日本映画界を代表する鬼才・堤幸彦監督が手がける超大作映画『真田十勇士』がついに公開となりました。今作は「天下一の名将・真田幸村の伝説は実は猿飛佐助に仕組まれたものだった」という大胆な発想の元に描かれる歴史エンターテインメントスペクタクル超大作で、出演者の生き生きとしたアクションシーンが見どころの一つです。
主演の中村勘九郎さん演じる猿飛佐助と、仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)の命を狙うくの一役・大島優子さんにお話をうかがってきました!
↑――映画では、とても美しい“くの一”を演じていらっしゃいました。大島さんは時代劇へのご出演が初めてだそうですね。演じてみていかがでしたか?
その時代を再現し、準備するのは大変なことなんだなと実感しました。合戦シーンはエキストラの方も含めて出演者の人数が多く、時間がかかりました。人数が多いと、動くのも、そこに全員のアクションをつけていくのも大変でした。ひとつひとつの動きを確認していかないとリアルな映像に仕上がらないので。その時代の衣装を着て動かなければならないので、作り上げてからでないと本番に入れないんです。
――なるほど! では逆に撮影に入ってしまったあとはスムーズに進みましたか?
そうですね。堤監督の撮影は始まってしまうとあっという間なんです。でもアクションシーンなどはカット数が多くなるので、そのシーンによりますね。
↑ ――堤監督の演出のすごさは実感されましたか?
堤監督が時代ものをやると最初にお聞きしたときは、どんな作品になるんだろうと思いました。堤ワールドの特徴である小ネタやくすっと笑えるシーンがどれぐらい入ってくるんだろうと。実際に撮影してみたら、監督らしさが随所にあって、堤監督はブースでひとりで笑っているんですよ。時代劇でも変わらずに監督の世界観が出来上がっていました(笑)
出来上がりの映像を見て、くすくす笑えるところがたくさんあるので、時代ものだけど見やすいなと思いました。
――時代ものって歴史上の背景を理解するまでに時間がかかってしまったりするんですけど、この作品はすっと入りこめて、エンターテインメントとして楽しめました。
そうですよね。女性は特に時代劇を難しいと感じる方もいらっしゃると思うんですけど、時代ものが苦手な方でも楽しめる映画だなと私も思いました。
↑ 私、男性よりも強い自信があります(笑)
――そして、火垂役は大島さんにぴったりだなと感じました。アクションがすばらしかったですが、くの一の役はやってみていかがでしたか?
「ござる」という言葉の言い回しをふだんの生活ではしないので、セリフに関してはすんなりとは入れなくて、慣れるのに時間がかかりました(笑) 殺陣は、ダンスもやっていましたし、覚えるというところでは早かったと思います。
――木を走り下りるシーンとか、本当にすごいなと思って見ていました。あのシーンもするっとできたのでしょうか?
リハーサルのときは「あ、できないかも」と思いました! 体の使い方がわからなくて「どうやったらできるんだろう」と考えてしまって。でも1回コツをつかんだらできるようになって、堤監督に「アクション女優」と言っていただけました(笑)
――すごいです。アクションは楽しかったですか?
楽しかったです。(中村)勘九郎さんがすごいんですよ。ひとつひとつの動きの軸がぶれていなくて、連続した動きでも止まって見えるんです。動いているはずなのにちゃんと絵になって見えるので、やっぱり違うんだなと思いました。それを見ているだけでも勉強になりました。勘九郎さんと1対1のシーンもあるんですけど、「負けたくない」という気持ちでやらせていただきました。とても刺激になりました!
↑――やりがいのある現場だったんですね。火垂は松坂桃李さん演じる才蔵に恋心を抱いています。才蔵へアプローチするシーンは素直になれないツンデレな女の子で、とてもかわいかったのですが、演じてみていかがでしたか?
逆にそのあたりのシーンは恥ずかしかったです。ふだん男の中で戦っていて、気が強いのに才蔵の前ではデレデレになっちゃうじゃないですか(笑) 堤さんに「ギャップを作ってほしいから、才蔵へのセリフは全部、語尾に?をつけて」と言われたんです。「乙女っぽく話して」と。ふだんの私はそういう話し方はしないですし、乙女キャラを出すことはないので、切り替えが難しかったです(笑)
――火垂は現代の女性にも通じる女性ですよね。男の人と一緒に戦いに出るという。待つ女性か、一緒に戦う女性か、大島さんご自身はどちらのタイプですか?
