12球団がセレモニーに最も力を入れる試合といえば「ホーム開幕戦」ではないでしょうか。
日本シリーズやCSと違い、ホーム開幕戦(本拠地開幕戦)は全球団平等に与えられる晴れの舞台。ならばそんな貴重な試合における「始球式」の人選は、その球団の個性や経営方針を表すだけでなく、その後のシーズンを占うとても大切なものといえるのではないでしょうか。
そこで今回は「12球団始球式 勝手に格付けチェック」と題して、記念すべきホーム開幕戦の始球式に登場した“真の開幕投手たち”を、強引に実際の戦力としてランク付け。各球団の起用センスを判定してみたいと思います。
アスリート、芸能人、文化人、政治家、馬
まずは全12球団のホーム開幕戦始球式の人選をご覧ください。ここより先は彼らを「選手」として扱います。
(T.M.Revolution)、福岡ソフトバンク・生駒里奈選手(乃木坂46)、千葉ロッテ・土屋太鳳選手(女優)、東北楽天・藤原紀香選手(女優)の4人が始球式を務めました。
また、北海道日本ハムは宇宙飛行士の毛利衛選手を起用。これは毛利氏が北海道余市町出身なことに加え、セレモニー全体が宇宙をテーマにしていたことが関係しています。そして政治家枠としては広島・松井一實選手(広島市長)が2年連続の登板を果たしました。
最後に横浜DeNAですが。じつはホーム開幕戦において始球式そのものがありませんでした。「壮大な演出の流れを止めてしまうから」という理由だそうですが、勝手に戦力分析しようという当企画において不戦敗というのも味気ない。そこで今回は、開幕セレモニーで真っ先にグラウンドに登場した「馬」を戦力として、論考を進めたいと思います。
↑選手適正ランキング
この「選手適正ランキング」は“いま彼らをドラフトで指名するとしたら?”という観点で順位付けしました。年齢などによる補正は一切せず、実際の始球式での投球内容やプロフィールを参考に判断しています。
監督適正ランキング
ここまで選手としての適正をみてきましたが、チームの指導者だって立派な戦力です。そこで各始球式選手の監督としての適正も見てみましょう。
↑総合的にみると……
各ランキングの1位=12点、2位=11点、3位=10点………最下位=1点として総合順位を計算すると、以下の結果となりました。
1位:杉下茂(中日)20点
2位:神野大地(ヤクルト)、ホラニ(西武)18点
3位:桃田賢斗(巨人)、藤原紀香(楽天)16点
最下位:馬(DeNA)2点
ホーム開幕戦始球式のセンスから占えば、今年は中日ドラゴンズが優勝間違いなし。実際、杉下茂氏が登板した29日の試合は4対2で広島に勝利しています。いますぐ「杉下選手」、あるいは「杉下監督」のベンチ入りを検討すべきでしょう。
そして問題はDeNA。そもそもなぜこの論考に馬を入れたのか。第3戦始球式のダチョウ倶楽部選手ではダメだったのか。疑問が残ります。たぶん、こういうのを“当て馬”というのでしょう
スゴくおもしろい?
日本シリーズやCSと違い、ホーム開幕戦(本拠地開幕戦)は全球団平等に与えられる晴れの舞台。ならばそんな貴重な試合における「始球式」の人選は、その球団の個性や経営方針を表すだけでなく、その後のシーズンを占うとても大切なものといえるのではないでしょうか。
そこで今回は「12球団始球式 勝手に格付けチェック」と題して、記念すべきホーム開幕戦の始球式に登場した“真の開幕投手たち”を、強引に実際の戦力としてランク付け。各球団の起用センスを判定してみたいと思います。
アスリート、芸能人、文化人、政治家、馬
まずは全12球団のホーム開幕戦始球式の人選をご覧ください。ここより先は彼らを「選手」として扱います。
(T.M.Revolution)、福岡ソフトバンク・生駒里奈選手(乃木坂46)、千葉ロッテ・土屋太鳳選手(女優)、東北楽天・藤原紀香選手(女優)の4人が始球式を務めました。
また、北海道日本ハムは宇宙飛行士の毛利衛選手を起用。これは毛利氏が北海道余市町出身なことに加え、セレモニー全体が宇宙をテーマにしていたことが関係しています。そして政治家枠としては広島・松井一實選手(広島市長)が2年連続の登板を果たしました。
最後に横浜DeNAですが。じつはホーム開幕戦において始球式そのものがありませんでした。「壮大な演出の流れを止めてしまうから」という理由だそうですが、勝手に戦力分析しようという当企画において不戦敗というのも味気ない。そこで今回は、開幕セレモニーで真っ先にグラウンドに登場した「馬」を戦力として、論考を進めたいと思います。
↑選手適正ランキング
この「選手適正ランキング」は“いま彼らをドラフトで指名するとしたら?”という観点で順位付けしました。年齢などによる補正は一切せず、実際の始球式での投球内容やプロフィールを参考に判断しています。
監督適正ランキング
ここまで選手としての適正をみてきましたが、チームの指導者だって立派な戦力です。そこで各始球式選手の監督としての適正も見てみましょう。
↑総合的にみると……
各ランキングの1位=12点、2位=11点、3位=10点………最下位=1点として総合順位を計算すると、以下の結果となりました。
1位:杉下茂(中日)20点
2位:神野大地(ヤクルト)、ホラニ(西武)18点
3位:桃田賢斗(巨人)、藤原紀香(楽天)16点
最下位:馬(DeNA)2点
ホーム開幕戦始球式のセンスから占えば、今年は中日ドラゴンズが優勝間違いなし。実際、杉下茂氏が登板した29日の試合は4対2で広島に勝利しています。いますぐ「杉下選手」、あるいは「杉下監督」のベンチ入りを検討すべきでしょう。
そして問題はDeNA。そもそもなぜこの論考に馬を入れたのか。第3戦始球式のダチョウ倶楽部選手ではダメだったのか。疑問が残ります。たぶん、こういうのを“当て馬”というのでしょう
スゴくおもしろい?