◆練習試合 日本ハム―楽天（２１日、名護）
日本ハムの斎藤佑樹投手（２８）が２１日、楽天との練習試合（沖縄・名護）に４点リードの４回から２番手で登板したが、乱調した。
４回はいきなり先頭のウィーラーを左肩付近への死球で歩かせると、続く今江はショートへの平凡なゴロで打ち取ったかに見えたが、遊撃・石井が捕球できずに無死一、三塁とピンチを広げた。すると背番号１の右腕は楽天打線の勢いを止めることが出来ず、島内、聖沢、三好、足立に４連打を浴びて３失点。その後は無死満塁から２つの内野ゴロで打ち取ってピンチを切り抜け、リズムをつかんだかに見えた。
だが、５回も先頭の銀次に右中間を破る二塁打を許すと、代打のアマダーに左翼席への逆転２ランを浴びた。２回７安打５失点で降板。前日の２０日には開幕ローテ入りへ「（求めるものは）結果ですね。本当に勝負なんで」と意気込んでいたが、ホロ苦い結果となった。
昨年は未勝利に終わった斎藤。背番号も１８から１に変わり雪辱に燃えていた。この試合までの実戦２試合では計４回を投げ、自責点０。順調にアピールをしていた。