↑ナインに胴上げされる栗山監督(中央)
◆SMBC日本シリーズ2016 ▽第6戦 広島4―10日本ハム(29日・マツダスタジアム)
札幌で3連勝して敵地に乗り込んだ日本ハムが広島を下し、2連敗から4連勝で10年ぶり3度目の日本シリーズ優勝を決めた。栗山英樹監督(55)は、指揮官として2度目の日本シリーズ挑戦で初めて栄冠をもぎ取り、8度宙を舞った。広島は32年ぶりの日本一を逃した。
以下、栗山監督の優勝監督インタビュー全文
―カープファンからも拍手があった
「今年1年、広島カープががんばって、カープのファンの皆さんが野球の流れを作ってくれた。どうしても日本シリーズをやりたいと思っていた。なかなかパ・リーグの方はチームを作ることができなかったんですけれど、最後の最後まで野球をやらせていただいて感謝しています」
―連敗からのスタートだった
「(第1戦、第2戦の)2連敗もそうですし、札幌の試合もどっちに転んでもおかしくない試合だったので…。今全て終わりましたけれど勝った実感がなくて、野球の難しさばっかりが心に残ったシリーズ。僕も選手達も勉強させてもらった。感謝しています」
―選手をほめてあげたい?
「選手たちはリーグ優勝の時も言いましたが、苦しいシーズンから最後大きく離されながらも諦めない。1試合ごとに選手達が成長している姿を実感できたんで、選手たちをほめてあげてください」
―苦しんだ中でつかんだ
「シーズンからクライマックス、日本シリーズ、選手たちは使い方含めていろんなことを思う選手たちもいたと思いますけれど、絶対に勝つんだということを自分に決めてやってきたんで、勝ちきって勘弁して欲しいと思います」
―武田勝の引退発表でチームがさらにまとまった?
「若いチームなので、とにかくみんなで前に進むしかない。一人一人がうまくならないと勝ちきれないチームなんで。日本一になりましたが、まだまだ途中なので明日からしっかり前に進んでいきます」
―同じく引退の黒田の力投もあったが?
「連敗した後、相手が黒田投手だったので選手たちが純粋に野球に入っていけるんじゃないかと思っていたんですけれど、黒田投手の力を借りてチームが立て直せたというところもあり、本当に尊敬していますし、できればもう1試合選手たちはやりたかったかもしれないですけれど、もう1試合あるとどうなるか分からないんで勘弁してください(苦笑い)」
―改めて日本一の思い
「正直、実感がわかないというかもう1回落ち着いて冷静に考えていきます。日本一になったことよりも一つ一つの試合に野球は面白いと思っていただけたならすごくうれしいし、それを求めてきたので本当に良かったです」
―ファイターズファンに向けて
「今年1年間本当にありがとうございました。今年は北海道にも災害が多くあって苦しんだ方もいたと思いますけれど、力になれたらうれしいです。本当に1年間ありがとうございました」
◆SMBC日本シリーズ2016 ▽第6戦 広島4―10日本ハム(29日・マツダスタジアム)
札幌で3連勝して敵地に乗り込んだ日本ハムが広島を下し、2連敗から4連勝で10年ぶり3度目の日本シリーズ優勝を決めた。栗山英樹監督(55)は、指揮官として2度目の日本シリーズ挑戦で初めて栄冠をもぎ取り、8度宙を舞った。広島は32年ぶりの日本一を逃した。
以下、栗山監督の優勝監督インタビュー全文
―カープファンからも拍手があった
「今年1年、広島カープががんばって、カープのファンの皆さんが野球の流れを作ってくれた。どうしても日本シリーズをやりたいと思っていた。なかなかパ・リーグの方はチームを作ることができなかったんですけれど、最後の最後まで野球をやらせていただいて感謝しています」
―連敗からのスタートだった
「(第1戦、第2戦の)2連敗もそうですし、札幌の試合もどっちに転んでもおかしくない試合だったので…。今全て終わりましたけれど勝った実感がなくて、野球の難しさばっかりが心に残ったシリーズ。僕も選手達も勉強させてもらった。感謝しています」
―選手をほめてあげたい?
「選手たちはリーグ優勝の時も言いましたが、苦しいシーズンから最後大きく離されながらも諦めない。1試合ごとに選手達が成長している姿を実感できたんで、選手たちをほめてあげてください」
―苦しんだ中でつかんだ
「シーズンからクライマックス、日本シリーズ、選手たちは使い方含めていろんなことを思う選手たちもいたと思いますけれど、絶対に勝つんだということを自分に決めてやってきたんで、勝ちきって勘弁して欲しいと思います」
―武田勝の引退発表でチームがさらにまとまった?
「若いチームなので、とにかくみんなで前に進むしかない。一人一人がうまくならないと勝ちきれないチームなんで。日本一になりましたが、まだまだ途中なので明日からしっかり前に進んでいきます」
―同じく引退の黒田の力投もあったが?
「連敗した後、相手が黒田投手だったので選手たちが純粋に野球に入っていけるんじゃないかと思っていたんですけれど、黒田投手の力を借りてチームが立て直せたというところもあり、本当に尊敬していますし、できればもう1試合選手たちはやりたかったかもしれないですけれど、もう1試合あるとどうなるか分からないんで勘弁してください(苦笑い)」
―改めて日本一の思い
「正直、実感がわかないというかもう1回落ち着いて冷静に考えていきます。日本一になったことよりも一つ一つの試合に野球は面白いと思っていただけたならすごくうれしいし、それを求めてきたので本当に良かったです」
―ファイターズファンに向けて
「今年1年間本当にありがとうございました。今年は北海道にも災害が多くあって苦しんだ方もいたと思いますけれど、力になれたらうれしいです。本当に1年間ありがとうございました」