私は一緒に戦います。男性よりも強い自信があります(笑) 火垂は登場人物の中で一番強いんじゃないかって言われてるぐらい無敵なんですよ。1回もダメージを受けていないんです。タイミングを見計らって出てくるので(笑) 女の計算ですよね。そういうところはしたたかですごく女性らしいなって思います。
――たしかに(笑)
↑ 誕生日は毎年、秋元才加、宮澤佐江と過ごします
――LINEのインタビューなのでうかがいたいのですが、お好きなLINEスタンプはありますか?
私、スタンプほとんど使わないんです(汗) たま~に半年に1回くらい、もともと入っているLINEキャラクターのスタンプは押します。文字派なんですよね。スタンプを使うのは文字で表現しきれない、感動した気持ちを送りたいときくらいです。
↑ ――ちょっと意外でした! プライベートではお誕生日が近いですけど、いつもどんな過ごし方をされているんですか?
毎年、秋元才加と宮澤佐江と3人で過ごします。今年はみんな忙しそうだからどうかなぁ。欲しいものは特にないなぁ。一緒に過ごしてくれたらそれだけでうれしいですね。あとはAKB48の2期生のグループLINEがあって、誰かの誕生日の日は一斉に「おめでとう!」「おめでとう!」ってメッセージが飛びます。頻繁に連絡をとったり、集まったりするわけではないので、そのときに生存確認ができます(笑)
↑ ――LINEを活用していただいてありがとうございます。では最後に、この映画をごらんになられる方々、特に若い女性読者が多いので、その方々にメッセージをお願いします。
女性が見て楽しめる映画になっているので、とってもキュンキュンします。男たるものこういう武士みたいだといいなぁ、と思っていただけると思います。それから女性目線では恋愛や、友情、親子愛など、いろいろな愛情が描かれているので、感情移入しやすい作品になっています。たっぷり楽しんでいただけると思うのでぜひ見ていただけるとうれしいです。
――ありがとうございました!
主演の中村勘九郎さん演じる猿飛佐助と、仲間の霧隠才蔵(松坂桃李)の命を狙うくの一役・大島優子さんにお話をうかがってきました!
↑――映画では、とても美しい“くの一”を演じていらっしゃいました。大島さんは時代劇へのご出演が初めてだそうですね。演じてみていかがでしたか?
その時代を再現し、準備するのは大変なことなんだなと実感しました。合戦シーンはエキストラの方も含めて出演者の人数が多く、時間がかかりました。人数が多いと、動くのも、そこに全員のアクションをつけていくのも大変でした。ひとつひとつの動きを確認していかないとリアルな映像に仕上がらないので。その時代の衣装を着て動かなければならないので、作り上げてからでないと本番に入れないんです。
――なるほど! では逆に撮影に入ってしまったあとはスムーズに進みましたか?
そうですね。堤監督の撮影は始まってしまうとあっという間なんです。でもアクションシーンなどはカット数が多くなるので、そのシーンによりますね。
↑ ――堤監督の演出のすごさは実感されましたか?
堤監督が時代ものをやると最初にお聞きしたときは、どんな作品になるんだろうと思いました。堤ワールドの特徴である小ネタやくすっと笑えるシーンがどれぐらい入ってくるんだろうと。実際に撮影してみたら、監督らしさが随所にあって、堤監督はブースでひとりで笑っているんですよ。時代劇でも変わらずに監督の世界観が出来上がっていました(笑)
出来上がりの映像を見て、くすくす笑えるところがたくさんあるので、時代ものだけど見やすいなと思いました。
――時代ものって歴史上の背景を理解するまでに時間がかかってしまったりするんですけど、この作品はすっと入りこめて、エンターテインメントとして楽しめました。
そうですよね。女性は特に時代劇を難しいと感じる方もいらっしゃると思うんですけど、時代ものが苦手な方でも楽しめる映画だなと私も思いました。
↑ 私、男性よりも強い自信があります(笑)
――そして、火垂役は大島さんにぴったりだなと感じました。アクションがすばらしかったですが、くの一の役はやってみていかがでしたか?
