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【日本シリーズ】広島が連勝、勝負を分けたシリーズ史上初リプレー検証…ハムは4安打

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↑6回無死二塁、菊池の勝ち越しの左前打で生還する二塁走者の田中。一度はアウトの判定もビデオ判定でセーフとなった。捕手・大野

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↑6回2死、エルドレッド(手前)が左越えソロを放ち万歳で喜ぶ緒方監督(右から2人目)ら広島ナイン

 ◆SMBC日本シリーズ2016 広島5―1日本ハム(23日・マツダスタジアム)

 広島がリプレー検証による得点などで5点を挙げて日本ハムを下し、今シリーズ連勝で敵地・札幌に乗り込むことになった。日本ハム打線は広島投手陣の前に4安打と沈黙した。

 広島は2回に小窪の適時打で先制したが、4回に失策で1―1と同点に追いつかれた。

 勝負を分けたのは6回だった。広島先頭の田中が左翼線への二塁打で出塁。続く菊池が高めの球をバスターで左前へ運んだ。二塁走者の田中は一気に本塁へ向かう中、左翼手の西川がノーバウンドの好返球。追いタッチとなったが白井球審は「アウト」を宣告した。

 すると緒方監督がすぐにベンチを飛び出しビデオによるリプレー検証を要求。精査の結果、捕手・大野の追いタッチが田中に触れていないことがわかり、責任審判の丹波審判が「リプレー検証の結果、田中の手が先に本塁に触れていた」と説明し、広島の得点が認められた。

 勢い乗った広島は、続く丸の犠打を処理した増井が悪送球して、二塁走者の菊池が生還。さらに2番手・鍵谷から鈴木が中堅に犠飛を放ってこの回3点目。エルドレッドも左中間に2号ソロを放り込んで5―1とし、一気に日本ハムを突き放し、その後は継投で逃げ切った。

 日本ハムは先発の増井が5回1/3を4失点(自責2)。

 広島は第1戦に続く連勝で、敵地・札幌へ向かう。第3戦は25日に札幌ドームで行われ、広島・緒方監督は今季限りで引退する黒田が先発すると予告している。

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