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【巨人】岡本、桜井ら若手10人超が海外武者修行!台湾、ドミニカ、プエルトリコへ

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↑岡本

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↑桜井

出てこい、由伸チルドレン―。巨人の若手10人以上が今オフ、世界各地のウィンターリーグに参加する見通しであることが20日、分かった。昨季4人が参加した台湾に加え、今年は高レベルのプエルトリコ、ドミニカ共和国も選択肢に入れる。参加選手には、近い将来の中心選手として期待される岡本和真内野手(20)、桜井俊貴投手(22)、長谷川潤投手(25)らが有力候補。若手の底上げを実現し、来季のV奪回、常勝軍団構築を目指す。

 2位死守、ポストシーズンへと歩みを進める由伸巨人が、並行して来季の雪辱へ向けて動き出す。今オフ、若手12~13選手が海外のウィンターリーグに参加する可能性が高くなった。派遣先には台湾に加え、メジャーリーガーも多く参加するドミニカ共和国、プエルトリコが浮上。3つのリーグへの派遣、総勢12~13人の参加はいずれも近年の巨人では異例の試みとなる。

 昨オフは台湾での「アジアウィンターベースボール」に岡本、和田、今村、平良の4人が参加。岡本は打率3割8分8厘、3本塁打、20打点で打点王を獲得した。同リーグでの成長も買われ、今春は1軍キャンプに帯同。開幕直前まで村田と三塁の座を争った。投手では今村が一時、ローテの一角を確保。平良も4月にプロ初登板初先発を果たすなど、異国での武者修行は一定の成果をもたらした。

 今季は若手とベテランの力が融合した広島が独走V。来季のリベンジへ若手の突き上げは欠かせない。さらなる地力強化を図る巨人の若武者は今オフ、レベルの高い中南米への参戦も選択肢に入れる。実現すればプエルトリコへの参加は3年ぶり、ドミニカ共和国は同7年ぶり。オフのため、各選手の意向を尊重した上での決定となるが、近未来の主軸を担う岡本、先発入りを目指す桜井、長谷川、中川、平良らが候補に浮上。戸根、今村らの名前も挙がっており、派遣先のチーム事情なども踏まえ、参加メンバーを決める模様だ。

 中でも希少なスラッガーの岡本が中南米参戦となれば、ドミニカ共和国での武者修行を経て今季40発を放った筒香(DeNA)のような大ブレイクの期待がかかる。今季はイースタントップの74打点、同2位の18発をマークしながら、1軍では出場3試合で1安打。由伸監督は勝利優先の起用を貫きつつ「若い選手が出てくることは球団にとってもプラス」とハイレベルの定位置争いを歓迎している。

 巨人では過去に亀井(06年ハワイ、10年オーストラリア)、東野(06年ハワイ)らが海外経験を糧に主力へと成長。古くは岡島(96年ハワイ)、近年では田原誠(12年プエルトリコ)も、オフのウィンターリーグを機に不可欠な戦力となった。

 チームは今季から3軍を新設。2軍のイースタンVなど効果は着実に表れている。今オフは、高卒新人の与那原や支配下登録を目指す育成選手らが台湾に参戦し、来季1軍の主力を狙う面々が中南米に参加する公算が高い。参加メンバーは慎重に決める見通しだが、来季だけでなく、中長期的な常勝軍団構築に向けても大きな一歩となる。

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