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【巨人】陽に背番号「2」提示!日本ハムから移籍し優勝の“ガッツ”ナンバー

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↑巨人で背番号「2」が濃厚となった陽(写真は合成)

 巨人が、日本ハムから国内FA権を行使した陽岱鋼外野手(29)に対し、背番号「2」を提示していることが8日、分かった。獲得を目指していたオリックスに断りが入るなど巨人入団は決定的な状況だが、小笠原道大(現中日2軍監督)が背負ったナンバーを提示し、熱意を示した形だ。陽との交渉が合意に達した場合、現在「2」をつける脇谷亮太内野手(35)は、今季限りで引退した鈴木尚広さん(38)が背負った「12」を継承する見通しだ。

 センターライン強化のカギを握る陽岱鋼に、巨人が背番号「2」を用意した。日本ハムで13年から背負ってきた「1」は、巨人では王貞治氏(ソフトバンク球団会長)の永久欠番。球界屈指の外野手に対し、複数の候補から、愛着のある「1」に最も近い数字を提示したとみられる。

 巨人の背番号「2」と言えば、古くは広岡達朗、80年代には「青い稲妻」松本匡史、90年代中盤からは元木大介らが長期にわたって背負った。最近では、日本ハムからFA移籍した小笠原道大(現中日2軍監督)が鮮烈な輝きを放った。移籍1年目の07年から打率3割1分3厘、31本塁打、88打点をマーク。06年まで4年連続V逸と低迷期にあったチームを一気に優勝へと導き、2年連続MVPに輝いた。

 まさに優勝請負人となり、その後も打線を引っ張ったガッツと同じく、陽は日本ハムから移籍を前提にFA宣言。6日には獲得に乗り出していたオリックスに断りの連絡を入れるなど、巨人入りが決定的な状況となっている。4日に正式オファーを表明した巨人は、3年総額10億円以上の好条件を提示し、背番号でさらなる熱意を示した形。入団が決まれば、かつての小笠原のようなMVP級の活躍が期待される。

 陽の獲得が決定した場合、現在2番をつける脇谷は、今季限りで現役を引退した鈴木尚広氏が背負った「12」に変更される見込み。3年ぶりに古巣に復帰した今季は右足首の骨折明けということもあり、打率1割5分7厘、0盗塁と不本意なシーズンとなった。10年に28盗塁をマークした実績もあり、来季に向けては「スピードを戻したい」と気合十分。代走の切り札として何度もチームを救い、ファンに愛された尚広さんがつけてきた「12」で再起を図る。

 陽との交渉について、巨人の堤GMは「年内にはいい報告ができれば」と話している。獲得は秒読み段階とみられ、「巨人・陽岱鋼」の年内誕生を目指している。順調に入団が決まれば、走攻守に抜群のルックスも兼ね備えた台湾のスターは、真新しい巨人の背番号「2」のユニホームに袖を通すことになりそうだ。

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