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【巨人】重信、9戦8盗塁成功率100% 開幕2番スタメンへアピール

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↑1回1死一塁、二塁への盗塁を決めた一塁走者の重信

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↑6回2死、中前安打を放つ重信

 ◆オープン戦 日本ハム3―0巨人(5日・札幌ドーム)

 各地のオープン戦で早大出身選手が話題をさらった。開幕1軍を目指す巨人の重信(15年ドラフト2位)は日本ハム戦(札幌D)で、早くも実戦8個目の盗塁。日本ハム・斎藤(10年1位)は1回を投げ無失点。甲子園では阪神・鳥谷(03年自由枠)が二塁手として“再出発”した。

 瞬時にトップスピードに乗った。重信の足が、あっという間に得点機を生み出した。初回、敵失で出塁すすると、次打者の2球目にスタート。鋭いスライディングで二盗に成功し「決められて良かった」とクールに振り返った。実戦9試合で8盗塁。開幕2番スタメンに向け、この日も足でアピールした。

 1年目の昨季に比べ、自信と余裕を持って盗塁を企図している。「“やみくも”とまでは言わないけど、去年は勢いで走っていた」。今季は投手のモーションを早々とつかむことに加え、「カウントを考えながら積極的に走れている」。8度走りすべて成功。100%の成功率が成長を物語る。

 超人的スピードは、バッテリーだけでなく、相手野手にも圧力をかけている。この日は一塁手がベースカバーの投手に悪送球して出塁した。重信の打席は、ここまでの実戦で3つの内野エラーを誘発している。俊足を意識した野手が処理を焦ってミスを犯すシーンが目立つ。

 「転がしさえすれば何かが起きる」という由伸監督の思惑通りの現象。6回に中前へ運び、オープン戦4試合連続安打としたが、重信は「打ったことより、2打席目の3球三振を反省したい」と神妙だった。最大の武器を生かすため、高い意識でアピールを続けていく。

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