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田淵幸一氏「監督、いや仙ちゃん…」星野さんお別れの会で呼びかけ

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弔辞を読む田淵幸一氏

 1月4日に膵臓(すいぞう)がんで亡くなった楽天・星野仙一副会長(享年70)のお別れの会が28日、大阪・北区のハービスホールで行われた。大学時代から親交を深め、阪神監督時代の2003年にチーフ打撃コーチとして星野氏を支えた田淵幸一氏(71)が弔辞を読み、涙で大親友に別れを告げた。

 田淵氏は「監督、いや仙ちゃん、一緒に阪神のユニホームを着た時に引き出しにしまった呼び方を16年ぶりにします」と呼びかけ「仙ちゃん、悲しい、寂しい、悔しい、残念です」と声を絞り出した。法大時代の田淵氏は明大の星野氏から1本も本塁打を打てなかったが、プロ入りして初めて本塁打を打てた時の話や、阪神監督就任を決断した際に、「やるぞ」とヘッドコーチを打診された話などを振り返り、「1月29日には東京で食事をしようと話をしたのに、その3日後に誰にも告げず天国に旅立ってしまった」と声を震わせた。

 最後は「私もいつかそちらに行きます。また大親友になって下さいね。さよならは言いません。本当に本当に仙ちゃん、ありがとう」と結んだ。その後、取材に応じた田淵氏は「本当にどれだけ世話になったか。同級生ながら人生の師です。大好きだった。いい男です」と星野氏をしのんだ。

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