野球賭博問題を調査している日本野球機構(NPB)調査委員会の大鶴基成委員長(61=弁護士)が16日、都内で取材に応じた。熊崎コミッショナーがキーマンに挙げた野球賭博常習者と認定した飲食店経営者(B氏)と笠原将生元巨人投手(25)と折衝した結果、B氏には弁護士を通じて協力を拒否されたが、これまで連絡が取れなかった笠原元投手とは交渉の道が開いたことを明らかにした。
大鶴委員長は「Bさんは弁護士を通じて明確に断られました。協力したくないという趣旨でした。弁護士が中に入った場合、直接コンタクトしないのが弁護士同士のルール。どうしようもない」とし、笠原元投手については「どういう風に協力してもらうか、やりとりをしている。応じましょうとは言ってくれています。連絡がつかなかった段階より進んだと思います」と話した。
大鶴委員長は「Bさんは弁護士を通じて明確に断られました。協力したくないという趣旨でした。弁護士が中に入った場合、直接コンタクトしないのが弁護士同士のルール。どうしようもない」とし、笠原元投手については「どういう風に協力してもらうか、やりとりをしている。応じましょうとは言ってくれています。連絡がつかなかった段階より進んだと思います」と話した。