自主トレ先のハワイへ出発した沢村
巨人の沢村拓一投手(29)が10日、現役最強右腕と称される米大リーグ、ナショナルズのマックス・シャーザー投手(33)を参考にした新フォームで、完全復活を目指す決意を示した。成田空港から自主トレ先の米ハワイに出発。改良ポイントは、左足の上げ方をコンパクトにして、反動に頼らない投げ方。余計な力みをなくすことが目的で、今月中からブルペンで投げ込んで確立させる考えを明かした。
新たな自分を確立する。沢村が明確な目的を持って自主トレ先のハワイへ飛び立った。右肩コンディション不良のため、今季は初の1軍登板なし。同じことをやっても進歩はないと考え、変わることを決意した。
「効率良く力を出す方法を考えて、フォームをシンプルにします。反動を使うのをやめようと。左足は今までよりも上がらなくなると思います。少ないエネルギーでコントロールよく投げる。シャーザーの動画をものすごく見ています」
シャーザーはメジャー通算10年で141勝。今季まで5年連続200イニング&200奪三振という、右の大投手だ。流れるように左足を上げ、体重移動にはムダがない。スリークオーターから、150キロ台後半の速球を投げ込むが、長年フル回転できる理由がこのフォームにある。沢村は腕の位置は上投げのままで左足の上げ方を参考にし、力まずキレのある球を習得するつもりだ。
「自分としては力を入れている感覚が少ない中で、いかにいいボールを投げられるか。フォームがシンプルの方が、肩にも負担がこないと思うので」
従来は左足を高く上げていた。全身を使って剛速球を投げ込む一方、力んで制球を乱すこともあった。G球場での秋季練習で、名伯楽の小谷2軍投手コーチからスムーズな体重移動の大切さを教わり、発想転換。屈強な肉体の外国人投手が参考になると考え、コンパクトなフォームを動画で徹底的に研究した。
「ハワイでも小谷さんから教わったことは毎日、必ず意識してやります。12月中からブルペンで投げていきたいと思っています。一度、肩の機能的なものを失ったので、元に戻すのではなく、新しい肩をつくっていかないといけないです」
今季は右肩の違和感、長胸(ちょうきょう)神経麻痺(まひ)に苦しんだが、現在は完治。来季の完全復活へ、ハワイでは育成左腕の橋本篤とともに、年越しで1か月半、厳しいトレーニングを積む。(片岡 優帆)
◆マックス・シャーザー Dバックスでキャリアをスタートさせ、タイガース時代の2013年に21勝3敗、240奪三振で初の最多勝、サイ・ヤング賞獲得。15年からナショナルズに移籍し、今季も16勝6敗で2年連続3度目のサイ・ヤング賞。伸び上がるような直球と鋭いスライダーで高い奪三振率を誇り、今年まで8年連続2桁勝利。ノーヒットノーランも2度達成。
😁オ😉レ😜コ😝メ✏
パワプロだと[澤村 拓一]は最強のクローザーですね(笑)
巨人の沢村拓一投手(29)が10日、現役最強右腕と称される米大リーグ、ナショナルズのマックス・シャーザー投手(33)を参考にした新フォームで、完全復活を目指す決意を示した。成田空港から自主トレ先の米ハワイに出発。改良ポイントは、左足の上げ方をコンパクトにして、反動に頼らない投げ方。余計な力みをなくすことが目的で、今月中からブルペンで投げ込んで確立させる考えを明かした。
新たな自分を確立する。沢村が明確な目的を持って自主トレ先のハワイへ飛び立った。右肩コンディション不良のため、今季は初の1軍登板なし。同じことをやっても進歩はないと考え、変わることを決意した。
「効率良く力を出す方法を考えて、フォームをシンプルにします。反動を使うのをやめようと。左足は今までよりも上がらなくなると思います。少ないエネルギーでコントロールよく投げる。シャーザーの動画をものすごく見ています」
シャーザーはメジャー通算10年で141勝。今季まで5年連続200イニング&200奪三振という、右の大投手だ。流れるように左足を上げ、体重移動にはムダがない。スリークオーターから、150キロ台後半の速球を投げ込むが、長年フル回転できる理由がこのフォームにある。沢村は腕の位置は上投げのままで左足の上げ方を参考にし、力まずキレのある球を習得するつもりだ。
「自分としては力を入れている感覚が少ない中で、いかにいいボールを投げられるか。フォームがシンプルの方が、肩にも負担がこないと思うので」
従来は左足を高く上げていた。全身を使って剛速球を投げ込む一方、力んで制球を乱すこともあった。G球場での秋季練習で、名伯楽の小谷2軍投手コーチからスムーズな体重移動の大切さを教わり、発想転換。屈強な肉体の外国人投手が参考になると考え、コンパクトなフォームを動画で徹底的に研究した。
「ハワイでも小谷さんから教わったことは毎日、必ず意識してやります。12月中からブルペンで投げていきたいと思っています。一度、肩の機能的なものを失ったので、元に戻すのではなく、新しい肩をつくっていかないといけないです」
今季は右肩の違和感、長胸(ちょうきょう)神経麻痺(まひ)に苦しんだが、現在は完治。来季の完全復活へ、ハワイでは育成左腕の橋本篤とともに、年越しで1か月半、厳しいトレーニングを積む。(片岡 優帆)
◆マックス・シャーザー Dバックスでキャリアをスタートさせ、タイガース時代の2013年に21勝3敗、240奪三振で初の最多勝、サイ・ヤング賞獲得。15年からナショナルズに移籍し、今季も16勝6敗で2年連続3度目のサイ・ヤング賞。伸び上がるような直球と鋭いスライダーで高い奪三振率を誇り、今年まで8年連続2桁勝利。ノーヒットノーランも2度達成。
😁オ😉レ😜コ😝メ✏
パワプロだと[澤村 拓一]は最強のクローザーですね(笑)