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福岡の男ばい巨人村田、父方親戚半壊…思い込めV打

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<巨人2-1広島>◇17日◇東京ドーム

 福岡出身の巨人村田修一内野手(35)が同点の8回1死三塁で決勝の中前適時打。チームの4カードぶり勝ち越しと、首位キープに貢献した。16日の広島戦では、今季1号ソロ。熊本地震で親戚の実家などが大きな被害を受けた中、バットで被災地に勇気を届けた。

 村田は九州男児をこう定義する。「一本の筋が通っている。逆境に強い」。言葉どおりの一打だった。8回1死三塁。広島ジャクソンの外角低めの直球を中前にはじき返す。拳を小さく握りしめながら駆けた。「ここで走者をかえさなかったら、福岡で生まれた意味がないと思っていた」。自身のルーツ、被災地・九州への思いを決勝打に込めた。

 勇気を与えたかった。地震の影響で、熊本市内に住む父方の親戚の家が半壊した。試合前に行われた災害支援の募金活動に参加。神妙な面持ちで募金してくれたファンと手を合わせた。「元気な姿を見せることしかできない。そういうものを背負ってやるしかないんです」。前日16日には今季1号ソロ。この日の3回の守備でもダイビングキャッチを見せるなど後ろ姿を示した。

 横浜時代から勝負強さを発揮し“男・村田”と呼ばれる主砲になった。だが今季は岡本の台頭と自身の打撃不振からレギュラー白紙の状態でキャンプをスタートした。自分に足りないものは何か-。自問自答してたどり着いた答えが、22歳の自分だった。「1年目の映像を見るんです。レギュラーを奪うぞって、結果を出そうと、必死にギラギラしているんですよ」。ビデオの再生と停止を繰り返し、目と心に焼きつけた。

 「今、その時と同じ気持ちに近い」と13年前に“タイムスリップ”。今季から横浜時代に行っていた試合後のミラールームでの素振りを再開。凡退した打席や、翌日の投手を想像しながらバットを振っている。「初心という気持ちでやっている。バットを振れって言われたら何百本でも振ります。やるしかないんですよ」。鏡に映る35歳は、野心あふれた22歳の若者に重なろうとしている。

 年輪を重ねた今だからこそ、できることがある。広く浸透する男・村田の名で愛する九州のためにバットで答えを出し続ける。

my message
村田修一の活躍は本当に素晴らしいけど、年齢的にもうホームランは狙わないで良いんじゃないか?
村田修一のバッティング技術ならヒットを積み重ねる事も出来るだろう。
素晴らしいバッティングセンスを持っているんだからそのバッティングセンスを生かしたバッティングをしてくれればチームの勝ちに繋がる。
村田修一に期待してます。
by blog described person

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