↑映画「本能寺ホテル」で戦国時代にタイムスリップした現代人女性を演じた綾瀬はるか
女優の綾瀬はるか(31)が主演映画「本能寺ホテル」で戦国時代にタイムスリップする現代人の女性を演じた。昨夏の撮影で本能寺の変を“体感”し「織田信長のことが好きになりました!」と振り返った。今年の目標は「料理と英語の勉強。30代のうちに海外留学したい」。結婚については「願望はありますよ。35歳ぐらいまでにはできたらいいな」と語った。
09年のTBS系ドラマ「JIN―仁―」で、幕末にタイムスリップした医師を支える看護師を好演した綾瀬が、今度は戦国時代にタイムスリップした。織田信長が明智光秀に謀反を起こされた「本能寺の変」。会社が倒産し、求職中の主人公・繭子(綾瀬)が、その前日にタイムスリップ。信長に運命を伝えようと奔走する歴史エンターテインメントだ。
「繭子は、現代にいる時は何をしたいか分からなくて悩んでいるけど、戦国時代に行く度に、本当の自分を見つけて成長していくんです。戦国時代の状況って想像するしかないので、監督と相談しながら、繭子という人物ならどうするだろうと、常に考えて演じました」
撮影は昨年7~8月、京都を中心に行われ、本能寺が焼け落ちるシーンは、実際にオープンセットに火が付けられた。
「本物の火に囲まれて、スタッフの方がどんどん火を付けていくんです。聞いてはいたんですけど、京都は本当に暑くて。火のシーンはめっちゃ大変でした」
猛暑に加え、天敵は2種類の昆虫だったという。
「セミの鳴き声がすごくうるさくて。3000匹ぐらいいたんじゃないかな。声が聞こえなくて、セミが鳴きやむのを待つ『セミ待ち』があったほどなんです。あとはブヨ。お寺での撮影が多かったから、すごい多かった。私も8か所ぐらい刺されて、すごい腫れました」
信長役を演じる堤真一(52)とは映画「プリンセス・トヨトミ」「海街diary」などでも共演。「おいちゃん」と呼ぶ仲の良さだ。
「ずっと変わらず大阪のおじちゃんって感じ。ひょうきんで現場を面白くしてくださるので、現場はいい雰囲気でした。私が言うのもなんですけど、どの作品を見ても、いいところにいつも出てくる印象があります。あと堤さんは、声が渋いんですよ」
昨年は同作や連ドラの撮影のほか、「高台家の人々」「海賊とよばれた男」などの映画出演作が公開。大忙しの1年だった。
「作品に携わってる時間がほとんどでした。秋ぐらいまでずっと忙しくて。もうちょっと休みがあったらいいなとは思うけど、ありがたいですよね」
今年も21日にはNHK「精霊の守り人 悲しき破壊神」(土曜・後9時)がスタート。しばらく忙しい日々が続く。
「やりたいことはいろいろとあるんですよ。料理や英語をもっと勉強したりとか。できたら、30代のうちに海外留学したいんです。前に1回、カナダのトロントに3週間ぐらい行ったことがあるんです。今は中途半端で、3歩進んで2歩下がるって感じなので、10歩まで行きたい。ペラペラじゃなくても、お母さんを旅行に連れていっても困らないぐらい、話せるようになりたいんです」
00年に芸能界入りしてから16年。ブレイクまでには4~5年かかったが、以後は順調にステップアップしてきたように見える。
「足りないことも多いけど、自分なりに目の前にあることは頑張ってきたような気はします。よく頑張ってるね~って感じかな」
30代を迎えたが、以前から抱いていた結婚願望は消えていない。
「30代でしたいですね。20代の頃、だんだん願望の年齢が上がってくよって聞いて、へぇ~って思ってたけど、今は気持ちが分かる。35歳までにはできたらいいなって、ぼんやりは思ってるけど、あまりハッキリしたイメージはないですね。結婚するなら? 信長みたいに筋が通っていて、真面目で、ユーモアもあるといいな」
◆綾瀬 はるか(あやせ・はるか)1985年3月24日、広島県生まれ。31歳。2000年、第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。芸名は公募で決定。01年に日本テレビ系「金田一少年の事件簿」で女優デビュー。04年「雨鱒の川」で映画初主演。主な出演作にドラマ「ホタルノヒカリ」「八重の桜」、映画「海街diary」など。13、15年のNHK紅白歌合戦では紅組司会を務めた。身長165センチ、血液型B。
◆本能寺ホテル 婚約者の親に会うために京都に来た倉本繭子(綾瀬)はふとしたきっかけで路地裏にたたずむ「本能寺ホテル」にチェックイン。実は戦国時代とつながる不思議なホテルで、エレベーターを降りると、繭子は1582年の本能寺にタイムスリップ。天下統一目前の織田信長(堤)と出会う。現代と戦国時代を何度も行き来するうち、繭子は信長の人間性にひかれ、ある行動に出る―。
