◆ＳＭＢＣ日本シリーズ２０１６ ▽第３戦 日本ハム４ｘ―３広島＝延長１０回（２５日・札幌ドーム）
日本ハムがサヨナラ勝ちで今シリーズ初白星を挙げ、対戦成績を１勝２敗とした。
同点の延長１０回、２死一塁の場面で打席に大谷。カウント１―１からの３球目に一塁走者・西川が二盗を決める（大谷は空振り）。その直後、大谷が広島５番手・大世良から右前にはじき返し、西川が生還。劇的なサヨナラ勝ちで日本ハムが１勝を返した。
日本ハムは初回に１死一、三塁から中田の遊ゴロで先制したが、広島は２回にエルドレッドの３試合連続となる２ランを右翼席に放ち逆転に成功した。
今季限りでの引退を表明している広島先発の黒田は６回２死、大谷を打ち取った場面で、体の異変を訴え降板した。
１点を追う日本ハムは８回に２死一、二塁で中田が左前へ２点二塁打を放ち逆転に成功した。
広島は９回、日本ハム・谷元から先頭の鈴木に右越え三塁打。２死から安部が右前適時打を放ち同点に追いついていた。