「ござる」という言葉の言い回しをふだんの生活ではしないので、セリフに関してはすんなりとは入れなくて、慣れるのに時間がかかりました(笑) 殺陣は、ダンスもやっていましたし、覚えるというところでは早かったと思います。
――木を走り下りるシーンとか、本当にすごいなと思って見ていました。あのシーンもするっとできたのでしょうか?
リハーサルのときは「あ、できないかも」と思いました! 体の使い方がわからなくて「どうやったらできるんだろう」と考えてしまって。でも1回コツをつかんだらできるようになって、堤監督に「アクション女優」と言っていただけました(笑)
――すごいです。アクションは楽しかったですか?
楽しかったです。(中村)勘九郎さんがすごいんですよ。ひとつひとつの動きの軸がぶれていなくて、連続した動きでも止まって見えるんです。動いているはずなのにちゃんと絵になって見えるので、やっぱり違うんだなと思いました。それを見ているだけでも勉強になりました。勘九郎さんと1対1のシーンもあるんですけど、「負けたくない」という気持ちでやらせていただきました。とても刺激になりました!
↑――やりがいのある現場だったんですね。火垂は松坂桃李さん演じる才蔵に恋心を抱いています。才蔵へアプローチするシーンは素直になれないツンデレな女の子で、とてもかわいかったのですが、演じてみていかがでしたか?
逆にそのあたりのシーンは恥ずかしかったです。ふだん男の中で戦っていて、気が強いのに才蔵の前ではデレデレになっちゃうじゃないですか(笑) 堤さんに「ギャップを作ってほしいから、才蔵へのセリフは全部、語尾に?をつけて」と言われたんです。「乙女っぽく話して」と。ふだんの私はそういう話し方はしないですし、乙女キャラを出すことはないので、切り替えが難しかったです(笑)
――火垂は現代の女性にも通じる女性ですよね。男の人と一緒に戦いに出るという。待つ女性か、一緒に戦う女性か、大島さんご自身はどちらのタイプですか?
私は一緒に戦います。男性よりも強い自信があります(笑) 火垂は登場人物の中で一番強いんじゃないかって言われてるぐらい無敵なんですよ。1回もダメージを受けていないんです。タイミングを見計らって出てくるので(笑) 女の計算ですよね。そういうところはしたたかですごく女性らしいなって思います。
――たしかに(笑)
↑ 誕生日は毎年、秋元才加、宮澤佐江と過ごします
――LINEのインタビューなのでうかがいたいのですが、お好きなLINEスタンプはありますか?
私、スタンプほとんど使わないんです(汗) たま~に半年に1回くらい、もともと入っているLINEキャラクターのスタンプは押します。文字派なんですよね。スタンプを使うのは文字で表現しきれない、感動した気持ちを送りたいときくらいです。
↑ ――ちょっと意外でした! プライベートではお誕生日が近いですけど、いつもどんな過ごし方をされているんですか?
毎年、秋元才加と宮澤佐江と3人で過ごします。今年はみんな忙しそうだからどうかなぁ。欲しいものは特にないなぁ。一緒に過ごしてくれたらそれだけでうれしいですね。あとはAKB48の2期生のグループLINEがあって、誰かの誕生日の日は一斉に「おめでとう!」「おめでとう!」ってメッセージが飛びます。頻繁に連絡をとったり、集まったりするわけではないので、そのときに生存確認ができます(笑)
↑ ――LINEを活用していただいてありがとうございます。では最後に、この映画をごらんになられる方々、特に若い女性読者が多いので、その方々にメッセージをお願いします。
女性が見て楽しめる映画になっているので、とってもキュンキュンします。男たるものこういう武士みたいだといいなぁ、と思っていただけると思います。それから女性目線では恋愛や、友情、親子愛など、いろいろな愛情が描かれているので、感情移入しやすい作品になっています。たっぷり楽しんでいただけると思うのでぜひ見ていただけるとうれしいです。
――ありがとうございました!