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【巨人】岡本、DeNA筒香流シンプル打法!無駄はぶいて強振

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↑岡本の現在(中央)と、16年の筒香(左)、16年の岡本(右)の構え

 巨人の岡本和真内野手(20)が18日、2017年版、筒香流のシンプル打法を披露した。昨季終了後、プエルトリコのウィンターリーグ(WL)に参加。現地で「無駄を省け」と指導されたことから、余計な動きがない構えを心がけている。DeNA・筒香が15年オフのドミニカ共和国WLに参加し、無駄を省いたフォームに改良した結果、本塁打と打点の2冠に輝いたように、中南米仕込みの打撃で飛躍を目指す。

 リラックスした状態から強烈な打球を連発した。岡本のバットは、最初に構えた位置から振り出すまで、わずかに動くだけだった。G球場の室内練習場で行ったマシン打撃。「センター中心に打ちました。内角にきたら思い切り(体が)回るようにしています」とコースに逆らわず、広角に打ち分けた。タイミングを取る間、無駄な動きがない。シンプルなフォームは、中南米仕込みのものだった。

 昨季終了後、プエルトリコWLで武者修行した。現地では、元ダイエーのペドロ・バルデス打撃コーチらから「無駄をなくせ」と指導された。「シンプルに、無駄を省けるように取り組みました」。バットの動きを最小限にすることを意識した結果、グリップの位置が下がり、34試合で打率2割5分7厘。本塁打は出なかったが、動く速球が多い外国人投手との対戦で、対応力は確実に上がった。

 中南米、ウィンターリーグ、シンプル打法―。全てに共通するのがDeNAの筒香だ。15年オフにドミニカ共和国WLに参戦。右足を大きく上げる打法で苦戦し、途中からノーステップ打法に挑戦した。「少しも無駄な動きがあったら打てない」と構えてからほとんどバットの位置を動かさない打法を現地で習得し、昨季44本塁打、110打点で2冠に輝いた。岡本も飛躍を期待せずにはいられない。

 昨年は1軍で10打数1安打。今季は三塁だけでなく、左翼にも挑戦してレギュラーを目指す。12月下旬に帰国後も「海外に行って上半身が細いと感じた」と母校の智弁学園高でトレーニングを継続。結婚して自覚も増した。「これ以上、同じことをしていたら、新しい人が入ってきて試合に出られなくなる。しっかり頑張ります」。筒香流のシンプル打法で球団が、ファンが待ち望んだ和製大砲への道を歩む。

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