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【巨人】内海、引退三浦は「僕の生きる道」…2ケタかけ24日最後の投げ合いも

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↑2015年8月12日、東京ドームで投げ合った内海[手前]と三浦

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↑3年ぶりの2ケタ勝利を目指す内海

 巨人・内海哲也投手(34)が20日、“番長流”で3年ぶりの2ケタ勝利を狙うことを誓った。

 この日はG球場でキャッチボールやランニングで汗を流した左腕。練習終了後に報道陣からDeNA・三浦の引退を聞くと「そうなんですか…」と驚きを隠せなかった。2007年にはお互いに開幕戦で投げ合うなど、先発で通算10度対戦。5勝2敗と勝ち越しているが、両チームのエースとして、しのぎを削ってきただけに「残念ですね。中学生の時から見ていて、そういう投手と投げ合うことができたのは誇りに思います」と、神妙な面持ちで振り返った。

 お手本にしてきた。05~11年に巨人2軍投手コーチなどを務めた、現ロッテ・小谷2軍投手コーチが、以前横浜で三浦を指導していた縁で対談し、互いの投球術について語り合った。左右の違いはあれど、ともに細かな制球で勝負をするタイプ。内海は「素晴らしい野球人。ベテランになってきてから、真っすぐと変化球のコンビネーションがすごかった。投球術は参考になるし、僕もそれしかできない。僕の生きる道なので磨いていきたい。今まで見習ってきたので、これからも三浦さんの背中を追いかけていけたら」と尊敬の言葉を並べた。

 この日の阪神戦(甲子園)が中止になり、首脳陣は先発ローテを再検討。番長の引退試合となる24日のDeNA戦(横浜)で投げ合う可能性もある。3年ぶりとなる2ケタ白星もかかるマウンドとなるだけに「やることは変わらない。しっかり頑張りたい」と気合十分だった。

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