◆日本代表強化試合 日本３―７メキシコ（１０日・東京ドーム）
２０１７年開催の第４回ＷＢＣ（ワールド・ベールボール・クラシック）で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は、メキシコ代表との強化試合４連戦の第１戦で敗戦した。９人をつぎ込んだメキシコ投手陣に翻弄された。
初回に侍ジャパンが四球で先制。２回、３回はともに快音を響かせることができなかった。４回にメキシコ・ベルドゥーコが同点打。ここまで侍ジャパン打撃陣は安打を放つことができなかった。
５回からマウンドに上がった侍ジャパンの２番手・千賀は、キロスに勝ち越しの左中間ソロを浴びた。しかしその裏、筒香の中堅フェンス直撃の二塁打で同点に追い付いた。
千賀は６回に、中田の悪送球などがからみ２失点。８回に鈴木の適時打で再び１点差に詰め寄るも、２死二塁と一打同点の場面で送り出された代打・大谷は見逃し三振に倒れた。
９回には４番手・山崎が３失点。その裏、先頭の坂本が中前打で出塁するも、後続が打ち取られた。