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賭博常習者B氏が証言「巨人一軍投手陣と“高校野球賭博”をしていた」

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[写真]会見で涙を見せた高木

読売巨人軍の野球賭博問題に関して、NPB(日本野球機構)調査委員会から野球賭博常習者と認定された、飲食店経営者のB氏が週刊文春の取材に応じた。

 巨人が昨年11月の調査報告で発表した、所属選手たちによる高校野球に関する賭博に関して、B氏は「昨年の夏の甲子園大会では、私も参加していた」と語る。

「他にやっていたのは笠原将生君(25)や高木京介君(26)など十数人で、全員が一軍の投手でした。私は笠原君を通して参加しました」

 この賭博に詳しい巨人軍関係者が解説する。

「参加者は一人最大で4チームをくじで引いて選び、1チームにつき1万円を賭けます。夏の出場校は49チームですので、まず49万円が集まります。さらに、罰金の規定があり、自分が引いたチームがサヨナラ負けや完封負け、10点差以上の負けで敗退すると、追加で1万円を支払わなければいけないのです。そのほかにも、延長戦や雨天順延でも罰金が発生します。

 それで、参加者のうち、ベスト4を引いた人に5万円、準優勝には10万円が渡され、優勝チームを引き当てた人が残りを総取りできるというルールでした」

 B氏が続ける。

「私は仙台育英高校を引いたので、準優勝したんです。たしかに笠原君を通して、10万円受け取りました」

 B氏の証言が事実なら、野球協約違反の疑いがある。複数の一軍投手の名前を挙げて読売巨人軍広報部に質問すると、こう回答した。

「複数の球団所属選手らに確認したところ、いずれも『そのようなことは知らない』と回答しました。高木京介選手も『全く知らない』と語っており、NPBの調査委員会に問い合わせても『全く把握していない話』だということでした。

 以上のとおり、B氏が関わっていたということがありえない以上、野球協約違反の問題は生じえないと考えています」

 この回答を受け、B氏本人や笠原氏などに確認をしたのか再度問い合わせたところ、締め切りまでに回答はなかった。

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