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【侍ジャパン】台湾に大勝し決勝進出!今永6回無失点12K 外崎ソロ弾、京田3打点

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↑6回12Kと圧巻のピッチングをみせた今永

 ◆ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017 ▽予選 日本8―2台湾(18日、東京ドーム)

 日本が12安打で8点を挙げ台湾に大勝し、2連勝。予選1位で決勝進出を果たし、19日に予選2位の韓国と決勝を戦うことになった。

 投打の歯車ががっちりとかみ合った。先発左腕の今永が初回、陽に死球を与えたものの、アウトを全部三振で奪う立ち上がりを見せると、2回2死から外崎が右翼席へソロ本塁打を放ち先制した。

 4回、今永は不運な当たりの内野安打で先頭打者に出塁を許すと、続く打者の一ゴロを一塁手・山川が二塁へ悪送球し、無死一、三塁とピンチを広げたが、5番打者から3者連続空振り三振を奪う圧巻のピッチング。5回まで4連続を含む毎回の12三振を奪った。

 好投の今永に打線も奮起した。5回、先頭の外崎の中前安打を足がかりに、3盗塁を絡め2死二、三塁とすると、京田が右前に2点タイムリーで追加点を挙げた。さらに7回には無死満塁から松本の右前2点タイムリー、2死満塁から上林が押し出し四球を選びこの回3点を挙げた。京田は8回にも適時内野安打を放ち3打点の活躍、9回には外崎も適時二塁打が出て3安打2打点の活躍を見せた。

 今永は6回こそ三振を奪えなかったが、3安打無失点。12奪三振、106球の力投でマウンドを降りると、7回には野田、8回には近藤大とつなぎ、9回は平井が朱育賢にソロ本塁打を浴びたが、5番手に堀を投入し逃げ切った。

 16日の初戦の韓国戦は延長タイブレイクにもつれる熱戦を制しサヨナラ勝ち。この日の台湾戦は、初戦で活躍した4番・山川、5番・上林がノーヒットに終わったが、他の選手がカバーし、連勝。稲葉ジャパンが、アジアの頂点まであと1勝に迫った。

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