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【侍ジャパン】稲葉監督、連勝で決勝進出「チームがぐっと一つになった」今永と山崎を間違えるハプニングも

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6回12K無失点と好投した今永(21番)をタッチで迎える稲葉監督(右)

 ◆ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 ▽予選 日本8―2台湾(18日、東京ドーム)

 台湾を8―2で下して2連勝、予選1位で19日の決勝に進出した。

 稲葉監督は試合後「今日勝たないことに、あしたに進めないので、今日勝つことを伝えました。今永投手が、台湾は長打力があっていいバッターがいるからどうにか抑えてその間に先取点をと思ったけれど、外崎選手がホームランを打って先制してリラックスした試合運びができた。今永投手はいい流れで予想以上に三振が多かった」と話した。

 喜怒哀楽を出さないと問われると「うれしい時は笑っています。試合が終わるまで何が起るか分からないので…」と稲葉監督は苦笑い。

 それでも2連勝。試合を重ねるごとにチームの一体感を感じている。「ミスしても切り替えが早くて。山川選手もエラーをしたけど、1番元気で盛り上げてくれて。2試合通じて、ぐっと一つになったと思います」と選手をたたえた。

 最後はファンにお詫びも…。「あした、今永選手は大事なところで行ってもらうので…。みなさん楽しみにしていたと思いますが…」。6回無失点の今永の連投?と騒然とする周囲に、我に返り「あっ、(今永選手じゃなくて)山崎選手です。9回は(登板を)期待したと思いますが、(あした)大事なところで行ってもらいますので…」。選手名を間違えて平謝りしたが、ファンに気遣いを忘れない指揮官だった。

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