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【巨人】重信「必死」プロ初安打初打点!記念球は天国へ

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↑8回1死一塁、プロ初安打となる適時三塁打を放つ重信

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↑8回、重信(左)は福から右中間に三塁打を放つ

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↑プロ初安打となる右中間適時三塁打を放ち滑り込む重信

 ◆中日6―4巨人(21日・ナゴヤドーム)

 巨人のドラフト2位ルーキー・重信がプロ初安打初打点をマークした。3点を追う8回1死一塁で右中間を破る適時三塁打。プロ9打席目での一打で、一時は1点差まで詰め寄る攻撃の見せ場を作った。最近4試合で計7得点と低調な打撃陣の中で、救世主として期待がかかる。先発・今村が6回を1失点と好投も、7回に登板の2番手・田原誠が押し出し四球を含む3安打2四球4失点と乱れて逆転された。さらに山口、宮国も踏ん張れず、反撃も及ばなかった。

 待ちこがれていた一打だった。3点を追う8回1死一塁。重信は福の内角、144キロの直球を打ち返した。打球が右中間を抜けたのを確認すると、50メートル5秒7の快足を飛ばして一気に三塁に到達。プロ9打席目での初安打は、適時三塁打となって、初打点もマーク。「必死で打った。なんとかしたいという気持ちでした」と胸をなで下ろした。

 さらに続く坂本の左前安打で悠々と生還。1点差に迫る初得点も記録した。20日は1軍昇格即、先発出場も2三振を含む4打数無安打。試合後はナインが心配するほど落ち込んだ表情を見せていたが、遠征先の名古屋市内で大学時代の友人と焼き肉ディナーでリフレッシュ。宿舎に戻るとベッドに直行し「熟睡できました」。この日も3打席目までは無安打2三振だったが、ようやく目を覚ました。

 苦しみながらつかんだ。2月のキャンプ中の実戦では一時、打率が6割超え。だが19試合中14試合に先発したオープン戦では、49打数9安打の打率1割8分4厘。開幕は1軍も、スタメンを逃し、4試合で2軍に落ちた。「1軍の投手に対応できなかったので何かを変えないといけない」とゼロから再出発した。

 速球にも振り負けないよう、まずはバットを作り替えた。長さを0・5センチ短くしながらも10グラム増やして指1本分長く持った。重いバットでさらなるスイングスピードを求め、ウェートトレに取り組んだ。「今すぐに結果が出なくても、先を見ないといけないので」といいながらも、大学時代に83試合で2本しか打てなかった本塁打をファーム32試合で3発。着実に成長を遂げている。

 記念のボールを届けたい人がいる。「両親に見せてから、おじのお墓に供えたいと思います」。おじの忠輝さんは、重信が1993年に生まれた直後に交通事故で亡くなった。対面の記憶はないが家族から「僕に似ている。生まれ変わりのよう」と言われてきたという。「おじが今生きていれば43歳。僕の背番号は43なのでそういう縁も感じる」。これまでも節目で訪れていた、千葉・佐倉市内の墓に白球と共に報告する。

 由伸監督は「いいヒット1本出たわけだしね。まあ、一歩とは言わないけど、何とか踏み出せたんじゃないかな」とさらなる飛躍に期待を込めた。「うれしいのと、ホッとしたのもあります」と控えめに笑ったドラフト2位ルーキー。G打線の起爆剤になる。

my message
重信の更なる活躍に期待しています、プロ初ヒットだから今度はプロ初本塁打を狙え。
さらに重信の走力にはびっくりしていますのでガンガン走ってくれ。
by blog described person

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