◆ＷＢＣ ▽１次リーグ・プールＢ 日本７―１中国（１０日、東京ドーム）
侍ジャパンはＷＢＣ奪還へ、１次リーグを初の３連勝で飾った。
侍打線は１回１死三塁から、３番・山田の右犠飛で先制に成功。山田は「打球が浅かった」と話すも、走者田中が好走塁。２回には正捕手・小林が左翼に本塁打を運び、３回は中田が、２試合連発となる２ランで５点目。さらに、７回には相手のミスで２点を加えた。
先発の武田は３回、２死を奪うも、四球から連打を浴び失点し、なおも２死一、三塁のピンチも中国のナ・チュワンを３ゴロに打ち取り最少失点で乗り切った。４７球を投げ、３回４安打３奪三振１失点で降板した。４回からは藤浪が登板し、５回には３者連続三振の好投。６回からは増井―松井―平野―秋吉が無失点リレーを見せた。
小久保監督「これだけの声援を頂いて、第１ラウンド３連勝で終えて本当にありがとうございました。初戦が大事だと思って入った中、声援をプレッシャーとするんじゃなく、力にかえて選手が頑張ってくれた。初めての登板の松井もしっかり投げたし、中継ぎ陣が良かった。（３連勝は）意識しはなかった。あさってから厳しくなる、全身全霊で目の前の試合を取っていきたい。声援宜しくお願いします」
中田「追加点がほしかったので、行ってくれと思った。（感触は）あまり良くなかったけど、皆さんの声援で行ってくれました。プレッシャーは大きいですけど、皆さんの声援が力に変わっています。ありがとうございます」
小林「思いっきりいけた結果。皆さんの声援のおかげです。チームの雰囲気も凄くいいので、自分の仕事をするだけ、２次ラウンドもしっかりバント決められるように頑張ります。世界一に向けて負けられる試合はない。これからも声援お願いします」