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東山紀之の気配りで気付いた、長年第一線で活躍できる人の共通点

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↑「花実のない森」会見に東山紀之と出席した中山美穂

 先月末、横浜Cの元日本代表FW三浦知良が、自身の持つJリーグ最年長ゴール記録を50歳14日に更新した。肉体の衰えがあるスポーツと、エンターテインメントの世界を同じではないが、やはり長年第一線で活躍する人に共通するものはある。先日、ドラマの会見で同じ50歳の少年隊の東山紀之を見て、改めてそれを感じた。

 東山は29日にテレビ東京系の主演ドラマ「花実のない森」(後9時)を控える。番組をPRする記者会見後のこと。東山は右手で大型の看板ボードを持って報道陣のカメラに向かいながら、左手を共演の中山美穂の腰にそっと添えた。中山は最近でこそ女優業に精力的だが、会見などに姿を見せる機会は少ない。それまで、どこかぎこちなかった中山の表情は、ふと和らいだ。

 2人は1985年デビューの“同期”ながら、今回が初共演となる。東山は会見開始直後から「30数年前に『夜のヒットスタジオ』で見た時、何て美しい人がこの世の中にいるんだと思ったことを思い出した」と中山の笑顔を誘うと、「デビューが12月12日なんですけど、ちょうど(昨年の)その日にキスシーン。クリスマスイブにベッドシーンだったものですから、これも何かご褒美みたいな。中山さんが僕の人生では非常に大事な人になった」と、中山のことを気遣いながら、こちらのペンが進む発言を続け、番組関係者も「さすが」と、うなった。

 カズが50歳を過ぎてまで現役を続けることが出来たのは、もちろん練習のたまものだろうが、その後に快挙を伝える数々のニュースに触れ、感じたのはプロ意識の高さ以上に「気配りの人」だった。

 昨年、東山が50歳を目前にしたタイミングで、インタビューする機会があった。「気持ちはデビューした19歳のときと同じ。でも、だんだん僕自身も先輩たちと共演する機会が少なくなってきたから、今はもっと見識の広い人たちと出会って学んでいきたい」と語っていた。交友関係は、芸能界屈指とも言われる。それも「気配り」をもって人と接してきたからこそ。周りが後輩ばかりになった今もそれを失うことがないから、若さを保ったまま、入れ替わりの激しい芸能界の第一線で活躍し続けているのだろう。

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