藤波辰爾
プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(64)が主宰する「ドラディション」は26日、都内で会見を行い、4月20日、後楽園ホールと同21日に大阪・南港ATCホールでも開催する「バック・トゥー・ザ・ニューヨーク」と題したツアーに“ニューヨークの帝王”ボブ・バックランド(67)が参戦することを発表した。対戦カードは今後、決定する。
2人はバックランドが2013年、藤波が15年にWWEの殿堂入りを果たした日米を代表するレジェンド。殿堂対決の実現に藤波は「彼とは同じ時期にニューヨークでチャンピオンになった。自分の中ではすばらしい思い出で今回は、東京と大阪のどちらかで対戦したい」と意欲を見せた。
バックランドは、1978年2月20日、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンでビリー・グラハムを破りWWWF(現WWE)世界ヘビー級王座を獲得。83年12月にアイアン・シークに敗れるまで5年間に渡り王者に君臨した。藤波も同じ78年1月23日にマジソンでWWWFジュニアヘビー級王座を獲得。新たにジュニアヘビーの分野を開拓し空前のドラゴンブームを産み出した。今回、共に王座を獲得してから40周年という節目を迎え、時空を越えた対決となる。
バックランドはWWEの殿堂入りを果たしているため、基本的には他団体のリングに上がることは契約上、難しいという。しかし、同じ殿堂入りレスラーの藤波からのオファーであるため特例でWWEも参戦を許可したという。現在、バックランドはレスリングのコーチなどを務め、「コンディションはすごくいいと言っていますし、体も全盛期とほとんど変わらない状態をキープしています」と藤波は明かした。
藤波とバックランドは82年元日の後楽園ホールでWWFヘビー級選手権で対戦。さらに84年8月31日に神奈川・南足柄体育館でも一騎打ちで戦った。この試合で藤波は長時間に渡りキーロックを決め続け、実況した古舘伊知郎アナウンサーが「長すぎたショートアームシザーズ」と評した。01年には新日本の東京ドーム大会に参戦し藤波とタッグを組んでザ・ファンクスと対戦しているが、藤波は「長すぎたショートアームシザース」の続編として今回、対戦することがあれば、まずはキーロックから始めたい」と予告していた。
昨年はベイダー、ミル・マスカラスを招聘し昭和のプロレスファンが歓喜した「ドラディション」。今年はバックランドというさらなる大物の参戦で昭和のプロレスファンにかつての熱気を呼び覚ます。
プロレス界のレジェンド、藤波辰爾(64)が主宰する「ドラディション」は26日、都内で会見を行い、4月20日、後楽園ホールと同21日に大阪・南港ATCホールでも開催する「バック・トゥー・ザ・ニューヨーク」と題したツアーに“ニューヨークの帝王”ボブ・バックランド(67)が参戦することを発表した。対戦カードは今後、決定する。
2人はバックランドが2013年、藤波が15年にWWEの殿堂入りを果たした日米を代表するレジェンド。殿堂対決の実現に藤波は「彼とは同じ時期にニューヨークでチャンピオンになった。自分の中ではすばらしい思い出で今回は、東京と大阪のどちらかで対戦したい」と意欲を見せた。
バックランドは、1978年2月20日、ニューヨークのマジソンスクエアガーデンでビリー・グラハムを破りWWWF(現WWE)世界ヘビー級王座を獲得。83年12月にアイアン・シークに敗れるまで5年間に渡り王者に君臨した。藤波も同じ78年1月23日にマジソンでWWWFジュニアヘビー級王座を獲得。新たにジュニアヘビーの分野を開拓し空前のドラゴンブームを産み出した。今回、共に王座を獲得してから40周年という節目を迎え、時空を越えた対決となる。
バックランドはWWEの殿堂入りを果たしているため、基本的には他団体のリングに上がることは契約上、難しいという。しかし、同じ殿堂入りレスラーの藤波からのオファーであるため特例でWWEも参戦を許可したという。現在、バックランドはレスリングのコーチなどを務め、「コンディションはすごくいいと言っていますし、体も全盛期とほとんど変わらない状態をキープしています」と藤波は明かした。
藤波とバックランドは82年元日の後楽園ホールでWWFヘビー級選手権で対戦。さらに84年8月31日に神奈川・南足柄体育館でも一騎打ちで戦った。この試合で藤波は長時間に渡りキーロックを決め続け、実況した古舘伊知郎アナウンサーが「長すぎたショートアームシザーズ」と評した。01年には新日本の東京ドーム大会に参戦し藤波とタッグを組んでザ・ファンクスと対戦しているが、藤波は「長すぎたショートアームシザース」の続編として今回、対戦することがあれば、まずはキーロックから始めたい」と予告していた。
昨年はベイダー、ミル・マスカラスを招聘し昭和のプロレスファンが歓喜した「ドラディション」。今年はバックランドというさらなる大物の参戦で昭和のプロレスファンにかつての熱気を呼び覚ます。