◆巨人６―３阪神（１９日・東京ドーム）
５回表に中谷の左越え２ランで一時は追い付いたものの、その裏、巨人・阿部に勝ち越し２ランを浴び３連敗となった阪神。試合後の金本知憲監督（４８）の一問一答。
―メッセンジャーが５回５失点で降板。序盤から苦しんでいた。
「メッセはジャイアンツにタイミングを合わされているというか、ちょっと分が悪いよね。そういう印象がある」
―広島に６勝１７敗、巨人に５勝１１敗１分け。上位２チームに対して分が悪い。
「そういうところがあるのかな。ここずっと。『何とか（勝ちたい）』という気持ちはあるんだろうけど」
―２回無死一、二塁や４回無死満塁と田口からチャンスは作ったが、あと１本が出なかった。
「それはいつものことで。田口から３点取ったのは初めてじゃないかな」
―今季初の３番に抜てきした中谷が５回に同点２ランを放った。
「少ないチャンスというか、彼自身が（そのチャンスを生かした）。あそこで一発打てるわけだから」
―３番にしたのは、この試合まで対田口が５打数４安打だった相性の良さか。
「（片岡）バッティングコーチが推薦してきてね。いいタイミングで打っているし、それでいこうかと」
―勝ち越し本塁打を許した阿部には今季、阪神は打率４割２分３厘と打たれている。
「それはバッテリーとして対策を練っていくしかない。あした、あさっても（試合が）あるから。配球とかそういうところしかないからね」