トークイベントに出演した大仁田氏
元プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(60)が27日、東京・高円寺のCACCスネークピットジャパンでトークイベントに出演した。
イベントではCACCスネークピットジャパンを主宰する元プロレスラーの宮戸優光氏(54)と対談し、全日本プロレスからFMW時代などレスラー人生の秘話を告白。宮戸氏とは初対面の大仁田氏は、1988年12月にUWFの大阪大会に挑戦状を持参した時に「チケット持ってますか」と門前払いされたことを引き合いに出し、FMWとUWFがプロレススタイルから水と油だったため「宮戸さんとは一生、お会いすることはないと思ってました。まさか30年の時を経てお会いすることになるとは思ってもみなかったです」と感慨にふけっていた。
師匠のジャイアント馬場さん、ジャンボ鶴田さんら往年の名レスラーの秘話を明かした大仁田氏。全日本時代は、馬場さんから養子にならないかと言われたという秘話を宮戸氏から「これは事実ですか」と聞かれ「本当なんです。でも、馬場厚はどうかなと思って、やっぱり大仁田厚がいいなと思って断りました」とジョーク交じりに明かし、会場を沸かせていた。FWM時代は、斬新なアイデアでデスマッチを展開したが、その発想の源泉を「映画です」と明かし「年400~500本見ます。そこからいろんなアイデアが浮かんでくるんですよ」と話していた。
大仁田氏は、佐賀県神埼市の市長選(4月8日告示、15日投開票)への出馬を表明している。18日の出馬会見では「神埼を全国に知らしめたい」など市の活性化を公約に掲げたが、「ボクは無所属で頑張りたいと思います。一軒一軒の家を回って自分の主張を地道に伝えていきたい。いろんな人が協力してくれるし頑張っていきたい」と明かしていた。