巨人・宇佐見真吾捕手（２４）が８日、大阪市内で用具提供を受けるゼット社の「キャッチャ・ミーティング」にオリックス・山崎勝、ＤｅＮＡ・戸柱、ロッテ・吉田らとともに参加した。
捕手用のミットや防具について意見交換を行い、「それぞれの選手の特徴やこだわっているところを話していた。こういうのがあればいいなというのはあった。自分も使っていて必要だなと思ったら取り入れていこうと思った」と収穫を口にした。
同社のアドバイザリーを務める古田敦也氏（元ヤクルト）も参加し「辞めて１０年がたちますけど、２０年前に言ったことが（生かされて）ちょっとずつ商品化されてきた。（現役選手の道具を見て）だいぶビックリすることがあった。捕手道具に関してはかなり変わりましたね。良い素材ができてきたというのもあるけど、けがの防止のために（性能が）よくなっていました」と道具の“進化”をアピールした。
また、古田氏は巨人のドラフト戦略にも着目。ドラフト２位で岸田＝大阪ガス＝と、同３位で大城＝ＮＴＴ西日本＝の２人の社会人捕手を獲得したことにも触れ「『宇佐見君、早く出て来てください』というメッセージでしょう。たくさん捕手を取るということは。小林君もまだまだ物足りないというのが、多分あるわけだから。小林君が成長するのか、宇佐見君がもっと成長して小林君を抜くのか、はたまた新人がいくのか。高いレベルで巨人の捕手陣は強くなると思いますよ」と語った。