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<速報>ド軍前田、4失点でメジャー最短4回KO降板

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 ドジャースの前田健太(27)が現地時間16日、ドジャースタジアムで行われたインターリーグ(交流戦)のエンゼルス戦に8試合目の先発、自らの左前適時打などで奪った2点を守れず、3回に5安打を集中され4失点、結局、4回、73球を投げてメジャー最短で降板した。

ア・リーグ最強打者トラウト、通算568本塁打を誇るプホルスとの対決が注目されたが、連続タイムリーを浴びるなど制球ミスが目立ち、宝刀スライダーにもキレがなかった。

 ドジャースは、トンプソンの本塁打などで反撃したが、6-7で惜敗。前田に今季3敗目がついた。4月23日のロッキーズ戦で日米通算100勝を記録して以来、4試合、白星から遠ざかることになった。

 同じロスに本拠地を持つ2チームによるインターリーグ(交流戦)は、通称フリーウェイシリーズと呼ばれている。言葉通り、フリーウェイ5号でロスとアナハイムが結ばれ、1時間弱で移動可能な距離にある。リーグは別れているが、ファンもチームのライバル心の強い両チームの対戦は、インターリーグの注目カード。マエケンは、その大事なカード初戦への先発を任された。焦点は、昨季41本、14、15年の球宴連続MVPを獲得するなど、ア・リーグ最強打者と呼ばれる24歳のトラウト、過去に首位打者、本塁打、打点王と、すべてのタイトルを手に入れた36歳のプホルスとの対決である。

 3番のトラウトとの最初の対戦は一回二死。前田は丁寧に低めのツーシームから入り、インサイドに動かすツーシームでサードゴロ。4番のプホルスとは2回。スライダーが抜け甘いコースに入ったが、打ち損じてもらい助かる。センターフライ。前田は、2回をパーフェクトに抑えるスタートを切った。

 デビュー戦で本塁打を放ちバッターとしても注目されている前田は、二回に自らのバットで援護点。二死からクロフォードが先制タイムリーを放ち、さらに一、二塁と続いたチャンスにエンゼルスの先発、シューメーカーからレフト前へ追加点となるタイムリーを放ったのだ。2014年に16勝記録した投手である。

 だが、マエケンは、2点のリードを守れない。下位打線を迎えた3回につかまる。先頭のペレスに左中間を破る二塁打を打たれ、一死となってからペティットにツーシームをレフト前に引っ張られた。1点を失い、エスコバルにもツーシームを詰まりながらもライト前に落とされ、一死一、三塁。カルホーンを歩かせ、満塁にしてトラウトを迎えた。初球のカーブ。目先を変えたかったボールが少しストライクゾーンに甘く入ると、トラウトはそれをレフト前へ。2人が生還して逆転。さらにプホルスには、外角一辺倒の配球で最後も外のカットボールをセンター返しされた。4点目。勝負どころでの制球が定まらず、「緩く大きく曲がるスライダー」が、この日は、ほとんど見られず、マエケンは焦点だった強打者2人との対決に敗れた。

 前田は4回裏の打席に代打を送られ、73球でメジャー最短降板となった。5安打4失点5奪三振の内容だった。マエケンの特徴はツーシーム、チェンジアップに2種類のスライダーを、ほぼ同じ腕の振りの中、どれもをカウント球にもウイニングショットにも使える制球力にある。だが、この日のようにスライダーが変化せず制球の精度が落ちると、それを許してくれるほどメジャーの打線は甘くない。

ゲームは、4時間を越える熱戦となり、ドジャースが、8回にトンプソンの、この日、2本目となる2ランなどで1点差まで詰め寄ったが、6-7で敗れた。前田に、今季3敗目。

my message
また負けちゃったね、メジャーデビューしてからマエケンの状態が悪いんですが本当にこのままで大丈夫なのか?
マエケンなら絶対に失敗しないでメジャーらしい生き残り方で行けるだろう。
頑張って、マエケン
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