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【巨人】由伸監督、2位確定へ決死のタクト「点取らないと」10勝かかる菅野を5回で交代

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↑2位が決まり、声援に応える高橋監督(中)

 ◆巨人3x―2中日=延長12回=(28日・東京ドーム)

 2位が確定しても、いつも通りの由伸監督だった。「チャンスはあったけど、なかなか点が取れなくてね。昨日に引き続きピッチャーもそうだし、良く守ってくれた」

 勝つために、鬼になった。2点を追う5回先頭、10勝目がかかるエース・菅野に代打・相川を送った。「点を取らないと勝てないのでその選択をした」。続投させていれば、逆転による白星が舞い込んだかもしれない。だが、目の前のチームの1勝を優先した。相川、長野の連打から1点を返し、6回にクルーズの右犠飛で同点に。この潔い投手交代が試合の流れを変えたと言っても過言ではない。

 6回から大竹寛をマウンドへ。中継ぎは移籍後初で、08年以来8年ぶり。CS第1Sでの起用法も視野に入れたタクトだった。7回1死から連打で一、二塁のピンチを背負うと、ここから一撃必殺の継投に移った。大島には山口、荒木にはマシソンをぶつけた。

 9回からは沢村、11回から田原誠と、調子が上がってきた両右腕に2イニングずつを任せて無失点リレー。「調子の良い選手から使っていく」と話していた通り、短期決戦を意識した執念の継投で勝利へと導いた。「1回だけ途中経過が球場に流れたので、それは見た。あとは特に」と他球場の状況を一切気にすることなく、采配に没頭した。

 次なる目標は、CS第1SでDeNAを破ること。「1つ目標をクリアできた。まだ試合はあるので、きっちりした試合をしなくちゃいけない」と気を引き締めた。

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