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【ソフトバンク】2年ぶり日本一奪回 工藤監督「苦しかった、選手が実力以上の力を出した」MVPはサファテ

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↑サファテと抱き合う工藤監督。右は川島(カメラ・関口 俊明)

 ◆SMBC日本シリーズ2017第6戦 ソフトバンク4x―3DeNA=延長11回=(4日・福岡ヤフオクドーム)

 ソフトバンクが延長11回サヨナラ勝ちで2年ぶり8度目の日本一に輝いた。

 1点ビハインドの9回1死から、内川がDeNAの守護神・山崎康から左翼席に値千金の同点弾を放てば、延長11回2死一、二塁から川島が右前にサヨナラタイムリーで劇的に優勝を決めた。

 9回から3イニングを投げたサファテが勝ち投手。今シリーズ1勝2セーブとしてMVPに輝いた。

 工藤監督は優勝監督インタビューで「苦しかったです。もう3連勝したあとに負けて、選手もそうだと思いますけど、僕自身も負けられないと、選手が実力以上の力を出してくれて、ヤフオクで力を出してくれたことがうれしいです」と目を潤ませて喜びに浸った。

 胴上げで7回宙を舞い、「今までにない最高の気分でした。選手のみんなありがとう」と叫んだ。

 劣勢を挽回しての逆転勝利に「必ず勝つと、3点取られても絶対追いつくんだ追い越すんだ、ここで決めると選手を信じて采配をふるってましたけど、選手が頑張ってくれた」と言うと、主将の内川を呼びよせお立ち台にあげ「最高の男です。みなさん拍手をお願いします」とファンに要請し、喜びに浸った。

 MVPに輝いたサファテは「アリガトウゴザイマス、今日勝つしかないと思っていました。あしたはないと…」と決死の覚悟でマウンドに上がったという。さらに「ケイゾウ! ヒーローになってくれとベンチから願っていました。愛すべきチームメートです」とサヨナラ打を放った川島をたたえた。

 レギュラーシーズンからフル回転して日本一に貢献したが「チームのために、それだけです。自分の都合でチームを抜けたこともあったけど、みんな僕のためにと頑張ってくれたた」とチームメートの絆に感謝していた。

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