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伊東氏、星野氏、平松氏らが新たに野球殿堂入り

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↑殿堂入りが決まり、展示された自身のユニホームの横で写真に収まる(左から)伊藤勤氏、星野仙一氏、平松政次氏

 2017年の野球殿堂入りが16日、都内の野球殿堂博物館で発表された。プレーヤー表彰で現ロッテ監督の伊東勤氏(54)が、エキスパート表彰で現楽天副会長の星野仙一氏(69)、平松政次氏(69)が新たに殿堂入り。特別表彰委員会からは郷司(ごうし)裕氏(享年74)、鈴木美嶺(みれい)氏(享年70)がそれぞれ選出され、新たに殿堂入りとなった。野球殿堂入りはこれで197名人となった。

 プレーヤー表彰の伊東氏は有効投票数333票のうち、79・6%に当たる265票を集めて、捕手としては史上4人目の殿堂入り。堅守と巧みなリードで投手陣を引っ張り、ベストナイン10回、捕手では最多となるゴールデン・グラブ賞11回を獲得するなど、80年代~90年代の西武の黄金時代を支えた。

 エキスパート表彰で有効投票数112票のうち、88票(78・6%)を集めた星野氏、同じく84票(75・0%)を集めた平松氏は、同表彰が制定された08年以降で初の2人同時選出となった。

 また特別表彰部門ではアマチュア野球の審判員として多大な貢献を果たした郷司氏、野球規則の編纂に尽力した鈴木氏は有効投票数14のうち、ともに12票(85・7%)を集めて選出となった。

 プレーヤー表彰は現役を引退したプロ野球選手で、引退後5年以上経過した人の中から以降15年間が選考対象となる。エキスパート表彰は現役を引退したプロ野球の監督、コーチで引退後6か月以上経過した人か、現役を引退して21年以上経過した人が対象となる。

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