↑「本能寺ホテル」の一場面
女優の綾瀬はるか(31)が主演映画「本能寺ホテル」で戦国時代にタイムスリップする現代人の女性を演じた。昨夏の撮影で本能寺の変を“体感”し「織田信長のことが好きになりました!」と振り返った。今年の目標は「料理と英語の勉強。30代のうちに海外留学したい」。結婚については「願望はありますよ。35歳ぐらいまでにはできたらいいな」と語った。
09年のTBS系ドラマ「JIN―仁―」で、幕末にタイムスリップした医師を支える看護師を好演した綾瀬が、今度は戦国時代にタイムスリップした。織田信長が明智光秀に謀反を起こされた「本能寺の変」。会社が倒産し、求職中の主人公・繭子(綾瀬)が、その前日にタイムスリップ。信長に運命を伝えようと奔走する歴史エンターテインメントだ。
「繭子は、現代にいる時は何をしたいか分からなくて悩んでいるけど、戦国時代に行く度に、本当の自分を見つけて成長していくんです。戦国時代の状況って想像するしかないので、監督と相談しながら、繭子という人物ならどうするだろうと、常に考えて演じました」
撮影は昨年7~8月、京都を中心に行われ、本能寺が焼け落ちるシーンは、実際にオープンセットに火が付けられた。
「本物の火に囲まれて、スタッフの方がどんどん火を付けていくんです。聞いてはいたんですけど、京都は本当に暑くて。火のシーンはめっちゃ大変でした」
猛暑に加え、天敵は2種類の昆虫だったという。
「セミの鳴き声がすごくうるさくて。3000匹ぐらいいたんじゃないかな。声が聞こえなくて、セミが鳴きやむのを待つ『セミ待ち』があったほどなんです。あとはブヨ。お寺での撮影が多かったから、すごい多かった。私も8か所ぐらい刺されて、すごい腫れました」
信長役を演じる堤真一(52)とは映画「プリンセス・トヨトミ」「海街diary」などでも共演。「おいちゃん」と呼ぶ仲の良さだ。
「ずっと変わらず大阪のおじちゃんって感じ。ひょうきんで現場を面白くしてくださるので、現場はいい雰囲気でした。私が言うのもなんですけど、どの作品を見ても、いいところにいつも出てくる印象があります。あと堤さんは、声が渋いんですよ」
昨年は同作や連ドラの撮影のほか、「高台家の人々」「海賊とよばれた男」などの映画出演作が公開。大忙しの1年だった。
「作品に携わってる時間がほとんどでした。秋ぐらいまでずっと忙しくて。もうちょっと休みがあったらいいなとは思うけど、ありがたいですよね」
今年も21日にはNHK「精霊の守り人 悲しき破壊神」(土曜・後9時)がスタート。しばらく忙しい日々が続く。
「やりたいことはいろいろとあるんですよ。料理や英語をもっと勉強したりとか。できたら、30代のうちに海外留学したいんです。前に1回、カナダのトロントに3週間ぐらい行ったことがあるんです。今は中途半端で、3歩進んで2歩下がるって感じなので、10歩まで行きたい。ペラペラじゃなくても、お母さんを旅行に連れていっても困らないぐらい、話せるようになりたいんです」
00年に芸能界入りしてから16年。ブレイクまでには4~5年かかったが、以後は順調にステップアップしてきたように見える。
「足りないことも多いけど、自分なりに目の前にあることは頑張ってきたような気はします。よく頑張ってるね~って感じかな」
30代を迎えたが、以前から抱いていた結婚願望は消えていない。
「30代でしたいですね。20代の頃、だんだん願望の年齢が上がってくよって聞いて、へぇ~って思ってたけど、今は気持ちが分かる。35歳までにはできたらいいなって、ぼんやりは思ってるけど、あまりハッキリしたイメージはないですね。結婚するなら? 信長みたいに筋が通っていて、真面目で、ユーモアもあるといいな」
◆綾瀬 はるか(あやせ・はるか)1985年3月24日、広島県生まれ。31歳。2000年、第25回ホリプロタレントスカウトキャラバンで審査員特別賞を受賞し芸能界入り。芸名は公募で決定。01年に日本テレビ系「金田一少年の事件簿」で女優デビュー。04年「雨鱒の川」で映画初主演。主な出演作にドラマ「ホタルノヒカリ」「八重の桜」、映画「海街diary」など。13、15年のNHK紅白歌合戦では紅組司会を務めた。身長165センチ、血液型B。
◆本能寺ホテル 婚約者の親に会うために京都に来た倉本繭子(綾瀬)はふとしたきっかけで路地裏にたたずむ「本能寺ホテル」にチェックイン。実は戦国時代とつながる不思議なホテルで、エレベーターを降りると、繭子は1582年の本能寺にタイムスリップ。天下統一目前の織田信長(堤)と出会う。現代と戦国時代を何度も行き来するうち、繭子は信長の人間性にひかれ、ある行動に出る―。
↑「本能寺ホテル」の一場面