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【広島】今季36度目の逆転勝ち、終盤に驚異の粘りで巨人とのゲーム差は7のまま

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↑お立ち台で鈴木(左)から氷水をかけられる丸(右は大瀬良)

 ◆広島6―4ヤクルト(19日・マツダスタジアム)

 広島が終盤に驚異の粘りを発揮し、今季36度目の逆転勝ち。4連勝で貯金は今季最多の23とした。巨人も勝利したため、2位とのゲーム差は7のまま。

 初回に守備の乱れから3失点。2回以降立ち直った先発の野村だったが、7回には追加点を奪われた。

 1―4と3点を追いかける展開になったが、7回2死走者なしから田中、菊池、丸の3連打で1点返すと、8回には先頭の鈴木が18号ソロを放ち1点差に。その後2死となったが、代打・松山、田中の連打と菊池の四球で満塁。ここで再び丸が、左中間へ走者一掃の二塁打を放ち逆転した。

 8回を抑えた大瀬良が今季2勝目をあげた。

 緒方監督は「7、8回。相手の勝ちパターンの継投の中から得点して逆転できた。2死からの諦めない気持ちが出た」とうなずいた。

 今季初めてヒーローインタビューを受けた大瀬良は「いい流れをつける投球ができた」と胸を張った。

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