Quantcast
Channel: Mr.NPB&MLB&NEWS
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

【巨人】マイコラス、初の中4日なんの!粘った6回2失点

$
0
0

イメージ 1

↑3回無死、空振り三振したマイコラスは、バットをへし折りベンチに戻る

イメージ 2

↑降りしきる雨の中、力投するマイコラス

 ◆DeNA6―5巨人(28日・横浜)

 自分への怒りが爆発した。6回終了後、マイコラスは三塁ベンチに戻ると、バットを手に取り、何度も床にたたきつけて悔しがった。直前、2死一、二塁から倉本に同点打を許していた。勝ち越しは阻止して踏ん張ったが、リードを守れずこの回で降板。雨の中、序盤から感情むき出しの「マイコ劇場」。6回124球で2失点の粘投も、今季4勝目、外国人新記録の15連勝は惜しくも逃した。

 一戦必勝のチーム方針のもと、公式戦初の中4日で先発。初回2死からロペスに左翼席へ先制ソロを被弾すると、ベンチでグラブを投げつけた。同点の2回2死一、二塁で雨が強まり、1時間15分の中断。その間はブルペンで投球練習して調整した。再開後、3回の打席で三振に倒れると、太ももの上でバットを真っ二つに破壊。それほど、この試合にかけていた。

 昨年から14連勝中だが、個人記録にはこだわりがない。「自分に勝ちがつくということはチームが勝つということ。どんな状況でもチームが勝つ、それだけが目的だ」。4回には、倉本の詰まった投ゴロを逆シングルでスライディングキャッチ。6回には筒香への四球になった内角球のキャッチングが悪い、と小林誠にジェスチャーを交えて激怒した。「投、攻、守」で勝利への執念を見せた。

 白星はつかなかったが、悪天候の中で124球の力投。由伸監督は「きっちり最善を尽くしてくれた」とねぎらった。試合後、マイコラスは「この雨で投げたことはない。気にしない努力はした。誰もけがをしなくて良かったよ」と、落ち着きを取り戻して球場を後にした。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2517

Trending Articles