ヤクルトの新外国人、デービッド・ブキャナン投手（２７）＝フィリーズ３Ａ＝が２５日、成田空港着の航空機で米国から来日。「とにかくエキサイトしている。日本の野球はとてもレベルが高いと聞いているし、日本の文化にも触れていきたい」と笑顔を見せた。
ブキャナンは、１４年にメジャーデビュー。同年に６勝（８敗）をマークした。１５年１０月にはイチローと対戦し、空振り三振を奪っている。昨季はメジャーでの登板こそなかったが、３Ａで２７試合に登板し、１０勝９敗、防御率３・９８の成績を収めた。
最速９７マイル（約１５６キロ）の右腕は、チェンジアップやシンカーを軸に打たせて取るタイプ。球団からは先発として期待されている。「（目標は）何勝したいとかではなく、チームが勝つために投げたい」と話した。
この日は、報道陣のリクエストに応えてアシュリー夫人（２６）とのツーショット写真も披露。昨年１１月に結婚した美人妻は、米国で小学校の教師をしている。「妻が日本で行きたい観光地をリストアップしてくれているよ」とうれしそうだった。
◆デービッド・ブキャナン（Ｄａｖｉｄ Ａｎｄｒｅｗ Ｂｕｃｈａｎａｎ）１９８９年５月１１日、米ジョージア州生まれ。２７歳。１０年のＭＬＢドラフト７巡目（全体２３１位）でフィリーズから指名を受けた。メジャー通算３５試合に登板し、８勝１７敗、防御率５・０１。マイナー通算１３０試合で５１勝３９敗、防御率３・８６。１９１センチ、９０キロ。右投右打。年俸８８００万円。