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【巨人】田口、工夫の秋「体が倒れないように…」真横にスタッフ立たせフォーム修正

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↑踏み出す右足付近に球団スタッフを立たせ、フォーム矯正を図る田口(カメラ・川口 浩)

 巨人の田口麗斗投手(22)が21日、「工夫の秋」でレベルアップを誓った。秋季練習が行われたG球場室内練習場でブルペン入り。マウンドで右足を踏み出す位置の三塁側の真横にブルペン捕手に立ってもらい、壁に見立てて当たらないように投球した。左腕を振る際、体が三塁側に傾く傾向があると自己分析して修正のために導入。ユニークな練習法でさらなる飛躍を目指す。

 「壁を作るというか(三塁側に)体が倒れないように、流れないようにやっています。9人目の野手としてしっかり(守備の)ポジションを作るというのもあります。自分のフォームの欠点だと思っているので」

 4年目の今季は13勝4敗、防御率3・01。先発3本柱の一角として奮闘したが、「まだまだです。自分は(菅野、マイコラスの)足元にも及ばないと思っています」と感じている。投球時に体が三塁側に流れると捕手の方向に力が伝わりきらず、球威不足になると考え、自ら修正に乗り出した。投げ終わりのバランスが良くなれば安定感が増し、打球への反応も良くなって守備力向上も期待できる。

 11月には侍ジャパンの一員として「ENEOSアジアプロ野球チャンピオンシップ2017」に出場予定。若手中心の中、先発の柱として臨む。「ベストを尽くすことがプロとしての仕事です。今(の練習)は来年、自分がシーズン通してしっかりできるようにやっています」。工夫しながら、実り多い秋にする決意を示した。

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