さで代表候補選手を発表。野手ではメジャー通算146本塁打の秋信守、パイレーツで今季21本塁打の姜正浩内野手、オリオールズで打率3割2厘の金賢洙外野手、李大浩(マリナーズからFA)ら大リーガーが入った。投手でも代表の常連、金広鉉の名前もある。日本のプロ選手が出場した99年以降、対韓国戦は12勝12敗で、WBCでも4勝4敗と互角。2次ラウンドで対戦の可能性がある日本にとって、データ収集機会を逃すことはできない。

 迎え撃つ巨人は、サバイバルの真っ最中だ。今オフは積極的に補強。FAではDeNAから山口俊、ソフトバンクから森福が入団し、日本ハム・陽の獲得も間近。日本ハムからトレードで吉川光が加入し、4番候補として元楽天・マギーも獲得した。若手ではドラフト1位の吉川尚や岡本、重信、山本、桜井らが生き残りをかける。由伸監督は以前、「無理やり若手を使おうという気はさらさらない。いい選手を使う」との方針を掲げていて、韓国代表との一戦はただの練習試合ではなく、重要な1試合になる。

 巨人が韓国代表と対戦するのは09年WBC前の練習試合以来。東京Dで行われたこの試合は巨人が3―0で完封勝ちした。当時25歳の野間口が3回無失点とアピールし、シーズン25登板のきっかけをつかんだ。主力も出場し、ラミレス(現DeNA監督)が豪快な本塁打。ネット裏では原日本代表監督以下、侍ジャパンの全選手が観戦。若手投手陣の強気な内角攻め、打撃陣の韓国投手陣攻略法は貴重なデータとなり、本大会では韓国との決勝戦を制して世界一。巨人も日本一をつかみ最高の1年となった。

 巨人は宮崎でキャンプインを迎え、沖縄には2月中旬頃に移動する見込み。侍ジャパンは、2月下旬に宮崎でキャンプを行うため、代表選出が濃厚な坂本や菅野の巨人―韓国戦参加は未定だ。だが、侍ジャパンのスコアラー派遣は確実。世界一奪回を目指す小久保監督にとって情報収集、日本一奪回を目指す由伸監督にとって戦力発掘の貴重な機会で、まさに一石二鳥だ。最強軍団の韓国相手に、新生・巨人がどんな戦いを見せるのか。09年以来の日本一、世界一に向け、負けられない戦いになる。
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