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【中日】近藤Jr、猛打賞!父同様の華々しいデビューに「父よりも長く野球人生を送りたい」

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↑プロ初安打を放った近藤(左)が父・近藤真市コーチとグータッチ

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↑3回中前にプロ初安打を放った近藤真市コーチの長男・近藤弘基

 ◆中日2―7巨人(2日・ナゴヤドーム)

 中日・近藤弘基外野手(23)が猛打賞デビューを飾った。7月14日に支配下登録され、この日に初めて出場選手登録された2014年育成ドラフト4位は、いきなり「2番・左翼」でスタメン出場。3回の第2打席で中前へのプロ初安打をはじき返すと、5回2死一、三塁では初タイムリーとなる左翼への2点二塁打。7回1死一塁でも右前打を放った。1987年の初登板で巨人相手にノーヒットノーランを成し遂げた父・近藤真市(現中日投手コーチ)と同様、華々しいデビューを飾った新星が初陣を振り返った。

 ―3安打デビュー

 「ゼロからのスタートですし、結果を求めずにやった結果。(中飛に倒れた1打席目も)わりとボールが見えていた」

 ―プロ初安打は今村のカーブを叩いた

 「1球目の(高めの)直球を振ろうと思ったのに振れなかった。2球目に甘い変化球が来たので『いっちゃえ!』と」

 ―記念球は手にしたか

 「(ベンチに帰ってから)森さん(ヘッドコーチ)に球をピッと投げられて、『ありがとうございます』って言ったら『それじゃねえよ』って(苦笑い)。(後から受け取った本物は)実家に置いておこうと思います」

 ―2本目は適時二塁打

 「ストライクゾーンに来たら『いっちゃえ!』でいって、いいところに落ちた」

 ―父のことは意識したか

 「正直、試合中、守ってるときも、ネクスト(サークル)でも、ベンチでも、父さんの方を一度も見てない。それだけ意識せずやれたから結果も出たと思う。2軍の試合も父親が見に来たら打てないですから(笑い)。言い方は悪いですが、いないものと思っていた」

 ―緊張はしたのか

 「もっと地面がフワフワする感じがするかと思ったが、意外とそんなことはなかった。『これが1軍か』というワクワク感の方がデカかった」

 ―デビュー戦でスタメン

 「準備せずにスタメン(で起用される)なら緊張すると思ったので、きのう(1日)の夜から今村投手のことをユーチューブで調べて、打つイメージでいった」

 ―父は1987年8月9日のデビュー戦(対巨人、ナゴヤ)でノーヒットノーラン。映像を見たことはあるか

 「結構、何回も見ている。(最初は)小学生か中学生のとき。(初回の)1番打者から終わりの打者まで、投げる前に配球を全部(父に)先に言われるから、全然面白くなかった。しかもヒットを打たれないのも分かってるし(笑い)」

 ―感想は

 「最初に見た時もスゴくカッコいいと思っていた。高校(父と同じ愛知・享栄)で挫折したとき、苦しくなったときに、たまに見て『こうなりたいから頑張ろう』とモチベーションにしていた。今もたまにユーチューブで見ます。きょうも(選手寮からナゴヤドームに向かう)タクシーで見てました。『同じ8月だし巨人戦だしなあ』って思いながら」

 ―今後の目標は

 「自分も思っているし、父も思っているが、(現役生活8年で引退した)父よりも長く野球人生を送りたい。父は(左肩を)ケガして最初(の数年)しかやれてない。自分はケガせず長くやれれば」

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