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【巨人】坂本、ノルマ&自身初の「目標」打率3割3分以上100打点

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↑ヤナセ・ジャイアンツMVP賞の贈呈式でスイングを披露する坂本

 巨人・坂本勇人内野手(27)が5日、都内で「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」を受賞した。来季100打点&打率3割3分以上を目標に掲げ「僕らがしっかり打たないと、新しい人が入っても厚みが出ない」と決意した。チームには元楽天のケーシー・マギー内野手(34)が入団。日本ハムからFA宣言した陽岱鋼外野手(29)の獲得にも乗り出している。主将は、厚みが増す打線を先導する覚悟だ。

 輝きを放つ高級車を目に、坂本の闘志がうなりを上げた。

 「(打率3割3分を目標にスタートした)今年は3割4分4厘打つことができたので、来年もまずは3割3分以上を目標にやっていきたい。一度も100打点にいったことがないので、そこも目標の一つです」

 今季は首位打者&最高出塁率に加え、ベストナインや初のゴールデン・グラブ賞を獲得。「2016 ヤナセ・ジャイアンツMVP賞」に輝き、ヤナセ社から「メルセデス・ベンツ C180」(車両本体価格436万円)を贈られた。個人としては納得の成績だったが、来季のV奪回へ、さらなる高みを目指すと宣言した。

 チームはマギーと契約合意しただけでなく、陽岱鋼の獲得にも乗り出している。入団が実現すれば、大黒柱の阿部や、今季25本塁打&81打点でチーム2冠の村田でさえ、レギュラー安泰ではなくなるだろう。大型補強により、厳しいチーム内競争を経て、ベンツのように重厚感のある打線となりそうだ。だからこそ主将は気持ちを引き締めた。

 「まず僕らがしっかりしないといけない。今年みたいに打てなかったら、誰が来ても意味はない。僕らが打って、そこに新しい人が入ってくれば、厚みは出ると思います」

 補強で選手層が厚くなることに感謝しつつ“ベンツ打線”を機能させるのは、生え抜きである自分たちの仕事だと強調した。投手陣でも山口俊と森福が入団した。

 「チーム力は間違いなく上がると思う。あとは僕らがしっかりやるだけ」

 ヤナセ賞は来年が30回目。同社の井出社長からは、チームが優勝すれば「Eクラス」以上へのグレードアップも示唆された。

 「(最近は)巨人の選手で2年連続で受賞した選手はいないとのことなので、来年は優勝して、僕が受賞できるように頑張ります」(尾形 圭亮)

 ◆ヤナセ・ジャイアンツMVP賞 巨人がレギュラーシーズンで3位以上だった場合、年間で最もチームに貢献した選手に贈られる。賞品の、ヤナセ社が扱う高級乗用車は、順位に応じてランクが変わる。基本的には1位がメルセデス・ベンツのEクラス、2位が同Cクラス、3位が同Aクラス。1985年の第1回受賞者はクロマティ。最多受賞は松井秀喜の4度。91年は該当なし。05、06年は表彰対象順位外。

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