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【巨人】2軍は逸材ゴロゴロ 奪三振トップ大江、高田…担当記者が今後の1軍ローテを占う

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奪三振がイースタン・リーグトップの大江

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速球が武器の高田

 巨人のドラフト1位・鍬原拓也投手(22)が、ゴールデンウィーク中にも1軍デビューするプランが18日、浮上した。右腕は上半身のコンディション不良から復活し、19日のイースタンリーグ・ロッテ戦(G球場)でプロ入り初の公式戦に先発する。好成績を収めれば、28日のヤクルト戦(東京D)から始まる9連戦中の1軍昇格も見えてくる。2軍では大江、高田やベテラン内海らも控えており、今後の1軍ローテ争いを巨人担当・玉寄記者が占った。

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 イースタン・リーグが開幕してから現在の2軍の主な先発ローテは内海、大江、高田、ヤングマン、育成・坂本工が中心。その中でも、期待値を含めた高卒2年目の大江、高田の存在が目立っている。

 イースタン開幕投手を務めた大江は5試合で0勝3敗、防御率4・78と勝ち星こそ挙げていないが、31奪三振と26回1/3の投球回はリーグトップだ。また、プロ入り後初の2軍ローテ入りを果たした高田は白星も挙げ、3試合1勝0敗、防御率3・60と奮闘している。

 経験豊富なベテランの内海は、13日の西武戦(西武第二)で6回5安打無失点7奪三振と好調だ。1軍の先発ローテ陣に緊急事態が起これば、すぐにでも昇格できる状況にある。

 1軍の先発ローテで勝利を挙げた菅野、山口俊、野上の3枚は安定しつつあるが、田口、大竹、吉川光は実際のところ流動的だ。野手は吉川尚、岡本らフレッシュな面々がレギュラーとして台頭。昨季6勝を挙げた2年目の畠は腰痛を抱えているが、先発陣も生きのいい選手の出現に期待したいところだ。

 鍬原や大江、高田は将来G投の屋台骨を担える逸材。斎藤投手総合コーチからも「上で見てみたい」と期待の声が聞かれる。現在ローテを守る5人と、2軍からの下克上。質の高い争いが繰り広げられそうだ。(玉寄 穂波)

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