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DeNA“弱投返上式”で防御率12球団1位「豊富な先発陣+内角を攻める配球改革」

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ラミレス新監督が就任した新生・DeNAが大きな変貌を遂げようとしている。ここまで20勝24敗3分けのリーグ5位ながら、防御率3・13は12球団トップの数字を誇る。昨季、リーグワーストの防御率3・80で最下位に甘んじたチームに起こった化学反応。その内情に迫る。

 豊富な先発投手陣。山口、井納、モスコーソの右腕3人衆に、ドラフト1位・今永(駒大)、石田、砂田の左腕トリオが担う先発ローテ。過去2年で開幕投手を務めた久保康、三嶋、そして三浦もいない。

 今季、先発陣が5回を持たずに降板した例はない。先発が試合を作っていることが防御率上昇の一因。今永は「しっかり結果を出して、チームにいい刺激を与えられれば」。石田は「左投手が3人いる。1試合ダメなら下に落とされる」。豊富な陣容がもたらす危機感が健全な競争意識を生んでいる。

 ラミレス監督は就任直後に「投手陣はそろっている。捕手とのコミュニケーションが大事。防御率はトップ3に入れる数字は残せる」と自信を見せていた。高い能力を生かす方策が内角攻め。投手陣には「内角に投げられない投手は使わない」と宣言し、捕手陣には「7割、内角を要求してほしい」と指導。外角一辺倒からの配球改革に着手した。

 内角攻めは浸透した。井納は「これまでは安全な方にいったり、インコースを投げて当てたらどうしようとなって、結果的に中に入って長打を打たれたりしていた。そういうのが今季はなくなった」と手応えを口にする。

 ある関係者はドラフト4位の正捕手・戸柱(NTT西日本)の存在を挙げる。「頭のいい選手。ただ内角に投げさせているだけではなく、どの打者に、どのタイミングで投げたらいいか、スコアラーにいろいろなパターンを出してもらって、そのデータをうまく利用している」と配球面の違いを証言した。

 月別の数字を見ると、3、4月は防御率3・32に対し、1試合の平均得点は2・97。9勝18敗2分けと低迷した原因が打線にあるのは明白だった。しかし、5月は防御率2・82に対し、同得点が4・28点。11勝6敗1分け。投手陣の好調がもたらした打撃陣の奮起。反攻態勢は整いつつある。

my message
ラミレス監督には期待していますがベイスターズはちょっとヤバイ順位ですから後半から巻き返してジャイアンツとクライマックスで戦いたいね。
やっぱり、ラミレスにとってジャイアンツは古巣になる。ならばジャイアンツとクライマックスで戦いたい。
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