西川は株式会社 突風の代表取締役として記者陣に挨拶し、パワーポイントを用いながら会社を設立するまでの経緯や企業理念を解説していく。彼は具体的な施策として、T.M.R.の代表曲である「HOT LIMIT」の衣装を「ホットリミットスーツ（簡易版）」として販売することを発表。ハロウィンパーティやクールビズといったさまざまなシーンで、この衣装がコミュニケーションを生み出す装置になり得ると力説した。このほか地域経済のさらなる活性化を目的に、西川自身の画像素材を滋賀県内の企業に向けて無償で提供することなどが明かされた。
西川貴教から任命書を受け取る高橋みなみ。
西川貴教から名刺を受け取る森永卓郎。
またこの事業説明会では、会社の特別顧問として高橋みなみ（AKB48）が登壇。西川から任命書と株式会社 突風の名刺を受け取った高橋は「AKB48での総監督としての心構えだったり、考え方だったりが会社のために役に立つのかまだわからないのですが、一生懸命自分なりに考えて会社を発展させていきたい」とコメントした。さらに会社の相談役に森永卓郎が就任することも発表され、ステージに登場した彼は西川から名刺を受け取った。
説明会の後半で、西川は会社の初年度の売り上げ目標を2億円に設定したことを報告。続けて自身が主催するライブイベント「イナズマロック フェス」開催に伴う地域の活性化やT.M.R.の活動により、株式会社 突風には約100億円の経済波及効果があると説明すると、森永は「100億円は地に足の着いた数値である」と分析した。最後に西川は「なかなか日の当たる場所ではなかった滋賀県ですが、その場所で我々ができることをしていきます。地域から日本を元気にすることでますます日本を（世界に）アピールできるものにしたい」と力強く話し、事業説明会の幕を閉じた。