↑2年連続25%ダウンから一転、58%アップの800万円でサインした阿知羅
中日の阿知羅(あちら)拓馬投手(23)が9日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季の507万円から293万円増の800万円でサインした。
ルーキーイヤーのオフから2年連続で減額制限いっぱいの25%減に甘んじていたが、初昇給を果たして「50%以上(58%)上げていただきました。自分の想像していた金額でした」と満足そうな表情を見せた。
3年目の今季は4月27日のDeNA戦(横浜)で1軍デビューを果たすなど、ビハインドでの中継ぎを中心に13試合に登板。勝敗はつかなかったが大崩れすることなく、防御率2・51の成績を残した。「変化球でカウントが取れて連続四球を出さなかったので、一度に2、3点取られることがなかった」と自賛した。
JR東日本から2013年ドラフト4位で入団し、14年の年俸は900万円だった。同年9月下旬に初めて1軍登録されたが1試合も投げることなく抹消され、結局登板なし。15年は減額制限いっぱいの25%減となる675万円で判を押した。同年も1軍で登板できず、今季も同様に25%減…では506万2500円となり端数が出るので、ほぼ制限いっぱい(24・89%減)の507万円で更改していた。「今年ダメなら普通に考えたらクビだろうと思っていた。それだけは避けたいと思って、キャンプをどう過ごすかを考えていた」と振り返った。
野本圭外野手(32)は現状維持の1300万円。「5、6月に代打でチームに貢献したと言っていただいた」とホッとした表情を浮かべた。さらに8日に松井佑が「何で平田が残留してるんですか」と飛ばしたブラックジョークを引き合いに、「何で平田が残ってるんですか…とかは言わないんで。ライバルだけどチームメート。力を合わせないと勝利をつかめない」とチーム一丸の戦いを呼びかけた。
武山真吾捕手(32)も現状維持の1200万円。「若手にチャンスを与えないようにしたい。目指すは(広島の)石原さんのような戦い方ですね」と経験を武器に第3捕手という立場からの飛躍を誓っていた。(金額は推定)
中日の阿知羅(あちら)拓馬投手(23)が9日、ナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉に臨み、今季の507万円から293万円増の800万円でサインした。
ルーキーイヤーのオフから2年連続で減額制限いっぱいの25%減に甘んじていたが、初昇給を果たして「50%以上(58%)上げていただきました。自分の想像していた金額でした」と満足そうな表情を見せた。
3年目の今季は4月27日のDeNA戦(横浜)で1軍デビューを果たすなど、ビハインドでの中継ぎを中心に13試合に登板。勝敗はつかなかったが大崩れすることなく、防御率2・51の成績を残した。「変化球でカウントが取れて連続四球を出さなかったので、一度に2、3点取られることがなかった」と自賛した。
JR東日本から2013年ドラフト4位で入団し、14年の年俸は900万円だった。同年9月下旬に初めて1軍登録されたが1試合も投げることなく抹消され、結局登板なし。15年は減額制限いっぱいの25%減となる675万円で判を押した。同年も1軍で登板できず、今季も同様に25%減…では506万2500円となり端数が出るので、ほぼ制限いっぱい(24・89%減)の507万円で更改していた。「今年ダメなら普通に考えたらクビだろうと思っていた。それだけは避けたいと思って、キャンプをどう過ごすかを考えていた」と振り返った。
野本圭外野手(32)は現状維持の1300万円。「5、6月に代打でチームに貢献したと言っていただいた」とホッとした表情を浮かべた。さらに8日に松井佑が「何で平田が残留してるんですか」と飛ばしたブラックジョークを引き合いに、「何で平田が残ってるんですか…とかは言わないんで。ライバルだけどチームメート。力を合わせないと勝利をつかめない」とチーム一丸の戦いを呼びかけた。
武山真吾捕手(32)も現状維持の1200万円。「若手にチャンスを与えないようにしたい。目指すは(広島の)石原さんのような戦い方ですね」と経験を武器に第3捕手という立場からの飛躍を誓っていた。(金額は推定)