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【日本ハム】大谷ポスティング“激安契約”は二刀流継続の追い風になる可能性も

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↑日本ハム・大谷

 確実に主役の一人だった。まだ今オフのターゲットではない「OHTANI」の名が、ウィンターミーティングを席巻した。

 会議開幕前夜の4日(日本時間5日)、日本ハムは大谷との契約更改の席で、来オフ以降のメジャー挑戦を容認した。その一報は瞬く間に米国内でも広まり、各球団の監督やGM、代理人、移籍スクープを連発する有名コラムニストまで大谷の情報を集め、発信した。

 そこに発生した新労使協定による“障害”。大谷が来オフにメジャーへ挑戦すれば、1年のマイナー契約となり、メジャー昇格しても年俸が6000万円余りに制限される。

 ただ、この壁が大谷の夢を後押しする可能性だってある。メジャー30球団全てが満額提示できるローコストで獲得できる。金額面で差がつかないならば、次なる条件―チームの陣容や街の環境など様々な要素がある。それこそ日本ハムが12年のドラフト指名で口説き落としたように「『ウチなら必ず二刀流で起用しますよ』という球団が出てきたって不思議ではない」と話すメジャー球団関係者も現れた。

 今でもメジャーでの二刀流継続に懐疑的な見方があるのは事実だ。ロースター枠が25人しかなく、先発投手は中4日で回り続けなければいけない現状では当然だろう。日本ハム入団時から大谷をマークしているア・リーグ球団スカウトは「今季、最も成長したのは打撃。すくい上げるように球の下にバットを出す技術は当初から素晴らしいが、上半身に筋肉がつき、飛距離が格段に伸びた」とスラッガーとしての能力を評価していた。

 挑戦時には今回以上に「大谷狂騒曲」となるのは確実。関係者の出入りを待って朝9時から夜11時頃までロビーで立っていたが、来年は何時間待てばいいのか。夜は気温が氷点下まで下がったナショナルハーバーで一層、背筋が寒くなった。

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