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【明治神宮大会】日大三・斉藤捕手が救急搬送 本塁で走者と激突?

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↑9回2死一、二塁、山岡の右前打で日本航空石川の二塁走者・上田優弥(奥)が本塁突入しセーフの判定も、日大三の捕手・斎藤龍二(手前)への危険走塁による守備妨害で走者アウトに覆る(カメラ・泉 貫太)

 ◆明治神宮大会 ▽高校の部 日本航空石川7x―6日大三=延長10回無死一、二塁からタイブレーク=(10日・神宮)

 日大三(東京)の小倉全由(まさよし)監督(60)が、日本航空石川(北信越)の危険なプレーに怒りをあらわにした。

 同点の9回裏2死一、二塁から、日本航空石川の7番・山岡広紀二塁手(2年)が右前打。サヨナラを阻止するため、右翼手は前進守備だったが、二塁走者の上田優弥左翼手(2年)が本塁へ突入。送球を受けていた斉藤龍二捕手(2年)と激突した。

 ミットからボールがこぼれたため、一時はセーフの判定となったが、小倉監督らが猛抗議し、審判団が協議。危険なプレーと判断し、守備妨害としてアウトの判定に変わった。斉藤は担架で運ばれ途中交代。試合後は、救急車で病院へ向かった。

 試合後の小倉監督は「あんなプレーは絶対に許せない。下手したら死んじゃうよ。チームで徹底しておかないといけない」と怒りをあらわにした。

 日本航空石川の上田は「完全にアウトのタイミングで(本塁へ)真っすぐスライディングをしようと思っていた。(右翼からの送球を受ける)キャッチャーと重なってしまった。スピードに乗ったままで、よけきれなかった。キャッチャーに申し訳ない気持ちです」と神妙な面持ちだった。

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