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【DeNA】九州勢が躍動 好投・浜口は先制弾・宮崎に感謝「佐賀の偉大な先輩が点を取ってくれた」

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↑試合に勝利し満面の笑みを浮かべる浜口(右)と山崎康 (カメラ・小林 泰斗) 

↑笑顔でお立ち台に並ぶ(左から)高城、浜口、宮崎(カメラ・矢口 亨)

 ◆SMBC日本シリーズ2017第4戦 DeNA6―0ソフトバンク(1日・横浜)

 ソフトバンクに王手をかけられ後がないDeNAが地元で初勝利を挙げた。

 先発のルーキー左腕・浜口が8回1死まで無安打投球と好投、パットン、山崎康につなぎ完封リレーとすると、打線も5回に宮崎のソロ本塁打などで先制し、7回には高城にもアーチが飛び出し、12安打で6点を奪った。

 ラミレス監督は浜口の好投に「信じられません。ルーキーには見られないような活躍をしてくれました」と話すと「打線は非常に良かった」と笑顔で語った。

 お立ち台に上がった浜口は「すごく緊張したけれど、持っている力を全力でぶつけようと思って投げました」と改心の笑顔。3戦連続で初回に安打を放ち、生還している敵のラッキーボーイ柳田を封じ「絶対に塁に出さない気持ちで行きました。高城さんのおかげです」と胸を張った。

 援護弾を放った高城はシーズンは本塁打ゼロ。「振ったら当たりましたたまたまです」と苦笑いした。先制ソロ本塁打の宮崎は先発の浜口と同郷・佐賀の出身。浜口が「佐賀の偉大な先輩が点を取ってくれました」と語る姿を、優しい目で見つめた宮崎は「頼もしい後輩です」と持ち上げた。

 くしくも、浜口、宮崎は佐賀出身、高城は福岡出身と、九州出身トリオがお立ち台に上がり喜びに浸った。

 初戦から3連敗してからの逆転日本一は、1958年の西鉄、89年の巨人しかない(1分け3連敗からの逆転日本一は86年西武)。高城は言う。「この勝ちは大きいです、勢いに乗りやすいです」。3位から下克上でCSを勝ち抜いてきたDeNAに、奇跡の逆転Vへほんのわずかだが光が差し込んできた。

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