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【巨人】王さん、原さんらOBが台湾で野球教室、場を盛り上げたのはやはり、中畑清氏だった

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↑グラウンドで待つ生徒に向かって応援歌に乗って登場した(前列左から)篠塚和典氏、原辰徳氏、王貞治氏、中畑清氏ら巨人軍OB

 巨人OB選抜と台湾OB選抜のチャリティー試合(20日・台中インターコンチネンタル球場)に出場する巨人OBが19日、台中日本人学校で野球教室を行い、中畑清氏が「キヨシ節」をさく裂させて子どもたちの大爆笑を誘った。

 王貞治氏、原辰徳氏ら豪華な顔ぶれが集結した野球教室。ここで司会を任されたのが、スポーツ報知評論家の水野雄仁氏。100人を超える子どもたちを前に水野氏が「徳島県出身の水野です。51歳です」とあいさつ。きょとんとする少年少女の様子に、すかさず中畑氏が「おいおい!ピッチャーですとかポジションを言えよ」と突っ込みを入れた。水野氏が「わ、わたし、ピッチャーです」と指示通りに説明すると、大笑いが起きた。

 中畑氏の“ファインプレー”で場の雰囲気が和むと、水野氏が選手紹介を開始。今回の監督を務めるOB会長の柴田勲氏について「あしたは赤い手袋をして采配してくれます!」と声を弾ませるも、会場はシーン。柴田氏は現役時代、赤い手袋がトレードマークだったとはいえ、台湾で生活する子どもたちにはなじみがなかったようで、水野氏は「あれ?誰も知らないですね」と頭をかくと、その様子が子どもたちに大ウケ。再び大きな笑いに包まれた。

 水野氏の軽妙な司会進行の後、子どもたちはグラウンドに散り、中畑氏は打撃指導。原氏はノックを指導し、鹿取義隆氏は投球指導を行うなどレジェンドから野球を教わり、現地の子どもたちにとって夢のような時間となった。

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