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楽天・松井稼、現役続行!「あくまで自分の意向」今後球団と契約交渉

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楽天・松井稼頭央外野手(41)が、来季も現役を続ける意志を固めたことが31日、分かった。今季で1年契約が満了するが、サンケイスポーツの取材に「まだ現役でいたい」と明言。ロッテ・井口資仁内野手(42)が今季限りでの現役引退を表明しており、来季は日本球界の現役最年長野手としてグラウンドに立つ。

 松井稼が来季の契約更新へ、強い思いを明らかにした。

 「ここまで来たら、現役にこだわっていく。ずっと楽天で野球をしたいし、体力的にも現役を続ける自信があります」

 1975年10月23日生まれの41歳。1学年上のロッテ・井口が今季限りでの現役引退を表明しており、43歳シーズンとなる来季も現役を続行すれば、現役最年長野手としてプレーすることになる。

 同じ75年生まれのロッテ・福浦和也内野手(41)や米大リーグ、カブスの上原浩治投手(42)にも言及した。「お互い刺激を受けて励まし合っている。モチベーションになりますよね」。福浦は、来季現役を続行すれば、誕生月から松井稼に続く2位の年長野手となる。親交が深い同世代の2人の存在も力にする。

 今季は32試合に出場し、打率・245、1本塁打、9打点。外野陣は岡島、島内、聖沢に加え、ドラフト3位・田中(立大)ら若手の台頭もあり、決して安穏としていられない立場でもある。ただ、6月26日のオリックス戦(Koboパーク)では九回に同点適時打を放ち、延長十回から3年ぶりに遊撃の守備に就くなど、首位を走るチームを貴重な戦力として支えている。

 「あくまで、現役を続けるのは自分の意向。契約するか否かは球団側の判断。それがプロの世界です。だから、チームにとって必要となる選手にならなくてはいけない」と松井稼。今後、球団側と来季契約に関する交渉に入る見込みで、その席で契約更新の希望を伝えることになる。再契約に向けてシーズンに集中し、文句のない結果で現役最年長野手の座を勝ち取る。

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