巨人の重信慎之介外野手（２４）が２７日、都内の球団事務所で契約更改し、１０００万円アップの２４００万円でサインした。
２年目の今季はルーキーイヤーの昨年の２５試合を上回る７４試合に出場。主に代走で起用され１０盗塁をマークした。
打撃面では７０打数１１安打、打率１割５分７厘に終わるも、シーズン最終戦の１０月３日ヤクルト戦（神宮）では「８番・レフト」でスタメン出場し、２安打を放って来季に向けアピールした。それでも「非常にふがいなく、悔しいシーズンでした」と振り返った。
課題の打力強化へ秋季キャンプでは連日１５００スイング前後バットを振り込んだ。球団からは「長野を脅かすような存在になってもらわないと困る」とレギュラー争いに食い込むよう期待の言葉をもらったといい「とにかく出塁すること。盗塁王をとれるような数字を残していきたいです。長野さんを脅かすことができるような選手になりたいです」と話した。