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【巨人】岡本1軍!開幕スタメン有力

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↑3回無死、一邪飛に倒れた岡本

 ◆オープン戦 巨人0―2ロッテ(26日・東京ドーム)

 結果はしっかりと受け止めていた。08年以来となるオープン戦最下位も、収穫はあった。岡本に、1軍戦力としてのメドが立った。この日は3打数無安打も、25日・ロッテ戦の3安打の印象が強烈だった。由伸監督は「最後(25日)打ったんで、去年よりは良かったと思う。どっちを信じていいのか分からないけどね」と、笑いを誘った。

 4安打完封負けで終え、5勝14敗…。突きつけられた現実は厳しい。だが、岡本がチームの起爆剤になりそうだ。31日の開幕・中日戦(東京D)のスタメンも有力。「去年よりは打てたけど、成長してないとダメなので。シーズンではチャンスがあったら1球で仕留められるようにしたい」。昨年のオープン戦最終戦は、試合後に2軍降格を告げられた。打率1割台と結果を出せずに悔しい思いをした。「今年は勝負」と挑み、打率2割4分1厘も2本塁打をマーク。この長打力はチームの武器になるはずだ。

 この日のオーダーは、開幕戦を意識して組んだ。中日の開幕投手である左腕・大野に対し、1番には中井。由伸監督は「上がってきて調子が良かったので。その調子で打ってくれれば1番もいいのかなと。打ってくれないと困る」。この日は4打数無安打も、勢いを買って斬り込み隊長に指名する可能性は高い。下位に長野を置くことで、攻撃のバリエーションは増える。

 投手陣にも光は差した。7回からの継投では、勝ちパターンの“最終テスト”を実施。8回1死二塁のピンチは、森福がピシャリ。9回1死から谷岡も、打者2人を無安打に抑えた。山口鉄、田原が不安定な中、左の池田とともに新人の台頭はうれしい誤算。指針である「新化」の通り、化学反応が起きそうだ。

 キャンプから、若手にレギュラー獲りのチャンスを与えてきた。「勝てる選手だけを選ぶ」と話していた通り、この日で辻、宇佐見、田原の2軍降格が濃厚。クルーズも外国人枠の問題でファームからスタートする。「オープン戦では結果が出なかったけど、実績のある選手たちだから、また違ってくると思う」というベテラン陣と若手が融合し、日本一奪回へと舵を取る。

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